Wishbone Ash 40th Anniversary Tour at CLUB CITTA'(2010.8.14 18:00)

(現時点で)今年一番楽しみにしていたライブを観に、川崎までお出かけでございます。 一度公演延期になってお預けを食らった格好なだけに、この日が余計に待ち遠しかったかも。
CLUB CITTA'
写真は終演後の会場前です。 おやぢおばはんは当然として、そこそこ若い女性がいたりするのが謎ですね。 どういうキッカケで WA を聴くようになったのか、興味があります。

本編

名義は Wishbone Ash なんだけど、ほぼ Andy Powell のソロプロジェクトと言っても差し支えないフォーマットでのライブゆえ、若干不安な要素もありましたが、予想以上に Wishbone Ash していてビックリ! Andy の個性的なギターサウンドとヴォーカルに加えて、珠玉の名曲を並べたベストセレクション的なセットリストが強力すぎて、初っ端から鳥肌もんでした。 プロジェクト的とはいえバンドメンバーを固定しているので演奏のクオリティはばっちりだし、言うことナシです。 いやー良かったわ〜♪
本公演は 2 部構成になっていて、1 部が "Argus" 全曲披露、15 分の休憩をはさんで 2 部が新旧のナンバーからのセレクション。 個人的に大昔から大好きなバンドなんで、"Argus" の収録曲とか、知っているなんて生易しいレベルじゃなくて体に染み付いていますからね。 ある意味耳タコともいるフレーズの数々が飛び出してくる度にニヤケまくりですいません、みたいな。 オリジナルテイクどおりに演奏しているわけではないんだけど、きちんと決めるべきところは決めてくる丁寧な仕事ぶりが光りました。


■バンドとか機材とか
来日メンバーは、Andy Powell(g,vo)Muddy Manninen(g,vo)Bob Skeat(b,vo)Joe Crabtree(ds)というメンツ。 最新アルバム "The Power of Eterity"(2007)の参加メンバーそのままですね。 しかもこのメンバーでライブをこなしているので、上に書いたとおり息の合ったアンサンブルが素晴らしかったです。 ルックスはタダのおやぢなのに。 見た目は関係ないかw
Andy は Royale Guitars のシグネイチャーモデル Angel V(アンプはENGLのヘッド+キャビネット)を使っていましたが、サウンドGibson Flying V そのもの。 見た目からしてデッドコピー(Maestro Vibrola っぽいトレモロユニットとかディテールを含めて)なので、Andy 所有の Flying V のサウンドを忠実に再現するのがコンセプトの一環なのかもしれません。 2 本用意されていたうち、チェリーっぽい色のモデルだけ使っていた気がします。 他のメンバー、Muddy は Gibson Les Paul STD と Gibson Firebird(アンプはENGLのコンボ)、Bob は MusicMan StingRay5(アンプはHartke?)でした。 例によって Joe のセットは割愛っと。


■Set List
1 部は "Argus" 全曲披露なんで、ネタバレもクソもないという。 で、2 部は CLUB CITTA' からのメールに候補曲のリストが載っていましたが、今日のプレイ順からすると、あれはセットリストそのものですねw ネタバレしたくない人は見ないほうがいいかも。

−1st Section
M01. Time Was
M02. Sometime World
M03. Blowin' Free
M04. The King Will Come
M05. Leaf & Stream
M06. Warrior
M07. Throw Down The Sword


−2nd Section
M08. Runaway
M09. Driving A Wedge
M10. Rock N Roll Widow
M11. FUBB
M12. Lullaby
M13. Persephone
M14. You See Red
M15. Reason To Believe*1
M16. The Way Of The World
M17. Phoenix


−Encore
M18. Blind Eye
M19. Jail Bait

*1:New Single