松浦亜弥 ファンの集い 横浜BLITZ(2008.07.13 15:00)

場所を横浜BLITZに移して、ファンの集い二日目でございます。 昨日は名古屋泊にしてみたけれど、開演時間を考えると中途半端だったかもしれませんね。 ホテルをチェックアウトしてそのまま新幹線だと早すぎるし、普通列車の旅は飽きてるし、かといってどこかで暇つぶしも暑そうだしダルイし。 大人しく大阪泊が正解だったかなあ… とりあえず横浜に向かって移動開始!
横浜BLITZ

本編

セットリストや構成など、大阪公演と同じでした。 ワタシは1回目の参加でしたが、お客さんの入りは大阪公演よりは良かったと思います。 PA の音量もそこそこあって聴きやすかったのも良かったかな。 あと、小さめのカメラが何台かセッティングされていて撮影をしていたので、なんらかの形で目にする機会があるかもしれません(例えば FC会員向けのイベントDVD とか)。


□ハピネス
この曲は、2006年秋ツアーで今回同様にアコースティックギターのみの伴奏(ギターは戸谷誠さん)で披露されていますが、あの時と比べても歌い方がもの凄く変わっている事に驚きます。 初期の曲なんかだと変わっていて当然みたいなところがあるので、別に驚きはしませんが。 今回のバージョンを聴いた後に、2006年のバージョンを聴くと、歌い方が固いというか、やや表情に乏しい印象を受けてしまいますね。 もちろん、当時もそれなりに歌えていたので聴いて感動したのは確かだし、2006年版あややのベストパフォーマンスのひとつだったと思います。
要はそれだけ表現力がアップしたのかな、と。 今回は若干お疲れモードぎみな感じでしたが、歌い方そのものが柔らかな感じになっているのと、歌詞の内容に則した適度な抑揚のつけ方で、より染みる歌になったような気がします。 もし、将来また同じような構成で聴く機会があるとしたら、さらに変化しているのは確実でしょうね。


伴奏の方は戸谷さん同様に今回の菊池さんも割と控えめで(手のひらでトップを叩いてアクセントを付けていたけど)、聴いていてギタープレイが特に耳につくという事はなく、歌のバックとしては GJ だったと思います。


□花いちもんめ ※正式な表記不明
洋服の青山春のキャンペーンソングとして CM でサビだけが流れている曲ですが、実はフルバージョンがあるということで今回初披露されています。 大阪公演の時は、1回目と2回目で歌詞が違っていて(ここらへん、実にあややらしいけどw)、いったい正しいのはどっち?と疑問に思っていましたが、この公演で歌った歌詞が正しそうですね。 振り付けというほどではないけれど、歌詞に合わせた手の動きとかを見ていても。 歌詞に合わせたというよりは、逆に歌詞を間違えないように動きを付けているのかもしれませんがw ちなみにこんな歌詞です(某所よりコピペ。横浜公演バージョン)。

あの子が欲しい 花いちもんめ
あの子じゃ分からん 誰欲しい?


もしも私が誰かのものなったなら
あなたは寂しいですか 寂しいですか?


ひらりひらり 花びら舞い あなたの肩に今に止まります
あなたのこと 選んだよに 見えてふいにせつない
ひらりひらり 花びら舞い 私の手から今こぼれます
あなたがもし いなくなれば 私寂しいからね


手と手とつないで 花いちもんめ
薄紅色の 頬寄せて
何か相談でもするように 深刻な顔で
好きだと言ってくれるの 言ってくれないの?


ひらりひらり 花びら舞い あなたの前を過ぎて行きます
照れたように 後ろ向いて すぐにまた振り返る
ひらりひらり 花びら舞い 音のない音楽奏でます
そっと耳を  澄ます様に あなたの答えを待つ


ひらりひらり 花びら舞い 止め処ない時のひとひらごと
あなたのこと 思ってきた こころ今受け止めて
ひらりひらり 花びら舞い あなたの肩にまた止まります
あなたがもし いなくなれば 私寂しいからね

一言でいえば、淡い恋を描いた詞とミディアムスローで穏やかなメロディラインがマッチした、春らしい感じの曲ですね。 今回はアコースティックアレンジでしたが、通常バージョンでも聴いてみたいかも。


「きずな」がリリース(2008.5.12)される前に、一旦新譜情報が出たのに延期になるというのがありました。 で、その元々のリリース予定は「花いちもんめ」だったのではないかな〜と妄想が広がりますね。 谷村有美さん作の「笑顔」リリースについて、アップフロントの山崎会長が絡んでいるのが谷村さん自身の発言で判明しているようだし、「きずな」に関しても会長の鶴の一声ってやつじゃないのかなと。 いずれにしろ、ちゃんとしたフルバージョンが存在しているということは、何らかの形でリリースするつもりだったのだと思います。


ついでに、アンコールの MC によれば、この曲をイベントで披露するのに "ドン" の許可を貰わずに勝手にやっているとのこと(言わなきゃばれないとか言っていましたねw)。 "ドン" というのは山崎会長の事でしょう。 未発売の曲とはいえ、たかだかファンクラブのイベントで歌うのにドンの許可が云々という時点で、ちょっとビックリしました。 こういう事項についてはもと下のレベルで処理していそうなイメージがあったので、アップフロントのワンマン体質が垣間見えたような気がして興味深かったです。


今話題の?℃-ute の新曲「江戸の手鞠唄II」とか、ちょっと前ならモーニング娘。「直感2 〜逃した魚は大きいぞ!〜」とか、大人の事情が見え隠れするシーンがちょこちょこあるけれど、あんまり良い印象はないですね。 上に書いた「花いちもんめ」については単なる妄想ですが、あながち外れていないような気がします。


□その他
竹内まりやさんが春コンを観に姫路まで来たというお話をしていた場面が印象的でしたね。 あややが客席に「昼公演に来た人?」と問いかけたら、手を挙げた人がすごく少なかったです。 ファンの集いって普段のコンサートとは客層が違うような気がするなあと常々思っていましたが、実際そのとおりだったと。 もちろん、おまいつなやつらも沢山いたけど。 通常ならファンの集いには握手会が付きものなので、コンサートとは違う客層になるのは当然かもしれません。 もし次回があったとして募集時に今回のような内容であると推測されるのなら、おそらくコンサートと同じ客層になることでしょう。


□オマケ
ちょっと前に、あややコンの客に比べてアコなちの客は空気読めていないみたいな事を書いていますが、あれはあややとなっちの客に対する接し方の差も一因になっていると思います。 最近のあややは空気読め発言が多いですが、この公演でも「気持ちよくさ〜いま聴いて〜って時に「あやや〜!」チッ!(舌打ち)みたいなのはちょっと」と、そのものズバリな発言がありました。 昔も MC 中にざわつく客に対して、いらついた表情で「聴いて!」と強めに言ったりしていましが、こういのはあややならではという感じがしますね。 調教の結果が今に生きているとw 良い悪いの問題ではなく、なっちが客に対して強めに何かを発言するシーンなんて、想像できませんからね〜。 ま、この話題はエントリー違いなのでこのへんで…