シンデレラ the ミュージカル 新宿コマ劇場(2008.8.6 17:00) その2

当日のレポ(id:anomala:20080806#p1)の続きです。 まずは最後のカーテンコールについてちょこっと。 この部分、最初の方はともかく後の方は公演毎に違う流れになると思います。


□カーテンコール
レビュー部分の終わりで宝塚の若手?メンバーが舞台に残って客席に挨拶、そこから出演者を順番に呼び込んで、登場した出演者が客席に挨拶するという流れでした。 全員揃ったところで劇中歌の舞踏会の曲( "愛する人といく〜山や谷を越えて〜♪" という歌詞のワルツ)を合唱して幕が降ります。


□1回目
で、当然のように客席が拍手をしていると割と早く幕が上がって「本日は本当にありがとうございました」と一言挨拶があってから再度舞踏会の曲を歌って幕が降ります。


□2回目
2回目に幕が上がった時、舞台上には娘。メンバーのみ残っていましたね。 ここで、まずは愛ちゃんとガキさんの挨拶。

  • (愛ちゃん)皆様、本日は本当に来ていただき、ありがとうございます。こうして無事初日を迎えることができて、無事終わることができて、本当に皆さんのおかげです。ありがとうございました。
  • ガキさん)はい、本当に心臓が出てたね、きっと。本当に緊張してドキドキしたんですが。でも、今回は宝塚のお姉様方との共演でちょっとドキドキとかしてたんですけど、皆さん、本当にやさしくアドバイスたくさんしていただいて自分なりの王子様を演じれたんじゃないかな〜と思います。本当に、皆さん、どうもありがとうございました。

ガキさんの挨拶は、ワタシの席の後ろにいた宝塚ファンのおばさん達に受けていましたね。そして、愛ちゃんの「それでは、そんなお姉様達を呼びたいと思います」で宝塚のメンバーを舞台に呼び込み。 メンバーを代表して愛華みれさんと麻路さきさんから挨拶がありました。

  • 愛華みれさん)ありがとうございます。なんか男性の声援を聴くのは久しぶりだわ(客席の笑いとともに野郎どもの冷やかす声でこの後聞き取れず)今日初日を迎えられて本当に嬉しく思います。皆様、明日も明後日もずーっとやっておりますので何日でも来てください。
  • 麻路さきさん)ありがとうございます。今こんな格好(男装)していますけど、一応妖精の女王なんで、これ変身した姿です。本当にモーニング娘。のみんなと楽しい公演をしています。ぜひぜひ楽までよろしくお願いします。

そして愛ちゃんが音頭を取って「本日は本当にありがとうございました」と出演者全員が挨拶をして幕。 全員と書いていますが、マイクが生きていたのは一部だけかな? 幕が降りるときには舞踏会の曲のエンディング部分が演奏されていました。


□3回目
3回目は幕が上がってすぐ降りていましたね。 出演者の誰かがびっくりしたみたいな声を出していたし、音楽も無しだったし、なにかの手違い?


□4回目
3回目の後、楽団が演奏する音楽(第一幕の舞踏会のシーンで演奏されていた楽曲)に合わせてしばらく手拍子をしていたら、またまた幕が上がって、出演者の皆さんが客席に向かって手を振りまくりです。 そのまま音楽のエンディングとともに幕が降りて終了〜。 という流れでした。


□フィナーレ
順番が前後していますが、フィナーレ部分についても。 第二幕の終了後、10 分間の休憩を挟んでフィナーレです。 休憩のお知らせアナウンスが緞帳が降りた直後だったので、よく聞き取れなかったですね(客がまだ拍手をしていたので)。 まずは娘。からでセットリストはこちら。

M01.C\C(シンデレラ\コンプレックス)
M02.シャボン玉
M03.ザ☆ピ〜ス
M04.リゾナント ブルー

すべてショートバージョンです。 衣裳は「リゾナント ブルー」の赤いやつ。 まず、何がダメかって音響が相当酷かった。 カラオケの音は許すとしても、マイクの音がちゃんと出ていなくて(PA の操作ミス?)ボロボロでしたねえ。 リハーサル不足が露呈しちゃった感じかな。 選曲の方も「シャボン玉」だけなんか唐突な印象ですが、れいな売り込み路線とか? 予想どおり(懸念したとおり)、出だしで「れいなだけ〜」と叫ぶヲタがチラホラいて客席苦笑という場面もありました。 ここは無難に「Mr.Monnlight 〜」あたりを持ってきた方が良かったように思います。


宝塚のお姉さん達の方は、当然生演奏で演出もいかにもという感じで、普段観る機会がないだけに新鮮でしたね〜。 宝塚の舞台、一度くらいは観たい気がするものの、おやぢ一人で出かけるにはなかなか敷居が高いのが実情ですw


前回の「リボンの騎士 ザ・ミュージカル」の時は衣裳や小道具などで宝塚テイストな演出がされていたのに、今回きっちり分けているのは、双方のテイストの違いを明確に示してコントラストの妙みたいなのを楽しんでもらおう、という意図なのかも? メインはあくまでミュージカル本編であってフィナーレはオマケみたいなもんと捉えれば、こういう構成もアリだとは思いますが、やはり選曲はもう少し考えた方がいいような気はしますね。