第4回 服部克久 音楽畑コンサート 神戸ワールド記念ホール(2008.11.15 16:00)

神戸ワールド記念ホール
本日は、松浦亜弥さん出演のこちらのコンサートを観覧に、神戸までお出かけでございます。 どんだけあやや好きなんだよって話ですが、ニャハハと笑って軽くスルーしておこうっと。 あややがオーケストラをバックに歌う現場(例えば「題名のない音楽会21」の公録とか)は、まだ観たことがないので、是非観てみたかったんですよね。 ということで、のぞみ(JR東海)で西に向かって移動中〜♪


□現着 15:10
新大阪〜京都間で走行中の車両のドアが開くというトラブルがあったらしく、ワタシが乗っていた列車も影響を受けて、20分ほど遅れて新神戸へ到着です。 一時はどうなるかと思いましたが、大事に至らずなによりでした。 ハロパ以来のポートライナー市民広場駅、妙に懐かしいですね。


駅のすぐそばにある神戸国際展示場で、押尾コータローの「押しても弾いても」の公録をやっているらしい。 時間が被っていなかったら、観てみたかったかも。

本編

あやや以外では、服部克久さんの音楽畑モノ(これがメインでしょう)とべーやんの歌はいまいちピンと来なかったけれど、チキン・ガーリック・ステーキの皆さんのパフォーマンスはなかなかしびれました。 オリジナル・ナンバーの他にメジャーな曲(「好きさ 好きさ 好きさ」と「未来予想図II」)のカバーも披露していて入り込みやすかったというのもありますが、残響が多めなアリーナに綺麗なコーラスがマッチして、とても心地の良い空間になっていたと思います。 単純に "音" として気持ちがいいというのもありますね。 失礼ながら、このコンサートで初めて存在を知りましたが、あのパフォーマンスならヲタ(おばはんが数名いましたw)が付くのも納得です。 


□会場と楽団
この会場、初めて入りましたが、天井が高くて代々木第一体育館と似たような感じのホールですね。 ワタシの席はアリーナの前の方だったんですが、席の配置が事前に調べていたのと全然違っていて、当初の予定よりはかなり中央に近づいて超ラッキー! ちなみにブロックは、縦が1-15列、16-30列、31-44列、横が1-11番、12-23番、24-35番、36-47番、48-59番、60-70番という構成で、35番と36番の間の通路が最中央相当でした。 で、この中央通路にはカメラマンがいて頻繁に写真を撮るもんだから、シャッター音がかなりウザかったですね。


音楽畑オーケストラは、弦楽器が14名、管楽器が6名、パーカッション担当のお姉さん1名と服部さんのピアノの他に、ギター、キーボード、ベース、ドラムという構成でした。 席が割と前の方で双眼鏡を使うのがはばかられたので、使用機材についてはノーチェックです。 ギターの人がテレキャスっぽいシェイプのエレクトリックギターを弾いていたのと、ベースの人が YAMAHA BB-Limited みたいな5弦ベースを弾いていたくらいしか覚えていませんw


堀内孝雄
とりあえずべーやんの感想から。 まず、何が凄いって、曲調に関係なく客弄りをするところです。 アリスの「秋止符」という、とてもしっとりとした歌の途中で、ぐずっていた子供に対して「早く大きくなって CD 買ってね」みたいなことを言って笑いを取ったりとか。 ワタシは演歌をまったく聴かないのでそちら系の現場へも行きませんが、みなさん、あんなノリなんでしょうかね? 子供の声に神経質になって場の空気が悪くなるよりは大人な対応だと思いますけど、やりすぎな感は否めません。 う〜ん、ついていけねー。 あと、どんな曲でもタメて歌うので、楽団のノリに合っているようで微妙にずれているけどやっぱり合っているかな〜と、一種の居心地の悪さを感じますね。 これが演歌なんでしょうか。 
ミキティと競作した「置き手紙」も歌ったんですが、べーやんの歌を聴いて、やはりミキティが歌うような曲ではないな〜と思ってしまいました。 なんつうか、説得力が違いすぎるかなと。 女性視点の詞なのでミキティが歌うこと自体には違和感はありませんが、若さがジャマをしている気がします。 


松浦亜弥
あややはコンサート開始から1時間半ほど経過したところで登場です(べーやんの前)。 持ち時間は30分弱くらいかな。 衣裳は細いストライプの襟付きワンピース(膝丈くらいのシンプルなシルエット)に黒の細いタイと白いフェザーボア+こげ茶色のロングブーツで、妙に小さい帽子(羽根の飾りつき)を被っていました。 髪型はウェーブが強めにかかった感じ。 フォーマルとまではいかないけど、場には似つかわしいコーディネイトだったように思います。


M1.砂を噛むように…NAMIDA

  • 服部さんの紹介で下手袖から登場して、そのまま即歌でした。
  • 通常のバンドでは出せない、スケール感と柔らかさを兼ね備えたオケにあややの歌声が乗ると、表現し難い包み込まれるような感覚に陥ります。 この瞬間、あ〜来て良かったな〜と心から思った次第であります。 ホールの残響がかなり多めなのもプラスに作用していましたね。 
  • 大人数の楽団ならではの、ゆったりと流れるようなノリも新鮮でしたが、ちょっとテンポが速すぎて、せかせかした印象になったのが実に惜しかったです。 
  • あややはかなり緊張している様子で、出だしあたりは歌い方も硬かったような気がします。
  • ステージ前方に3台の液晶モニターが設置されていて、歌いながらそれに目をやっていたので、歌詞が表示されていたと思われます。 あやコンでも採用すればいいのにw ちなみに、服部さんも時々そのモニターを見ていたので、ステージの進行に関する諸々も表示されていたのかな。


中途半端なところで後半(id:anomala:20081211#p1)へつづけ…