ぐるり北海道フリーきっぷで北海道へ 4日目

一昨日、昨日の運動で体力を消耗した影響か、なんとなくやる気がでないので、今日はおとなしく過ごしますか。


□小樽 13:00〜14:30
旭川発 10 時ジャストの特急スーパーカムイで札幌へ。 軽く昼飯を食べてから 10 秒ほど検討した結果、たまには小樽なんてのもいいかなと。 小樽には新日本海フェリーのターミナルがあるので、北海道ツーリングやドライブではお馴染みの土地ですが、いつもただ走り抜けるだけですからねえ。 電車でアプローチは新鮮です。
785系スーパーカムイ JR小樽駅ホーム
上の写真、左(上)は旭川駅で出発を待つ 785 系の特急スーパーカムイ(どうでもいいけど今日の旭川の最低気温は 0.9℃ とか。さすが!)。 右(下)は小樽駅のホームに設置されていた、ランタンに小さな電球を仕込んだ照明ですが、こういうちょこざいな小道具は嫌いじゃないかも。 観光地の玄関駅ならではの演出って、似合う似合わないはともかく、関わっている人達の心遣いが感じられるという点で評価できるように思います。
手宮線廃線跡地 小樽港
風が強めながら晴天だし、連休ならではの人出で賑わっていましたね。 んが、駅から歩いていける運河とか、いかにもな観光地的空気が漂っていてイマイチかなあ… 雪化粧でもしていれば、また違うと思いますが。 写真の手宮廃線跡なんかは好きですけどw 街中には古い洋風建築が多いので、そちら方面に興味がある人には楽しめるかもしれません。 つうことで撤収! 小樽港に、昨年乗船した新日本海フェリーの「ゆうかり」が係留されていたのはよかったです。


□札幌 15:00
寝台特急北斗星の B ソロのキャンセルでも出ていれば話は別ですが、そんな都合のいい事態になるはずもなく、今日のお宿は初日と同じホテル@函館に決まり。 ちなみに昨日の夜旭川駅で聞いた時点では、開放寝台の上段がわずかに空いているようでしたが、下段ならともかく上段ではまったりできないのでパスです。 この先開放寝台の客車に乗るチャンスはなさそうなんで貴重な機会ではあるものの、そこまでマニアックじゃないのです。 まだまだ日は高いけど、地下街にある GINZA ライオンでサッポロクラシックのジョッキをいただきつつ、ネットサーフィン(死語)で列車待ちの時間調整っと。
スーパー北斗


□函館 20:00
やっとこさ到着〜。 車窓風景が楽しめない状態で 3 時間以上電車に乗っていると、鉄分やや多めなワタシですが、さすがに退屈してきますねえ。 もし 1 時間に 1 本列車があれば、リフレッシュのために途中の駅で降りていたかもしれません。 やっぱり明るいうちに乗るに限るな。


今日のお宿は東横インですが、この時季は冬季料金で安い上に休日 3 割引ということで、宿泊料金 ¥3,000 とか。 10 泊すれば無料宿泊券が貰えるので実質的にはもっと安いということになります。 まあ、お客さんがいないからこその料金設定ではありますね。 で、いつぞやのビジネスホテルランキング(オリコン)じゃないけど、ここがイマイチというポイントでも書いておきますか。

  • ルームキーがオーソドックスなタイプで、外出時にフロントに預ける必要があるのがうざい。
  • 他のホテルチェーンに比べると、朝食のメニューがプア。
  • ネットのセキュリティが厳重すぎて使いにくい。 あやしいことをするわけじゃないけど、ポートは開放しろとゆいたいです
  • 社長がお茶目。

こんな感じ? 全室ネット環境完備だとか朝食付きとかいったサービスでは先駆者ですが、今となってはどこでも当たり前なんで、もうひとがんばり欲しいですね。 いい点は、部屋が明るいのと、どこでも同じ作りなところでしょうか。
函館ダイニング雅家
で、食事は例によって「函館ダイニング雅家」へ。 ぶっちゃけ美味しいけど特筆すべきレベルでもないなという感じなんだけど、雰囲気の良さに惹かれますね。 一人の場合、居心地の良さというのはお店を選ぶ際の重要なファクターになります。 初日とほぼ同じような品をオーダーして初日の方が美味しかったということは、ちゃんと仕事をしているなという印象です。 それにしても、函館のイカはいつ食べてもイケてるなあ…


本日の旅は終了!


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