北海道のむいむいシリ〜ズ No.1 ジャコウカミキリ Aromia moschata orientalis

先日、札幌へ出かけたおりに、ふと思い立ってこのムシを探しに行ってみました。 河川敷によく生えているヤナギ類につくのでポイントがわかりやすい上に、ヤナギ類の幹を歩いていることが多いので探しやすいという理由からです。 日本では北海道のみに分布する、美麗な姿をした種類です。 
ジャコウカミキリ ジャコウカミキリ
和名の "ジャコウ" は、捕まえると独特のニオイを発するところに因んでいます。 関東のそこらへんにも分布している近縁のアカアシオオアオカミキリも似たようなニオイを発するので、どんなニオイか気になる人はアカアシオオアオカミキリを探せば OK ですね。 クヌギの木をテクテク歩いている、やや大型のメタリックグリーンのカミキリムシがアカアシオオアオカミキリです。 カブトムシやクワガタムシ採集の時に見たことがある人も多いのではないでしょうか。 
昆虫のニオイというと、どうしてもカメムシあたりを連想してしまいますが、本種の放つニオイは不快な類のものではないです。 芳香と表現してもいいような感じですね。


本エントリー、一応 "シリーズ" になっていますが、たぶん No.2 はないなw