安倍なつみ クリスマスディナーショー 2008 川越プリンスホテル(2008.12.23 19:30)

本日は今年最後の現場となるなっちのディナーショーへお出かけでございます。 なにせ近所だし、あらたまって "お出かけ" という感じではないけどw というか、馴染みのない場所の方が、そこに至るまでの過程も含めてワクワク感が倍増するような気がしますね。 ま、いずれにしろ楽しみだべさ。
安倍なつみ ディナーショー 川越プリンスホテル
写真は終演後の会場の様子です。 しかし、DMC-TZ3 の高感度(ISO1250)は酷いですね。 このサイズですらノイズまみれなのがわかります。


□テーブルレイアウト
縦横ともに9〜10列という配列でした。 テーブルあたりの人数は、3人だったり2人だったり1人だったり。 3人掛けが一番多かったですね。 島ステージは、6列目の真ん中にありました。


□ディナー

海の幸と野菜のテリーヌ
香草サラダを添えて


コンソメスープ
牛肉 鶏肉 野菜入り パイ包み焼き


牛フィレ肉のポアレ
洋茸クリーム煮添えのグラチネ
赤ワインソースとともに


サラダ菜の盛り合わせ シェリーヴィネガー風味


"聖なる夜に願いを込めて"
マンゴーのデリス ココナッツ風味
白いコーヒージェラートを添えて


コーヒー / 自家製パン

お味の方はものすごく普通でした。 サービスに関しては問題なしかな。 ワタシのテーブル担当が、よく気が付く可愛らしいおねいさんだったのは二重マルですw

本編

なっちにしては、おもしろ(脱線)MC が少なめで、歌を聴かせる構成でしたね。 次の公演でどうなるかは謎ですけどw 肝心の歌は、若干硬い感じで絶好調とまではいかないものの、それなりにまとめていたように思います。 去年と同じく、客席が参加する形式の歌もありましたが、今回はクリスマスムード満点なのでアリですね。 去年のトウモロコシと空と風はいくらなんでもありえれいなでしたからw


□バンドメンバー
今回のバンドは、岩崎肇(key,vo)、徳武弘文(g)、小林光(b)、都留教博(vln,accordion,vo)、Asamiちゃん(ds,vo)というメンツ。 使用機材は岩崎さんが KORG Triton Studio + ROLAND RD-600、徳武さんはいつものピューターみたいな色のストラト(アンプはツイードFender だったけどモデル名は不明)、Asamiちゃんは Ludwing のシンプルなセット。 今回初登場の小林さんは、Precision Bass みたいなの(メーカー不詳)と、もう1本5弦ベース(メーカー不詳)を使っていました。
いつもはパーカッションで参加している Asami ちゃん、今回はドラムでしたが、いまいちバンドに溶け込んでいないかなあ… ちょっともっさりした感じのノリでお世辞にも上手いとは言えなかったです。 一昨日聴いたばっかりの高尾さんのプレイがなかなか印象的だっただけに、余計に物足りなかったのかもしれませんが。 なにせ全4公演しかないので、しっかりとバンドを支えるところまでいけないかもしれませんが、頑張って叩いてもらいたいところです。


□追記
徳武さんのアコースティックギターは見た目から Breedlove かな〜と思って検索したら、なんと Breedlove のサイトに、徳武さんが出ているビデオがアップされていたのですね。 息子さんと一緒に「Keith」をプレイしていたりするので要チェックです。 しかし、アコースティックギターに関しては、観る度に違うギターを弾いているような気がするなあw


□なっちの衣裳
なんつうか、ものすごく表現が難しい格好をしていました。 色は白と淡いピンク色で、全体的にやたらヒラヒラした感じのロングドレス…なのかなあ? 裾は引きずるくらい長くて、羽根みたいな飾りがちりばめてありました。 頭にはピンクの髪飾り付。 後半は、上に羽織っていたものを脱いで肩だし状態になります。 


□セットリスト
フロアの照明が落ちて、まずはミュージシャンの皆様が先にステージへ。 優雅にインストナンバー(「The Christmas Song」)を演奏します。 で、しばらくしてからなっちが下手から登場。


M01.The Christmas Song

  • スタンダードナンバー。
  • 軽快なリズムに、都留さんのヴァイオリンがムーディなアレンジ。
  • なんか、妙に自信なさげに歌っているように見えました。 実際、歌声も弱々しい感じだったし。 英語なので歌詞を覚えきれていないとか?

M02.息を重ねましょう

  • いつもどおりの、オリジナル尊重路線のアレンジ。
  • なっちの歌、前半は硬い感じでしたね〜。 途中から調子が出てきたようですが。
  • ヘッドセットマイクをつけた Asami ちゃんがコーラスを担当していたような気がするけど、ほとんど聞こえなかったです。 PA のバランスが悪すぎかも。
  • ついでに会場の音響について書いておくと、ただの四角い箱らしい残響が乗っていて、ある意味ディナーショーらしいサウンドでしたねw 

MC1

  • まずは「みなさん、こんばんは〜」と軽く挨拶から。
  • 料理がどうだったか聞いていました。 あと「お酒もいかれました?」と左手でそれ風のフリをつけながら聞いていましたね。
  • なっちは同じ料理を食べて「お肉 の上のソース のマッシュルーム?」が気に入ったらしい。
  • プリンスホテルのシェフのみなさまに感謝の意を表するなっち。

M03.スクリーン

  • イントロ他に出てくる印象的なペンタのフレーズは、秋コンと同じく徳武さんのディストーションを効かせたギターで。 こっちの方がしっくりくるかも。
  • Asami ちゃんのフィルは、ちょっとドタバタした感じですね。
  • この曲は、しっかりと声も出ていて、なかなか色っぽかったです。

M04.夢ならば

  • メインステージを降りて、下手側を歩きながら島ステージへ。 通路は一番外側のテーブルとその隣のテーブルの間でした。
  • ワンハーフ。 歩きながら歌っていた割には、そこそこいい感じだったように思います。
  • こういう、ちょっと哀愁を帯びています系の楽曲では、都留さんのヴァイオリンが彩りを添えてバッチリですね。
  • 手拍子をしているお客さんがちらほらいたんですが、いくらなんでもありえれいな。 宴会場じゃないっつーの。

MC2

  • 島ステージ上での MC です。
  • なっち「みなさんに近い島ステージに来ましたけれども。見渡す限り…みなさん」とかw 続けて「穴あいちゃう!っていうくらい見てるでしょ!」。 おっしゃるとおりです。
  • 島ステージ最前にいたおばさんが弄られていました。 ものすごく普通な感じの人で、固い表情のままでしたね。 いきなり話かけられて、びっくりしたのかな。
  • 川越へは、今年の夏にプライベートで遊びに来たそうです。 スタッフに食器や調理器具がいっぱい売ってるんだよと聞いて来てみたそうですが、そうでもないような…
  • 結局何も買わなかったみたい(客席「え〜〜〜」)。 歩いていると、タイムスリップしたような感覚になったとも。
  • なっち得意の、急に思い出していきなり話題が変わる技を繰り出していました。 なにかおいしいものでも食べようと歩いていたら「とんでん」を見つけて、「北海道ぶりだね〜」と思って入ったらしい。 何店舗かありますが、どこの「とんでん」だろ。
  • ベストアルバムの話題も。 「買ったよ!っていう人?」と客席に聞いたら、さすがに手を挙げる人が多かったです。

M05.微風(そよかぜ

  • オリジナル尊重路線のアレンジ。 岩崎さんのシンセストリングスに加えて、都留さんのヴァイオリンがいい味を出していました。 やはりホンモノのヴァイオリンは何かが違います。 ちなみに、オリジナルトラックのギターは菊池真義さんですね。
  • 生では初めて聴きましたが、歌声が染みましたね〜。 歌の方もバッチリだったように思います。 今のなっちにすごく合っているかも。
  • 客席至近の島ステージ上で歌っているのに、どこか遠くを見つめるような、独特の表情で歌う姿が印象的でした。

M06.Christmas Special Medley
 Santa Claus is Coming to Town(日本語詞)
 22歳の私
 I Saw Mommy Kissing Santa Claus(日本語詞)
 愛あらばIT'S ALL RIGHT
 We wish you a Merry Christmas(日本語詞)
 愛あらばIT'S ALL RIGHT(エンディングのみ)

  • 島ステージを降りて後方へ。 その後は上手側(一番外側のテーブルとその隣のテーブルの間)を歩いていたんですが、いきなりA21テーブル(前から4列目)のところで左折、中央を通ってメインステージに戻りました。 期待していた前方テーブルの人達はさぞやがっかりしたことでしょう。 ラッキーなことにワタシの席は通路席かつなっちが一時停止して歌う場所だったので、十分堪能できました。
  • メドレーの構成だと「22歳の私」がやや異質でしたね。 クリスマス定番ナンバーはすごく可愛らしい感じの歌い方で、よろしかったです。
  • 「愛あらば〜」の最後あたりでメインステージに戻ります。
  • 「We wish you 〜」はお馴染みの部分(英語)を「ハイ!」と客席に振っていましたね。 メニューに歌詞カードが挟んでありました。 お客さんの合唱はそこそこいい感じだったかな?

MC3

  • お母さんから電話がかかってきて「なっちのポストのところにプレゼント入れといたからさ」というので、誰から?と聞いたら「え?サンタさんから」と答えたとか。 なんでサンタさんのプレゼントを持っているの?と言ったら「お母さん、頼まれたのさー」 う〜ん、なっちママはいい味出していますね〜。
  • 安倍家のクリスマスの話題。 スーパーで売っているようなお菓子の詰め合わせをいまだに送ってくるけど、その気持ちが嬉しいとか。
  • InterFM のイベントで、ファン有志からプレゼントされたリースを玄関に飾っているそうです。
  • いきなり徳武さんに話を振るなっち。 徳武さんはクリスマスは仕事三昧だそうです。
  • なっちと徳武さんが話をしているのに、後方から大声でチャチャ入れているやつが。 まあ、あやや大阪公演のアホに比べれば、まだマシだったけど、ウザいものはウザい。

M07.たからもの(千)

  • 毎回思いますが、都留さんのヴァイオリンが卑怯だ〜。 イントロのあの旋律だけで泣けてきます。
  • 文句なしにいい歌ですね。
  • 歌い終わって、衣裳チェンジのため上手側にはけます。

Interlude

  • 衣裳チェンジの時間は、バンドのみなさんによるしっとりとしたインストナンバー。
  • およそ1分程度と短めでした。

M08.くちびるで止めて

  • なっち再登場で、まずはバンドメンバーの紹介から。 衣裳は上に羽織っていたのを脱いだだけですが、肩だしでそこはかとなく色っぽかったです。
  • Asami ちゃんのソロが終わったところで、そのままイントロに突入! ワンハーフかな。
  • 軽くフリをつけながらの熱唱でした。 なっち、すごく楽しそう。
  • M02 同様、Asami ちゃんが追っかけ部分とコーラスを担当していましたが、まだ音量レベルが低めでしたね。

M09.大人へのエレベーター

  • こちらもフリ付で。 「ハイ!」と客席に振るなっち。 ほんと、楽しそうでした。
  • Asami ちゃんとあと誰かがコーラスを付けていましたが、M08 同様にレベルが低すぎです。
  • 超短かめながら、アウトロの都留さんのヴァイオリンがよかった〜。

MC4

  • ショールを羽織るなっち。
  • 岩崎さんのエレピによるしっとりとした BGM に乗せての MC でした。
  • 2008年ももうすぐ終わるけれど、みなさんのおかげで素敵な一年を送ることが出来ました、となっち。 「トゥーランドット」にツアー2本、海外での仕事と、多くの経験、多くの出会いがあって、自分で成長できたなと思える一年でした、とも。
  • 来年の話も。 2月にプレミアライブ、「三文オペラ」出演など。
  • 「目標高くがんばっていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします」と、客席に向かって礼。

M10.25 〜ヴァンサンク〜

  • 歌声のせつない感じが言うことなしですね。 
  • 何がよかったかって、間奏で拍手が起こらなかったところ。 こういう、どっぷりと歌の世界に浸りたい楽曲の場合は、間奏で拍手がないほうが好ましいと思います。
  • 唯一残念だったのは、公演中ずっとウザかった後方のやつが、あろうことかなっちの歌声に被せてコールしたところかな。 ありえん! 普通のファンなら、歌に対するなっちの思い入れの強さを知っているはずなので、こんな蛮行は出来ないはず。 逝ってよし(古)。

M11.愛しき人

  • やっぱこれでしょう。 何回聴いても、素晴らしすぎます。
  • アカペラパートでの、Asami ちゃん、都留さん、岩崎さんのコーラスが気持ちよかったですね〜。

バンドが演奏する「White Christmas」に乗せて、客席に挨拶しまくるなっち。 胸元を押さえずに礼をするもんだから(ry 最後は「また会いましょうね〜。バイバイ〜」と投げキッスをして上手袖にはけました。 
上の方におもしろ MC が少なめとか書いていますが、まとめてみるとそうでもないですねw ま、歌をたっぷりと堪能できたショーだった、ということでひとつ。