Primal Scream at Zepp Tokyo(2009.1.28)

お仕事も滞りなく進んで、無事行けそうな気配です。 なんとなく応募して当選した無料招待とはいえ、観てみたいから応募したわけで、それなりに楽しみだわ♪ ところで、某所のスレを見てみると、やっぱりチケット売れてないみたいですね。 タダチケばらまきの効果がどれくらいあるか不明だし、シラケるくらいガラガラだったらどうしようw ま、今さらどうこう言っても無意味だし、またーりといきますか。
Zepp Tokyo
Zepp Tokyo で開催されるライブに来るのはいつぞやの ZONE 以来かな〜久しぶりだな〜などと思い出に浸りつつ開演20分前くらいにチンタラ行ったら、イープラスの招待券引き換え列がけっこうすごくて焦ったりしてw で、配った甲斐があったのか、2階も含めてそれなりに入ってましたね。 前の方でも空間は多めだったけど。 どうせならと2ブロック目のセンターらへんに潜り込んで観てましたが、過剰に暴れるやつもいなくて、なかなか快適に過ごせたのが良かったです。 過剰に歌いまくるヲタはいたけどw

本編

1987年デビューのベテランなので客はおやぢおばはんばっかりなのかな〜と入場前に想像してたけど、パッと見渡した感じでは20代の若者比率が高かったように思います。 しかも女の子が多かったですね〜。 ここらへんは来日ツアー=集金ツアーなどと揶揄されがちな大物系バンドとは違って、現役バリバリならではといったところでしょうか。 以下、セットリストについてネタバレしてます。


定刻(19時)より15分ほど遅れてライブスタート! メンバーの使用機材については、拘りたくなるようなタイプのバンドではないのでスルー… ではあまりにも手抜きなので、軽くメモ程度に。 Andrew Innes (g)が、タバコサンバーストの Gibson Les Paul Jr.(たぶん)をメインに、オリンピックホワイトでローズ指板のビンテージスタイルな Fender Stratocaster、Barrie Cadogan (g) が、ホワイトの Fender Jaguar をメインに、ヴィンテージっぽいルックスの Gibson ES-33x、Gary "Mani" Mounfield (b) が、Rickenbacker 4005(たぶん)をメインに、Gibson EB-2 みたいなの。 キーボードの Martin Duffy は、Hammond XK-1、Roland(機種不明)他。 アンプ関係は全部 Marshall で固めていたような気がします。
それにしても、ヴォーカルの Bobby Gillespie は雰囲気ありますねえ。 40代半ばだそうですが、痩身でいかにもロッカー然とした風貌が絵になります。 ヒョウ柄のシャツ+黒いジャケットも似合っていました。 隣にいた同い年の Mani が見た目はタダのおっさんなだけに、一層際立ってたかもw


1曲目は「Xtrmntr」から「Kill All Hippies」でした。 サイケデリック風味のヘヴィなグルーヴがカッチョイイゼ! PA のバランスがそこそこ良好で過剰な低音が抑えられていた分、聴きやすいサウンドになっていたのも良かったかな(良い音という程ではないにしろ)。 で、2曲目は最新作「Beautiful Future」から「Can't Go Back」。 イギリスらしさ溢れるポップなビートロックで、ワタシのような素人にも取っつきやすくてマルです。 なにせ彼らのアルバムは「Screamadelica」より前の作品しか持ってないので、とりあえず近作を一通りチェックしておいたけど、最新作からのナンバーがけっこうありました。 余談ながら、この「Beautiful Future」というアルバム、なかなかの良曲揃いなので、イギリスのビートロックが好きな人にはオススメです。


演奏そのものは、初日にしてはなかなかコンディションが良さそうでした。 途中、Robby が歌詞を忘れて苦笑いなんてシーンもあったけど、まあご愛敬でしょう。 中盤で披露されたサイケデリック・ダブな「Higher Than The Sun」(「Screamadelica」収録)〜「Deep Hit Of Morning Sun」(「Evil Heat」収録)あたりの、退廃的なムードが漂うナンバーではオーディエンスも一休みといった感じでしたが、全体的にはノリノリでしたね。 ワタシのいたブロックでは普通に踊っている人が多かったですが(隣にいたややガタイのいいおねいさんに何回か肘鉄をくらいましたw)、ライブ終盤でヒートアップしてくると、クラウドサーフに興じる兄ちゃんも現われたりしてなかなか熱かったです。 個人的には、Martin が大活躍するサイケデリックエレクトロニカなかおりのナンバーが良かったかな。 こういう、いかにもなUKロックは嫌いじゃないというか、かなり好きなので、ファンとは呼べないワタシでも十分楽しめる良いライブだったように思います。


下記のセットリストは某所を参考にしていますが、たぶん合っているはず。


□Set List
M01 Kill All Hippies
M02 Can't Go Back
M03 Miss Lucifer
M04 Suicide Sally & Johnny Guitar
M05 Jailbird
M06 When The Bomb Drops
M07 Beautiful Future
M08 Higher Than The Sun
M09 Beautiful Summer
M10 Deep Hit Of Morning Sun
M11 Exterminator
M12 Suicide Bomb
M13 City
M14 Shoot Speed/Kill Light
M15 Swastika Eyes
M16 Movin' On Up
M17 Rocks
− Encore −
M18 Uptown
M19 Necro Hex Blues
M20 Country Girl
M21 Accelerator