HA! / Oz Noy

Ha

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12月のライブも楽しみな、Oz さんの2005年リリース作品です。 パーソネルは Anton Fig(ds)、Keith Carlock(ds)、Will Lee(b)、James Genus(b)、George Whitty(key) というお馴染みのメンツ。 「Downside Up」で Mike Stern がゲスト参加しています。


一言で表現するなら、Oz さんの変態趣味(=持ち味)が遺憾なく発揮された作品でしょうか。 1曲目の「Chillin'」とか、出だしはクリーントーンのクールなカッティングにグルーヴィーなリズムで聴いていると自然と体が動き出しそうになる感じですが、2分くらい経ったところで、いきなり豹変してエフェクトかかりまくりのディストーションサウンドキター!とか思っていると、今度はジョンスコを彷彿とさせるアウト気味なソロへ突入してひとしきり弾き倒した後に、曲の初めの雰囲気に戻たあ〜と安心していると、最後はまたまた豹変して終わるという波瀾万丈な展開です。 書いてても訳わかりませんw 1曲目からしてこれだし、他の曲も一筋縄ではいかないところがサスガというか何というか。 安直に言って日常的に聴いていたいタイプのサウンドとは言い難いですが、個性たっぷりだし、つまらないというわけでもないです。 聴きやすさという観点からなら、以前紹介したことがある「Fuzzy」(id:anomala:20070828#p1)の方がオススメですね。