Richard Sinclair & Alex Maguire douBt Japan Tour 2010 at STB139(2010.2.10 19:30)

本日は Caravan、Hatfield And The North、Camel 等で活躍したカンタベリーロックの重鎮、Richard Sinclair のライブへお出かけでございます。 大昔から思い入れのあるバンドに在籍していた人なので、めちゃくちゃ楽しみにしていました。 ところで、今回は Alex Maguire douBt とのジョイント形式らしいですが、なんと、YouTube に仙台公演の模様がもうアップされているんですね。 And Forest(プロモーター)のチャンネルがあるとは知らなんだ。


□現着
さすがにがっつくやつは少ないだろうとドアオープン 15 分後くらいにチンタラ現着したら、予想以上にガラガラでビックリです。 ここぞとばかりに、あややのライブに例えれば整理番号 20 番相当のポジションに収まって、まずはギネスから♪ 開演までにどれくらい埋まるのかなあ…

本編

空席祭りが懸念されましたが、開演までにチラホラとお客さんが集まって半分くらいは埋まったかな。 つうことで、まずはパーソネルから。 今回は、Richard Sinclair(g、b、vo)、Alex Maguire(key)、Michel Delville(g、vo)、Tony Bianco(ds)というメンツ。 使用機材は、Richard が Suhr ライクなヘッドストックのストラトタイプのエレクトリック・ギター(GK-1 みたいなギターシンセのピックアップ付)+ Roland JC-120 と、Fender Jazz Bass + Markbass のヘッドとキャビネット。 Alex が YAMAHA のアコースティック・ピアノ(STB139の備品かな)+ Clavia nord electro3 + えらい古そうな Rhodes、Michel が グリーンの Ibanez RoadStar II シリーズ (SSS 配列でピックアップは Seymour Duncan Vintage Rails)+ Roland GR09(ピックアップはGK-2)+ Fender Twin Reverb、Tony が 1 タム・1 フロアタムのシンプルなセットでした。 


□雑感
ライブは途中 15 分ほどの休憩を挟み、約 3 時間と、なかなかのボリュームでした。 まず最初は、ギターを手にした Richard と Tony のデュオからスタート。 で、なにが痺れるって Richard のヴォーカルですね。 昔と変わらぬジェントルな歌声で、フロアは一気にカンタベリーな空気へ。 Caravan や Hatfield And The North のナンバーからのセレクトで、昔からのファンには涙ものでしょう。 まさに、優しい声が聞こえる優しいあの声が〜♪*1です。 プレイ自体はリラックスムード漂いまくりでややラフな感じだったんですが、力の抜け具合が楽曲のテイストにマッチして癒されました。 Caravan の「Golf Girl」では、オリジナルで印象的なホーンのラインをヴォーカルでマネしたりとお茶目なシーンもあって、終始和やかなムードでしたね。


まだまだつづけ。

*1:モーニング娘。「元気+」の歌詞をもじって。ハロヲタですいませんw