セロー250 ETC 車載器の取り付け その3

簡単に取り外しのできる機構を考えるのが面倒なのと運用実績を考慮して、以前作った PSP のマウント(id:anomala:20080428#p1)とほぼ同じ構造にしてみました。 アルミ板を切った貼ったして、出来上がった原始的なスライド機構はこんな感じ。
JRM-12
JRM-12


シガープラグはエーモン製の安価な製品ですが、筐体が一体物なので防水という観点からはいいですね。 念のため、中にコーキング剤を充填しました。 シルバーの線は、万が一脱落したときの用心として付けたステンレスワイヤーです。 両端がループの出来合のものを買ってきて、適当な長さに切断して圧着端子でかしめました。 ループ側はナスカンへ。


ロック機構は、アンダーホールナットという特殊なナットでマウント側の板(ステーは元のを使用)を締め付ける方法にしてみました。 このナット、締めたり緩めたりを繰り返すとどうなるのか謎なのが気になりますが、緩める方向にも適度なトルクがあって脱落の心配はないですね。 あと、ナットそのものが柔らかいので、そんなに締めなくてもしっかりとホールドしてくれます。 もし、あまりにも速くダメになったら普通の蝶ナットに交換する予定です。 


今回の工作で一番やっかいだったのは、オリジナルのベース板から ETC 本体を外す作業ですね。 なにせ強力な両面テープで全面的にしっかりとくっついているので、なかなか骨がおれました。 もし、最初から取り外し式に加工するつもりの人がいたら、付けてもらったお店の駐車場で速攻ではがしにかかった方がいいと思いますw


<その2へ(id:anomala:20090626#p2)