石川梨華・アヤカ ハロー!プロジェクト Singin' Night at STB139(2008.3.16 20:30〜)

STB139 カクテルメニュー
中澤ねえさんから始まった新企画、(一応の)ラストを飾るのは梨華ちゃんアヤカのコンビですね。 セットリストはもちろんですが、和田春彦さんのブログによれば、バックバンドに徳武弘文さん&六川正彦さんの Dr.K Project コンビを含めたオヤジ4人組が付くということで、こちらも楽しみだったりします。 どんな感じになるのかな?


ヲタもだちと軽くお茶してからズバッと帰宅ちう♪ 楽曲のアレンジやバンドの演奏は割とオーソドックスだったし、セットリストもヲタ向けには物足りない感じでしたが、純粋にライブとして楽しめる内容だったと思います。 梨華ちゃんとアヤカの MC で客席にも和やかな空気が漂っていたし、雰囲気はバッチリでしたね。 次回があれば是非また観に行きたいと思わせる、そんな六本木の夜でした。

        • -


貼ってあるのは、スペシャルカクテルのメニューです。 梨華ちゃんの方が "ハッピ〜チに乾杯!" というネーミングで "石川さんが最近ハマっているというシャンパンとピーチのカクテル、ベリーニをアレンジ! 桜の香りが加わりより華やかな味わいに!"、アヤカの方が "Ayaka Special" というネーミングで "アヤカさん所属のココナッツ娘。にちなんだハワイアンカクテル! ココナッツとラムの香る爽やかな甘みを持つ少し強めのカクテルです!" とのこと。 例によってギネスばっか飲んでいてスルーしたので、味は不明ですw

本編

今回は整理番号160番らへんでの入場で、上手側カウンターの後方席を選択してみました。 後から近所に来た二人連れがライブ中ずーっと話をしていてうざかったのは運が悪かったけれど、見晴らしや音響は特に問題無しでした。


ほぼ定刻にフロアのライトが落ちてライブスタートです。 バンドは、和田春彦(key)、徳武弘文(g)、六川正彦(b)、濱田尚哉(ds)というメンツでした(敬称略)。 このメンバーで HAM-ROCK というユニットもやっていたのですね。 機材は、徳武さんがローズ指板でピューターみたいな色の Fender Stratocaster に Dr.Z のコンボアンプ、アコースティクギターはヘッドのロゴからすると Furch かな? 六川さんは変わった色の Fender Jazz Bass をメインで使っていたような気がします。 もう1本、ヴィンテージっぽいサンバーストな Jazz Bass もセッティングされていましたが、使っていたかどうかは不明です(六川さんのプレイをちゃんと見ていなかったw) 和田さんは KORG のシンセに CASIO の Privia と YAMAHA のピアノ、濱田さんは SONOR のセットでした。


梨華ちゃんの衣裳は、パッチワークみたいな柄のノースリーブのワンピース(首の後ろで肩紐を縛る形)+おでこ全開の髪型、アヤカの衣裳は黒のミニなワンピース+右側に花の飾り付きで全体的にストレートな髪型でした。 立ち位置は基本的に梨華ちゃんが下手側、アヤカが上手側でしたが、アヤカのソロコーナーの後は位置が入れ替わっていました。 ということで、セットリストに沿って適当に感想でも。


□セットリスト
M01.恋の花(安倍なつみ

  • アレンジはオリジナル尊重路線でした。 ボーカルの音量がやや小さめだったような気がします。
  • この曲なにげに難しくて、なっち本人ですら久しぶりに歌う時は怪しい感じなので、この二人だとただ音をなぞっているだけとしか言い様がないのはしょうがないですね。 ハロプロアワーでのガキさんよりは歌えていたと思いますが。

M02.ひとりじめ(美勇伝

  • さすがに持ち歌なだけはあって、梨華ちゃんらしさが出ますね〜。 アヤカの声も意外と嵌っていたと思います。
  • 徳武さんのギターソロは地味でしたね。 まあ、弾き倒すようなアレンジではなかったですけどw

MC1

  • まずは挨拶から。 アヤカが2階席を見上げながら「動物園チック」とかw 2階席も近いので、ステージから見ると囲まれている感じがするのでしょうか。
  • バンドメンバー紹介も。 徳武さんとアヤカは一緒にラジオ番組をやっていますが、ラジオの時と違ってクール(しゃべらない)のが意外らしい。
  • 新鮮なコンビだと思うかもしれないけど意外と仲がいいんです、と梨華ちゃん
  • スタッフの人がステージ上の二人にオリジナルカクテルを渡す。 カクテルについてあれこれ語ったあとに、"ハッピー!" の音頭で乾杯!

M03.プレイバック Part2(山口百恵)/ 石川梨華

  • オブリその他オリジナル通りに弾く徳武さんのギターで雰囲気バッチリなアレンジ。
  • 歌はもう少しドスが効いていた方が楽曲にマッチすると思いますが、そこはかとなくか弱い感じの梨華ちゃん歌唱もアリといえばアリかなあ?

M04.カレーライスの女ソニン)/ 石川梨華

  • とりあえずバンドの演奏が上手かったですね。 和田さんのブログによれば「Aメロあたりでの、マドンナの"Don't Tell Me"風のアレンジが好き」だそうです。
  • 意表を突く選曲(でもないか)ですが、そこそこ歌えていた気が。

M05.やさしい気持ち(CHARA)/ 石川梨華

  • 普段の梨華ちゃんらしくない歌い方で、ところどころ音程の怪しい部分もありましが、けっこうハマってましたね〜。 めちゃ可愛らしかったです。
  • 歌いながら、あちこち視線を配っていたのが印象的でした。 カジュアルディナーショー以外では、なかなか見られないシーンですね。

MC2-1 石川梨華

  • 今回はあえて新しい曲、中でもカラオケで必ず歌う曲を選曲したと語る梨華ちゃん
  • 歌ドキッ!で歌いたかったけれど、先に歌われてしまったのが残念だったらしい(M03 のこと)。
  • スペシャルカクテルがシャンパンベースでよっすぃ〜と被ってしまった、という話からケメコハウスの話題に。 三人(やすす、梨華ちゃん、吉澤さん)で集まると、台所に立つのは吉澤さんだけらしい。 梨華ちゃんとやすすは座ったまま何もせず、"よっす〜、まだ〜?" だとかw 後片付けも吉澤さんひとりに任せて "洗い物、悪いね〜" だそうで。 普通、招いた側がおもてなしをするのに圭ちゃんは何もしないと、自分の事を棚に上げた発言もありました。
  • 料理は一切やらなくて炊飯ジャーも無かったそうですが、これではいけないと思ったらしい。 "外で食べれば美味しいし惣菜とかすぐ食べれるじゃん" って言っていましたが。 あの辻ちゃんが主婦しているくらいだからワタシにもできるはずと発奮して色々揃えたらしい。 "サラダ油とかごま油とかオリーブオイルとか" と買った物を挙げていたけれど、客席の皆さんは油ばっかじゃんと思っていたはずw カレーライス、ホワイトシチュー、野菜炒めを作ったそうです。 
  • ペッパーミルが楽しいと手で回すフリをしながら熱く語っていたので、梨華ちゃんヲタの人で持っていない人は是非揃えましょう。

MC2-2 アヤカ

  • 裏で突っ込みたくてしょうがなかったと言いながらアヤカが再登場で、バトンタッチ。
  • 何を話せばいいかわからない〜とか言いながら、お昼の回はブーツだったけれど、夜はヒールにしたと足元を見せていました。
  • ゴルフをやろうと語るアヤカ。 ベストスコアで 108 を出したそうです。
  • 1年くらい前から JAZZ の勉強をしているので今日も(略)と語るアヤカ。 M06 について、歌詞を読んだ時にラブストーリーかと思っていたれけど、実は戦争にまつわる話で云々と語っていました。

M06.You'd Be So Nice To Come Home To(Cole Porter)/ アヤカ

  • 和田さんのブログによれば、最初 Helen MerrillClifford Brown のテイクを参考にしたけど、アヤカのリクエストでボサノヴァアレンジにしたらしい。
  • 当たり前ですが英語の発音が上手いかも。 英語が話せない人が英語の詞を歌うのと話せる人が歌うのとで本質的な差が出るかどうかは聴く人次第な気もしますが、とりあえず選曲に関して不自然さはないですね。 歌声も伸びやかでいい感じだったと思います。

M07.A Song For You(Leon Russell)/ アヤカ

  • The CarpentersElton John のカバーでお馴染み? ワタシはおやぢなのでオリジナルの Leon Russell バージョンが一番しっくりきますが、本公演でもオリジナルのアレンジがベースになっていましたね。 和田さんのピアノが渋かったです。
  • 歌の方もなかなかいい感じでしたが、年齢を重ねてある種の渋さが出せるようになれば、さらに良くなりそうな気がします(M06 も含め)。

MC3 アヤカ

  • 舞台を一緒にやった縁で、森口博子さんのディナーショー(会場はSTB139)に招待されたそうです。 スツールに座って M07 を歌う姿がすごく格好良くて、わたしも歌いたい!と思ったらしい。 森口さんは1回目の公演を観に来ていたそうですね。

M08.それでも、生きる(森口博子)/ アヤカ

  • 和田さんのピアノと徳武さんのアコギアルペジオが印象的なアレンジでした。
  • 思い入れの強さみたいなのが感じられる歌唱で、よろしかったと思います。

MC4-1 アヤカ

  • M08 の、好きな人が亡くなってもがんばるという歌詞に絡めて、将来結婚したら、だんなさんには先に死んでもらいたい(寂しい思いをしてもらいたくない)と語るアヤカ。 頼りたいタイプだけれど身の回りの事は自分がやりたいそうです。

MC4-2

  • 「アヤカちゃんのだんなにはなりたくないな」と梨華ちゃん再登場。 ここで立ち位置が、アヤカ下手側、梨華ちゃん上手側になっていました。
  • お互いの印象を語る二人。 アヤカが言うには、梨華ちゃんは、プライベートでもめちゃめちゃ可愛いらしい。 普段から可愛らしいイメージだけれど、それをさらに女の子らしくした感じだそうです。 当たりやしゃべり方が柔らかいとか色々と語るアヤカの横で照れまくる梨華ちゃんがキャワワでしたね〜。 
  • 梨華ちゃんは、仲良くなるとワガママ言うようになったりしがちだけれど、いつも変わらないアヤカが好きだそうです。 自分がせっかちなので、せっかちな人といると大変だけれど、アヤカはマイペースなのでリラックスできるらしい。 あと、ハロー!プロジェクトはメンバーがいっぱいいるので、楽屋にあんまり居たくないな〜という時はあるとかぶちゃけてましたねw
  • 最後の方で、梨華ちゃんが、いきなり英語でしゃべり出して新鮮だとか "オーマイガー" しか聞き取れなかったとか話していたら、"オーマイガー" がアヤカのツボに入ったらしく、涙を流しながら苦しそうにしていましたねえw スタッフの人がティッシュの箱を持ってきていました。 ちなみに、ニューヨークから来た友達がホテルにチェックインできなくて困ってアヤカに電話をしてきた時の話だそうです。
  • "盛り上がったところで" と無理矢理締める梨華ちゃん。 

M09.CHE.R.RY(YUI

MC5

  • いつも通り「楽しい時間は〜」→ 客席「え〜〜〜」となったところで、「オーマイガー!」の声が飛んで、アヤカのツボにヒット! えらい苦しそうにしていましたねw

M10.明日、春が来たら松たか子

  • 和田さんのシンセの使い方が、シンプルながら楽曲のテイストにハマっていい感じでしたね〜。
  • この曲も梨華ちゃん、やや苦しそう。 雰囲気はバッチリでしたが。
  • 歌い終わった後は、軽く客席に向かって手を振ってあっさりはけていました。


〜 Encore 〜


MC6

  • 1日限りの公演だったけれど大満足だったと語る梨華ちゃん。 「なんて言ったって、みんなが熱いぜ!」だそうです。 続けて、唯一の心残りは「プレイバック Part2」で百恵さんのマネをするのを忘れた事だと言ったら、客席からリクエストが。 勢いでアヤカもやらされてました。 このシーン、バンドメンバーが伴奏する気マンマンでスコアを準備していたのに、そっちを見ていなかったのが惜しかったかも。 まあ、生バンドの演奏によるライブに馴れていないのでしょうがないですが。
  • アヤカは「わたし、帰りたくありません」とか。 みんなが乾杯しながら歌を聴いてくれている空間が新鮮で、またやりたいそうです。
  • アンコールがあるのは私たちだけと言っていましたが、中澤ねえさんの時はあったはず。

M11.チャンス of LOVEメロン記念日

  • 和田さんのブログに "Careless Whisper モロって曲" とか書かれていますが、おっしゃるとおりでw なかなか格好いいアレンジでした。
  • 梨華ちゃんの歌がちょっとアレでしたねえ。 Bメロでずっこけそうになりましたw もう二頑張り欲しかった〜。 この曲に関しては、アヤカの方も若干怪しい感じのところが。

歌い終わった後、軽快なインストナンバーに乗せて改めてバックミュージシャンの紹介(紹介された人からはけていく形でした)。 最後、乾杯するか!でカクテルを手にする梨華ちゃんに、客席から一気コールとか。 場の雰囲気にはそぐわない感じだったけれど、梨華ちゃんは飲む気マンマンだったなあw 飲み干した後、一言「オーマイガー」と残して速攻ではけていました。


とりあえず、こんな感じ。 セットリストが若干物足りない気がするのと、歌に関してイマイチな部分もありましたが、ライブなんて雰囲気が良ければ全て良しみたいな部分がありますからね〜。 バンドの演奏は上手かったし、お客さんも含めた会場の空気もなかなか良かったし、十分満足できる時間を過ごせたと思います。 次回が楽しみですね♪

        • -

バンマスのぼやき(和田さんのブログ)
http://harukko45.exblog.jp/7537546/