音楽劇「三文オペラ」 大阪厚生年金会館 芸術ホール(2009.5.6 13:00)

なっちが出演する舞台、シアターコクーンから会場を移してラストスパートに入っていますが、ワタシは本日のマチネが初の(そして最後の)観劇となります。 ヲタ失格もいいところだけど、普通のライブと比べると、どうも食指が動かないのでしょうがない。 風の噂では少々変わった演出になっているそうで、いろいろと楽しみですね。

本編

うーん、一部を除いてそんなに妙な演出でもなかったような? メイクとか、やたら客席に向かっていろいろとアピるところとか、若干引っかかるポイントはあったけれど、役者さんのパフォーマンスはさすがの一言だし、狂言回しの米良さんはいい味出してるし、普通に楽しめました。 一部を除いては。
一番腑に落ちないのは、ラストの締め方ですかね。 余りにも唐突すぎて、頭の中に "?" 印が。 宮本亜門さんは、あれで何を主張したいのか、イマイチ理解不能でした。 オーラスがそういう風だったので、観劇後も何かもやもやとしたものが残ります。 まあ、個々のパフォーマンスそのものは楽しめたので、とりあえずよしとしますかw


なっちのポリー役は、文字通り新境地を開くという感じで素晴らしいですね。 エネルギッシュでチャーミングな演技で魅せてくれました。 本業の歌はもちろん、台詞回しとか立ち振る舞いとか、役に成りきっていて "安倍なつみ" を感じさせません。 ヲタ的には、今まで見たことがないなっちが観れただけでも足を運んだ甲斐はありました。 残りあとわずかですが、千秋楽に向けてガンガン突き進んでくれると思います。 とにかく、実に頼もしく、存在感ありました。


□オマケ
カーテンコールは都合 3 回だったかな? 最後にデーモン小暮閣下がマイクを取って挨拶というか、客席を煽っていましたが、お客さんの反応がバッチリで少々びっくりしました。 パッと見たところ客層は若い女性が多い感じだったけど、ノリのよさから、皆さん現場慣れしているなーという感じです。 なっちヲタはおまいつがちらほらだったけど、マナーは良好だったと思います。


□楽団
楽団の皆様が「リボンの騎士 ザ・ミュージカル」と同じく下手側高台の上に陣取っていて、さらに同じくギターの人がバンマスっぽく仕切っていたので、双眼鏡でガン見してきましたw メインは 3PU に改造したマニアックな仕様のテレキャスターだったんだけど、後ろに Godin の LGX 系列みたいなモデルも。 ハロプロメンバー(旧含む)が出演するもろもろの現場で、Godin のギターを使う人は初めて見たかも。 MIDI 出力を使って、いかにもギターシンセっぽいプレイ(SE 風とか)を披露していました。 テレキャスターでのプレイがロックっぽくて、個人的にはツボでしたね。 こういうのでハマるとは想像していなかたったので、嬉しい誤算かな。


超簡単だけど、感想はこんな感じ。


□追記
ステージが拡張されているため、座席の列がひとつ後ろにずれています。 ワタシの席はG列だったんですが、サイトの座席表ではH列の位置でした。 段差ありの前通路席で、観劇には絶好の位置だったのはラッキー♪ これからチケットを押さえようという人はいないと思いますが、ご参考まで。