モーニング娘。 コンサートツアー2009春 〜プラチナ9DISCO〜 ベイシア文化ホール（2009.4.26 15:30/19:00）

春ツアーの会場で（というかハロプロが使う会場で）家から一番近い大宮ソニックシティでの公演を軽くスルーして、わざわざ前橋市までお出かけでございます。　ネーミングライツでいつの間にか群馬県民会館改めベイシア文化ホールという名称になっていますが、ベイシアって本部は前橋市にあるし、群馬県らしさを感じさせてくれるという意味ではマッチしているかもしれませんね。

□現着　14:00
気持ちのよい青空が広がっているものの、めちゃくちゃ風が強いですねー。　気候としては寒くもなく暑くもなくバイクにはピッタリな感じなんだけど、まっすぐ走るのも一苦労です。　帰る頃には止んでるといいなあ…

当たり前だけど "Beisia" のロゴがスーパーのやつとまったく同じで、"文化" って感じではないなあw　写真右（下）は会館前のケヤキ並木です。　青空＋若葉の緑＋木漏れ日で、春らしさ満開ですね。

□撤収　22:30
終演後にファミレスに寄ってウダウダしている内に気温が一桁とかw　往きはよいよい帰りはなんとかで、もう寒いのなんの。　一応、防寒用にフリースを一枚持ってはいたけど、ぜんぜん足りねえ！　4月をなめたらいかん。

本編

本公演を合わせて 16 公演を観てきましたが、パフォーマンスがこなれてきたのがマイナスに作用したのか、全体としては妙にこぢんまりとした印象のコンサートだなという感じ。　原因はセットリスト（というか構成）でしょうね。　単純にメンバー分割の曲が多すぎるというのが。　アルバム収録曲も割と小粒な印象なので、その影響もあるかな。　なんとなくですが、箱の大きさに迎合した（よく言えば合わせた）構成になっているように思います。　個々のパフォーマンスに不満があるわけではないけど、娘。ならではのスケールを感じさせてくれる楽曲が多めにあれば、また違った印象になったかもしれません。
というわけで、個人的には、ある種のもどかしさを感じる内容かなあ…　娘。"らしさ" の一部分だけが強調されていて、何かが足りないなと。　ま、ワタシが娘。コンに期待しているモノと、向こうが見せたいモノがズレているだけの話なんですけどね。

あと、本ツアーで気になるのはヲタのコールです。　今までのハロプロ系コンサートではなかったパターン、例えば B メロの PPPH の代わりに「オー」と延ばしたコールを入れたりみたいなのが増殖していて、やや違和感があるかも。　ワタシは他のアイドル系現場はまったく興味がないので行かないけど、他では普通なのかな？　MIX のような意味不明の気持ち悪さはないし、みんながやっているということはコンセンサスが取れているということなので、よしとしますかー。　まあ、あったほうがいいか、ないほうがいいかと聞かれれば、ないほうがいいと答えるけどw
で、コールといえば、とある曲の冒頭ですごく気色の悪い名前コールをやっているやつらが少数いますが、あろうことかジュンジュンがアンコール MC でこれを取り上げるというシーンがありましたねー。　客席もメンバーも苦笑って感じだったけどw　このコールに関しては、なんでもコールすりゃいいってもんじゃねえだろーセンスなさすぎーと突っ込みたくなること請け合いです。　ぶち壊しもいいところ。

□高橋愛
行かなかった公演で涙を流しながら歌っていたという話を聞いて、山梨公演での路線をさらに押し進めたのかな？と思っていたら、全然違っていてちょっとビックリです。　表情の作り方や仕草なんかは、まるでミュージカルの一シーンのようだった山梨公演の時よりかなり抑えた感じでしたね。　コンサートでの歌唱という点を鑑みて修正してきたのだと思いますが、そのパフォーマンスは見事というしかなかったです。　正統進化っていうやつ？　残りの公演でさらなる変化があるとしても、どうなるのか想像もつきません。　こういうのは同じ曲を歌い続けるツアーならではの楽しみです。　つうか、娘。に限らず、これがあるからしつこくツアーを追いかけてしまうんですよねー。　たとえ、本音ではイマイチと感じるコンサートであってもw

つづけ！