松浦亜弥 クリスマスディナーショー 2008 リーガロイヤルホテル広島(2008.12.21 20:00) その2

1ヶ月以上も前の現場な上に年をまたいで今さら感バリバリではありますが、放置するよりはマシかなということで、こちら(id:anomala:20081222#p1)の続きです。 面倒なので大阪公演(id:anomala:20081219#p1)の続きも強引にまとめつつ、セットリストに沿って軽く感想でも。 写真は終演直後のステージ(下手側)です。 左隅の黒いボックスはあやや用のモニタースピーカー。
松浦亜弥 ディナーショー リーガロイヤル広島


□セットリスト
フロアの照明が落ちてグレゴリオ聖歌みたいなのが厳かに流れる中、まずはミュージシャンのみなさまがステージに登場です。 準備が整ったところで M01 へ。


M01.MERRY X'MAS FOR YOU

  • アレンジはオリジナル尊重路線です。
  • なかなかレアなナンバーだけど、残念ながらワンコーラスのみ。 ムード作りみたいなもん?
  • かなりソフトに歌っていましたが、オリジナルほど儚げな感じではなかったですね。

M02.dearest.

  • いつもはラストの方に持ってきている気がしますが、いきなり2曲目です。
  • 相沢さんのピアノを中心としたシンプルなアレンジ。 って、お馴染みの感じかな。
  • 菊池さんが歌いながらギターを弾いていたのが印象的でした。 このナンバー、好きなのかも知れませんね。
  • 力みすぎず割とフラットな感じの歌い方でバックトラックにも馴染んでいたし、なかなかよろしかったです。

MC


M03.あなたの彼女

  • 大阪公演では「わたしの楽曲の中で "あなた" というタイトルがつく楽曲を」という前振りから。 本公演ではタイトルを言っていました。
  • 記憶が定かではありませんが、ライブで歌うのって2003年春ツアー "松リングPINK" 以来かな? いずれにしろ、えらい懐かしいナンバーで、ちょっとビックリです。
  • アレンジはオリジナル尊重路線でした。 シンセストリングスが厚めな感じ。
  • すごく丁寧に歌っていたような気がします。 あと、そこはかとなく滲み出る切なさが良かったですね。
  • コーラスもバッチリ。

M04.あなたに出逢えて

  • 菊池さんのクリーントーンなギターがやや大きめに聴こえるバランスだったけど、悪くはなかったですね。 間奏での、梶野さんのフレットレスベースによるソロもムードを盛り上げていました。
  • こういった軽やかな AOR 路線は、今のあややにすごく合っていると思います。 目一杯歌い上げずに、微妙なニュアンスをコントロールしつつ優しく歌う歌声は、文句なしに心地よいですね。
  • 歌い終わった後、「女性の方に、自分が射止めたいと思っている男性の前で歌って欲しい」と語っていました。 「使って」だそうでw

MC


M05.想いあふれて

  • コーラスの高柳千野さんが担当していたシンセストリングスは地味めでしたが、オリジナル尊重路線でした、とアルバム発売後だからこそ書けるw 菊池さんのアコースティク・ギターによる印象的なオブリなんかも、そのままでした。
  • 感情移入たっぷりの歌い方は、こういった狭い箱では一層染みるような気がします。 STB139 なんかもそうですね。

M06.BoomBoomBoom

  • こちらもオリジナル尊重路線でした、とアルバム発売(ry 菊池さんのアコースティク・ギターソロは構成にメリハリが足りなくて今ひとつだったかも。
  • モロにラテンなナンバーでノリノリなのは楽しいけど、歌そのものはイマイチピンとこない感じかなあ… まあ、ライブ向きなテイストなんで、こういうのもアリかなとは思いますが。
  • あややは衣裳チェンジのため、途中で下手はけ。 本公演では、あややがはけた後、高尾さんと福長さんでアイコンタクトしつつ必要以上に激しく叩きまくりで、ちょっと笑ってしまいました。

Band Bridge

  • 衣裳チェンジの時間は、ジャジーにスウィングしつつ、クリスマス・スタンダードのメドレー。 「Jingle Bells」とか「Rudolph the Red-nosed Reindeer」とか「Mama kissed Santa Claus」とか。 「Rudolph 〜」では高柳さんがカズーで、「Mama kissed 〜」では梶野さんがフレットレスベースでメロディをとっていました。
  • すごくムーディなアレンジとアンサンブルで、ディナーショーというフォーマットにピッタリでした。 構成上メインとなる部分ではありませんが、丁寧な仕事ぶりでポイント高し。 こういうのは大事ですね。

M07.X'mas Medley
 すてきなホリデイ(竹内まりや
 クリスマス・イブ(山下達郎
 DEAR...again(広瀬香美
 All I Want For Christmas(Mariah Carey

  • 8分ちょっとのメドレーです。
  • アカペラ風の歌い出しはステージ袖だったので姿は見えず。 で、まっ赤なシースルーの衣裳で登場した瞬間、客席から歓声とか。
  • 「すてきな〜」は、オリジナルどおり可愛らしい感じに仕上げてありました。 オーソドックスでオールデイズテイスト溢れる楽曲ですが、よくこんなチャーミングな曲が書けるな〜と、あややの歌声を聴きながら感心しました。
  • 「クリスマス〜」は、言わずもがなの耳タコ定番曲ですね。 割と軽めに歌っていたような気がします。
  • 「DEAR 〜」は、普通な感じ、「All I 〜」はヨレヨレというかけっこう適当でしたw ま、雰囲気が出ていればそれで OK かな。

MC


M08.桃色片想い

  • 下手側の階段から客席フロアに下りて島ステージへ。 歩いてる途中、そこらへんの客にいろいろとちょっかいを出していました。
  • ボッサな感じのスローテンポなアレンジ。 定番曲ながら、なかなか新鮮な響きでしたね。

M09.I Know

  • あやや「ここからはノリノリで〜。みなさん、準備はよろしいですか〜?」
  • 島ステージを降りて、客席フロアを縦横無尽に歩きながら歌っていました。 こんなところ通るのかよ〜とビックリするくらい狭いところをスタッフ先導で無理矢理通っていましたが、おかげで本公演も大阪公演も恩恵にあずかれました。
  • アレンジはオリジナル尊重路線でした。 当然ながら?振りをやるヲタがそこそこいたし、ディナーショーでやるのに向いているかどうかは微妙な感じです。 が、「ノリノリで」と煽られてるのにジッと聴いているのは妙なので、振りをやる事自体は問題なしということにしておこうw

M10.Yeah!めっちゃホリディ

  • メインステージへ戻って。
  • 本公演では、曲紹介がはるな愛バージョン。 いきなりの乳首芸を見て、あらま!と頬を赤らめるご婦人とかいたかもしれません。 なにせホテルでのディナーショーだし。
  • アレンジはオリジナル尊重路線でした。 オリジナル路線の生演奏はリズムが気持ちいい〜♪ 福長さん大活躍ですね。 高尾さんもコーラスに参加していました。
  • 大阪公演では歌詞を飛ばしていたような気がします。
  • 振り付きで歌っていたんですが、最前テーブルで観ていて一番感動したのは "toki@meki♪" の部分。 何がすごいって自慢の亜弥パ(以下自粛 シースルー万歳!

MC


M11.きずな

  • 普通のコンサートでは浮きがちなこの曲も、ディナーショーにはフィットしますね。
  • 歌の上手さがストレートに伝わってくるという意味でも、非ヲタ率が高めな場所で歌うのに向いていると思います。

とりあえず、こんな感じ。 最後にバンドメンバーの紹介がありましたが、菊池さんを紹介する時、福長さんがパッドにアサインした色っぽい声を出して、菊池さんはマリリン・モンローみたいなポーズを。 客席には受けていたけど、あややは冷ややかに見ていたような気がしますw