新しければすべて良しという訳ではない

こないだマンションのガス給湯器の入れ替え工事があり、ノーリツの最新機種に変わりました。 同じくノーリツ製だった10年前の機種と比べて大きく変わったのはコントロールパネル(リモコン)です。 お湯の温度を設定するのに、新しい方は一般的な温度設定方式ですが、古い方は燃焼強度を1から10で設定する方式でした。 温度で直接設定する方式に比べると、燃焼強度で設定する方式は、元の水温の関係で季節毎に微調整をする必要があります。 さらには、燃焼強度と温度の関係は実際に出てくるお湯で確かめる以外にはない、という点も面倒ですね。
というように温度設定方式は楽でいいんだけど、燃焼強度方式ならではの技が使えなくなったのは痛いです。 燃焼強度方式は水量を減らすと湯の温度も高くなるという、一見欠点に見える特性があります。 台所で洗い物なんてシーンだと厄介ですね。  が、これを逆に利用して、お風呂につかっててちょっとぬるいなーという時にわざと水量を絞って熱いお湯を出す、という技が使えます。 というか、しょっちゅう使ってました。 温度設定方式では設定温度を上げるしかないし、上げたら戻しておくのも何気に不便ですね(うちは浴室リモコンがありません)。 見方を変えるとデジタルvsアナログの構図なんだけど、もしかして水量によって温度を変えることもできるインテリジェントなタイプも発売されてるのかな? あったとしても賃貸マンションなので勝手に入れ替える訳にはいかないけどw