松浦亜弥 Special Live 2008 at STB139(2008.11.9 17:00/20:30) その2

よくよく考えたら(考えなくても)、あややがリアルタイムにお客さんやバンドメンバーのリクエストに応えて歌った、というだけでも、すごく贅沢なライブでしたね。 客弄りだけなら普段のコンサートやディナーショーでもあるけれど、お客さんを前にして臨機応変にミュージシャンとやり取りするなんていうのは初めての事だろうし、新たなあややの一面が垣間見れた気がします。 ということで、当日のエントリー(id:anomala:20081109#p1)に書いた部分以外で、リクエストに応えるシーンはこんな感じでした〜というのをまとめてみました。 っと、ここで急に思い出しましたが、26日とこの日の 1st Show では、本編中(アンコール以外)は上着を着たままだったのに、最終公演は途中で脱いでいましたね。 それだけやる気マンマンだったのかも?


□1st Show の出来事
その前に 1st Show の100回のKISSが面白かったので、これについてちょこっと。 この曲は菊池さんのギターのみのバッキングだし、あややも感情を込めてしっとりと歌うので、客席がある種の緊張感とともに静寂につつまれるわけですが…

  • (松浦)<心まで入らないで別に隠してる訳じゃないよ
  • (松浦)<なんかそれぞれにおもし…
  • (松浦)<もう1回行きます!
  • (客席)<え〜〜〜〜〜〜
  • (松浦)<(ボソッと)気持ちよかったんだけどな
  • (ヲタ)<ありえない
  • (松浦)<(ムッとした感じで)ありえない?
  • (松浦)<今日はそういう気分だったかもしれないじゃない
  • (松浦)<(半分笑いながら)それでは…「100回のKISS」をお聞き下さい

仕切り直しでは歌に入り込むのにずいぶん苦労しているようでした。 で、しばらくいい感じで歌っていたのに、2番でいきなり歌詞を間違えてフフフンで誤魔化すとかw 笑いを堪えるのに必死なあややの姿を見ていると、いくら静かな曲だとはいえ、笑わずにはいられません。 ストゥールに腰掛けて譜面台を前に歌っているのに間違えるのはいかがなものかと思いますが、歌の世界に入り込みやすいように目を瞑ったりしているのがいけないのかもしれませんねw 


続けて「LOVE涙色」を歌い終わったあと、あ〜あというニュアンスを漂わせつつ「100回のKISS、LOVE涙色と…」としゃべったところで客席から忍び笑いが。 即反応して「何か?」と返していました。 あやや「あ〜まだ時差が直ってない」と言い訳したところから、4日ほど前までハワイにいたという話題に。 ちょっと脱線しますが、ハワイにはプライベート兼お仕事で行っていたそうです。 仕事がらみは将来の夢(女社長)のお勉強だそうで、みなさまにも利用できるような何かをしたいなと思っている、出来たら報告する、目標は2年以内くらいと語っていましたね〜。 "利用できる" という言い方からすると、ホテルとかレストランとか、そんな方面ですかね。


□バンドメンバーのリクエス
バンドメンバーのリクエストは、菊池さんリクエストの100回のKISSはそのまま歌いましたが、福長さんが「ここではじけた曲を」とリクエストした「ボーイフレンド」は却下されました。 客席からはブーイングもありましたが、これにはちゃんとした理由があって、菊ちゃんのリクエストは要するにギター一本なので自分が気持ちいいからだろうと。 じゃあ、福ちゃんにも見せ場がある曲をということで、福長さんのコーラスがかっこいい「Ya Ya (あの時代を忘れない)」を歌いました。 ここの仕切というか気配りはさすがというしかないですね。 伊達に女社長を目指しているわけではないという。 やるな、あややと感心しました。 
相沢さんに対しては、逆にあややの方から渡良瀬橋をピアノのみの伴奏で、とリクエスト。 相沢さんは期待に応えてそつなくこなしていましたが、若干力入りすぎだった気がしないでもなかったり。 ちなみに、この部分は2曲目〜4曲目でした。


□お客さんのリクエスト 2曲目
ガチで「YOUR SONG〜青春宣誓〜」を歌い終わった後、お時間が少しあるということで「やさしい人のみ手をあげてくださいね〜。ほんと、すごい汗かいたんだから」と、再度リクエストを募ることになりました。 まず、あややとジャンケンをして勝った人のみ残るという方式で人数を絞ります。 客席を見渡しながら、あやや「何の飲み会だという話ですよね」とかw で、最後に残った二人でジャンケンをして、勝ったチェックのシャツを着たオオタさんのリクエストは「ひとり」でした。

  • (松浦)<ひとり?
  • (松浦)<(後ろを振り返って)ひとりできる? ひとり。ひとりできる?
  • (菊池)<こないだやった(福長さんだったかも?)
  • (松浦)<何でやったっけ? ひとりやったかな?("AYA The Witch" でやった事をすっかり忘れているあやや
  • (松浦)<ちょっと待ってくださいね。あ、しばしご歓談を

ここでスタッフが譜面を持ってきて、軽く音合わせをする楽団のみなさん。

  • (松浦)<来た! ありがとうございます〜
  • (松浦)<しかし、ぐちゃぐちゃだ
  • (松浦)<(マイクを通さずに)いや〜練習ですね、みなさん
  • (松浦)<準備ができましたら。何? OK? かっこいい!相沢さん
  • (松浦)<菊ちゃん、ノリで

あやや「お名前は?」→「オオタです」→あややトオルさん?」というやりとりが地味に面白かったかも。 グダグダで準備した割には、演奏も含め出来はバッチリでしたね。


□2nd Show 本編ラスト
本編ラストらへんのやりとり。 ちなみに、この時点で約 75 分が経過しています。

  • (松浦)<いまわたしの目の前に全曲のリストがあるんですけどね(リストをパラパラめくりながら)
  • (松浦)<じゃあ松浦の曲で終わりたいか
  • (松浦)<他のアーティストさんの曲を歌っている姿を観たいか
  • (松浦)<ハイ!松浦〜(客席から歓声)
  • (松浦)<じゃあ、他のアーティストさん(数名がはーい)
  • (松浦)<(謎の笑みを浮かべつつ)あ〜は〜ん
  • (松浦)<じゃあ〜
  • (松浦)<(しばし沈黙した後、バンドに向かって)ねえねえ、ドリカムさんとマッキーどっちがいい?
  • (客席)<え〜〜〜〜〜〜
  • (松浦)<え? みなさん、よくよく今日の始まりを思い出してくださいね。今回のライブはわたしの為のライブ!

あやや「さ、それでは最後…」と客席を放置して、槇原敬之「LOVE LETTER」を歌いました。 歌い出しとちってましたけどw 福長さんのコーラスも含めて歌の出来はなかなか良かったですが、個人的にはマッキーのカバーだと矢口の歌の方がしっくりくるかな。 声質の関係で。 しかし、客弄りがしたいがためだけの前振りが凄すぎるぜ。


□お客さんのリクエスト 3曲目
アンコールあけ、スペシャルカクテルを手に登場するあやや。 すかさず沸き起こる "一気!一気!" の大コール。 「いやいやいやいやいや」と焦りまくるあややがキャワワでしたね〜。 あやや「いやだよ、わたしポロリ事件とか。ニャハハハハ」とか。 あやや「今日が皆様方にとりまして、いい日でありましたように」で無事乾杯となりました。


またリクエストを募ることになって、ここぞとばかりにアピールしまくるヲタどもがしょうがねえな〜って感じ。 まあ、こんな機会はそうそうあるもんじゃないですけどね。 その光景を眺めながら「面白い絵だよ」と、まんざらでもなさそうなあやや。 で、1階上手側にめちゃくちゃアピールしているヲタがいたんですが、そちらを見ながら…

  • (松浦)<そこまでアピールするならば
  • (松浦)<…
  • (松浦)<やめた!
  • (松浦)<え〜と、お二階の方に

何かが気に入らなかった模様w が、冷静に考えると酷い扱いだよなあw 結局、2階席下手側にいた女子(エミさん)が指名されました。

  • (松浦)<第1希望をお願いします(笑)
  • (女子)<ボーイフレンド
  • (松浦)<ボーイフレンド? ほんと?
  • (松浦)<いいですか?みんな敵になっちゃった(客席笑い)
  • (松浦)<ちなみに第2希望なんてありますか?
  • (女子)<???(聞き取れず)
  • (松浦)<全部他のアーティストさんの曲ですね
  • (松浦)<じゃあ第3希望は?
  • (女子)<待ち合わせ
  • (松浦)<待ち合わせ…(客席歓声)
  • (松浦)<でもエミさんを指名しましたので〜
  • (松浦)<ボーイフレンドをワンコーラスほどお届けしますね

ということで「ボーイフレンド」をワンコーラス歌うことになったんですが、元々フルコーラスでアレンジされているので、あやや「終わり方を考えよう」と。 楽団のみなさんもあややがしゃべっている間にワイワイと相談です。 菊池さん「ワンハーフで」→あやや「どういうこと?」→菊池さん「やればわかる」とかw この曲は、今回カバーした中でもよい出来だった曲のひとつだったように思います。


締めは「私の予定」でした。 STB139 スイートベイジル10周年ということで、このタイミングで出来たことが嬉しい、またやりたいのでスイートベイジルさんよろしくです〜10周年おめでとうございます〜語っていましたね。 いや〜、あやや大人だわ。