松浦亜弥 コンサートツアー2008春 〜AYA The Witch〜 ハーモニーホール座間(2008.5.25 14:00/17:30) その2

これ(id:anomala:20080525#p1)の続きです。 二日目からグッズにライブ生写真が追加になっていますが、歌っている時の表情なんかは昔とそんなに変わらないですね。 見ていたら、2004 年春ツアー(私と私とあなた)のリストバンドに付いていた写真を思い出しました。 ということで、本ツアーには全然関係のない都内ハロショ限定のサービスカットを貼りつつ後半へ♪
あやや


□セットリスト(後半)
丁度真ん中らへんに AYA The Witch のコーナーがあります。 衣裳チェンジの時間を利用した小芝居(じゃないか)コーナー。 あややがはけた後、あやしい SE の流れる中、下手袖から杖をついた老婆の格好をした人物が登場して中央平台へ。 そこに上から鏡が降りてきて断末魔の悲鳴! その後は、あややの声だけで進行します。 導入部はこんな感じ。

昔々、AYA The Witch という、それはそれは美しい女の子がいました。
AYA The Witch は大勢の人とお話ができる、大きな不思議な鏡を持っていました。
AYA The Witch は衣裳チェンジの時間を使って、みんなにこんな事を聞いてみました。
鏡よ鏡よ鏡さん、この世で一番美しいのはだあれ?

これ、録音なのは最初だけで後は臨機応変ですね。 パターンが決まっているのでマンネリ化しそうですが「誰がなんと言おうと全公演やる」と宣言していました。 ただ、臨機応変に反応できる部分は割と自由な感じなんで、普通に笑えます(あややが「録音部分の反応が薄い」と言っていました)。 そいや、出てきたとたん「起きてんのか、おまえら!」とあややに怒られた回もありましたねw


MC3

  • 衣裳チェンジして再登場。 衣裳は、サイドに黒いラインが入った上下白のパンツルック+黒いタイ+帽子。
  • ここは M11 にからんだマジメなトークですね。 スペシャルオリンピックスについての説明だとか、この曲を歌うことになった経緯だとか。
  • この曲は10年、20年後に歌った方が良かったかもしれないと語っていて、やっぱりあややもそう思っているんだな〜と納得しました。

M11.きずな

  • ライブで聴けば多少印象が変わるかなと思っていましたが、そんなに変わらないかも。 歌そのものは上手いんだけれど、年齢からくる軽さが滲み出ていて、楽曲の持ち味をフルに引き出しているとは言えないなあ… 
  • 小難しい理屈抜きに、歌うことに意義があると捉えればいいのかな。

M12.ダブルレ インボウ

  • アレンジは去年のディナーショーとほぼ同じで、杉山さんのピアノ音色な Motif のみで静かに始まります。 後半の盛り上がる部分は、あややの歌唱とバンドの演奏+ライティングの演出がバッチリ決まって、めちゃくちゃ痺れます。 歌い終わった後の虹色のライティングも印象的。
  • 歌う機会が多かった分、こなれ具合が最高かも。 緩急のつけ方とか、声を張り上げる部分の伸びとか、言うこと無しですね。 本公演の聴きどころのひとつでしょう。 このパフォーマンスのせいで、余計 M11 の印象が薄くなってしまっている気さえします。

MC4

  • サラッと客席を煽った後、後半戦に突入〜。

M13.恋してごめんね

  • アレンジはオリジナル尊重路線です。 ベースで印象に残るフレーズとか、梶野さんちゃんと弾いていますね。 相沢さんのオルガン、キメのフレーズはそのまま弾いていますが、オブリや間奏のソロは割と自由な感じで、いかにもという雰囲気です。
  • コーラスの二人はバックダンサーを務めながらのコーラスで大変そう。
  • 途中であややがネクタイを結んでキメポーズ!というシーンがありますが、やや意味不明かも。 早結びってことかな? んが、くたびれたリーマンなら 3 倍のスピードで結べるぞw
  • 二日目夜にちょっとしたトラブルが。 イントロで相沢さんのオルガンが出遅れているのでどうしたのかな〜と見てみたら、スタッフが出てきてスコアをバタバタやっていたのでスコアを落っことしたのかも?

M14.奇跡の香りダンス。

  • 高尾さんのドラムをバックに、平台の上で衣裳チェンジ。 コーラスの二人が左右から上に着ている衣裳をひっぱると、青いミニのチア風衣裳に早変わり。
  • ひとしきりコール&レスポンスをやってからイントロに突入。
  • 初回はフリ無しで歌っていましたが、次からはちゃんとフリ付になっていましたね。 フリ無しだろうがなんだろうが、ヲタどもが勝手にやってるのを見て合わせてきたのかな。
  • 途中、バンドメンバー紹介があります。 ここでベースの梶野さんがネタを披露するので必聴! ラジオ体操の音楽を弾いて "腕を前から上に挙げない!" とか、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」のリフを弾いて "アンタ、あややに惚れてるね?" とか、アニメ版フランダースの犬のテーマ曲を弾いて "パトラッシュ!" とか、概ねしょうもないですがw
  • ピッチシフターをかませた菊池さんのソロはほぼオリジナルどおり。 高尾さん&梶野さんの刻むビートがすごく心地よいです。

M15.The 美学

  • 印象的なテーマは相沢さんのシンセブラス(VFX-SD)だったかな。 ここは本物のブラスセクションが欲しいところです。
  • コーラスの二人がバックダンサーを務めながらコーラスを。 
  • M14 同様に、最初途中のフリ無しだったのが次からはフリ付になっていましたね。 イントロのところとかパラパラのようなわかりやすいフリが付いていて当然ながらヲタどももマネしているわけですが、二日目夜だったか、この部分を思いっきり間違えて苦笑いというシーンもw
  • ステージの端っこの方(といってもサブセンター中央くらい)にも来ていたような気がします。
  • この曲も高尾さん&梶野さんの刻むビートがすごく心地よいです。

M16.Yeah! めっちゃホリディ

  • タイトルコールがもろにはるな愛ですねw 全体的にはるな愛風味です。 これを許せるかどうかでこのライブが楽しめるかどうかが決まる? 今さらちゃんとやっても面白くないナンバーなので、振り幅がでかくなるという点で大アリだと思いますが。
  • 見た目のコミカルさに笑ってしまいますが、ほぼオリジナルどおりのアレンジを生演奏でやっているのは聴きどころかも。 しかし、このノリにつき合わされているバンドの人達は大変そうだなあw
  • 歌い終わると速攻で下手袖にはけます。

〜 Encore 〜


M17.LOVE涙色

  • アンコール明けは、バンドの人達が先にスタンバイしてこの曲から。
  • 衣裳は、初日がオレンジ色の絞り模様のようなロングスカートにツアータイトルがプリントされた黄色いTシャツ(バンドメンバーは同じデザインで黒いTシャツ)。 二日目はTシャツがグッズにある「社長」ロゴのやつに変わっていました。 あややのだけロゴがキラキラしていたけど。 黄色の方がいろんな意味で良かったのにな〜、残念。
  • アレンジはオリジナル尊重路線です。 つうか、どの曲もオリジナル尊重路線だけど。 バンドの演奏が上手くてこなれている分、生演奏ならではの面白みは少ないかもしれません。

MC5

  • あらためてバンドの皆様に感謝の拍手。 二日目の夜は熱かったですね〜。
  • わたしのライブが日々のパワーになればというような主旨のお話も。

M18.YOUR SONG 〜青春宣誓〜(初日昼、二日目夜)
M18.可能性の道(初日夜、二日目昼)

  • 個人的に「YOUR SONG 〜」は聴きたかった曲のひとつなので、よかよか〜。 去年のディナーショーでも歌っていますが、ああいう大袈裟な構成(ゴスペルコーラス付)より、オリジナルに近い本ツアーのバージョンの方がいいですね。 ちなみに、菊池さんがエレガットを使うのはこの曲だけです。
  • ワタシは全然気がつかなかったけど、ヲタもだちによれば「可能性の道」の時に、花道上の壁に歌詞が投影されていたらしい。 おまえら歌えってことかなのかもしれませんが、はっきり言って、あややよりヲタの方が歌詞をちゃんと覚えていると思いますw
  • 「可能性の道」のアレンジはオリジナル尊重路線ですが、ギターが目立たないのでやや大人しい感じかな。 あややの歌声を堪能するのには何の問題もないです。

M19.笑顔に涙 〜THANK YOU! DEAR MY FRIENDS〜

  • 締めとしては定番の曲ですが、楽曲そのものの持ち味がラストを締めるのにピッタリなので良いですね。
  • サビのところ(手を振り始めるところ)で「みなさま、ご一緒に〜!」と煽っているけど、手を振るだけじゃなくて歌も一緒にってことなのかも? 手を振るだけなら放置していても勝手に振ると思います。

最後は、手をつないでバンザイをした後バンドメンバーとコーラスの二人が先にはけてから、あややが最後の挨拶をして終わり。 二日目だったか「みんな社長やな。違うの考えよう」と言っていましたが、さっそくグッズに「平社員」バージョンが追加されているようですね。 次はなんだろw


とりあえず、こんな感じです。 残りの公演も楽しみ〜♪