女が目立って なぜイケナイ / モーニング娘。
- アーティスト: モーニング娘。
- 出版社/メーカー: UP-FRONT WORKS
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: CD
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c/w の「泣き出すかもしれないよ」は、AKIRA さんアレンジの、クールかつウェットなテイストのナンバー。 あまり抑揚のないメロディラインで淡々とした展開ゆえ、印象には残りにくいかなあ。 グッと大人なムードはお姉さんグループらしさを感じさせてくれるので悪くはないけど。 バックトラックに関しては、空間が多めで、娘。達のヴォーカルが埋もれていないのがいいですね。 メンバーの個性が際立ちます。 こういったナンバーでは、さゆのソロパートが浮いているのは相変わらずかな。
ついでに、初回限定盤に付いてくる DVD の感想でも。 限定盤 A が「Dance Shot Ver.」、B が「Close-up Ver.」、C が「Make-up Ver.」となっていますが、内容はそのままタイトルどおりですw 当たり前かもしれないけど、各バージョンとおして、ちゃんとリップシンクを撮っているんですね。 じゃないと商品にならないか。 オリジナルバージョンも含めて、セットがシンプルだし凝った編集もないし、作り込んだ感じは希薄ながら、素材勝負という視点で観ればけっこうイケている気がするのは贔屓目に過ぎる? 全体的な雰囲気が楽曲のテイストに合っているので違和感はないし、別にチープというわけでもないですからね。 手抜きと言えばそのとおりなんだけど、直球勝負で持ち味を十分発揮できていれば、手抜きというのは的外れな気がします。
個人的にどのバージョンが好みかといえば、「Make-up Ver.」です。 単純に絵が綺麗だから、という理由で。 PV としての完成度なら当然オリジナルバージョンでしょうけど、所謂オマケ的な映像ですからね。 踊りストな人なら「Dance Shot Ver.」で決まり。
蛇足ながら、初回盤の 3 種類、ジャケット写真(内側の写真も含めて)が全部違うのは当然としても、CD / DVD の盤面のカラーリングも違うのは、なかなか好印象です。 どうでもいいっちゃどうでもいいんだけど、こういう些細な部分も、丁寧な仕事ぶりを感じさせてくれるという点において侮れません。 あからさまに手抜きなのは論外としても、些細なことで制作サイドのやっつけ仕事ぶりが透けて見えたりするのは損ですからね。 コストとの兼ね合いもあるのでやりたい事を全部やれるとは限りませんが、ちょっとした気配りはとても大事だと思います。