そうだ 北海道へ行こう

JR札幌駅到着は9月1日の16時半くらいを目指して片道のみをせこくw 帰りはちんたらしていられないので飛行機です。 結論を先に言うと、9月に入っているので行きも飛行機の特割等が費用対効果の面から正解なんですが、それじゃあおもしろくないということで。


青春18きっぷ
この時期だと、まずは青春18きっぷということになりますが、関東から青森や北海道あたりに行くとなると、次の2点がネックになりますね。

いわて銀河鉄道の盛岡−好摩間(\630)を利用して、花輪線経由で行くのがコストの面からも良さそうですけど、青森に到着した時点で接続列車がありません。 なので、北海道へ渡るのは次の日ということになります。 ムーンライトえちごを利用して新潟回りで夕方青森着、青森−蟹田間を白鳥に乗車して一旦蟹田で下車、後続の白鳥で木古内まで行けば、\980 の追加費用でその日のうちに函館までたどり着きますが、しんどそうなので却下ですw そもそも、今からムーンライトえちごの指定席券をゲットするのが無理っぽいし。


当日の16時半以前に普通列車のみで札幌にたどり着くには、函館発 8:14 の列車に乗らないと間に合いません。 青森を朝イチで出発すると、

  • 青森 6:01 → 蟹田 6:54 / 7:53(白鳥41号)→ 木古内 8:46 / 9:31 → 函館 10:31

となるので、間に合いません。 太っ腹に函館−長万部間を特急に乗れば間に合いますが、\3,850 の追加出費となります。 これだと、青春18きっぷ2回分 \4,600 + \630 + \3,850 + 宿泊費になるので、トータル \9,080 + 宿泊費となって、一途に札幌を目指す方法としては、飛行機(\17,400+\1,040)と比べても、労力を考慮すれば安いとは言えないですね。


北海道&東日本パス
基本は青春18きっぷと同じで、普通列車乗り放題のきっぷですが、ちょっと違うところが。

  • 有効期間は 5 日間で \10,000 です。 回数という概念はないので、複数の人で使うことはできません。
  • IGR いわて銀河鉄道青い森鉄道も乗れます。
  • 青森と札幌を結ぶ夜行急行はまなすの自由席に乗れます。

2番目と3番目のおかげで、関東を朝出れば、追加費用なしに翌朝の6時頃に札幌に到着です。 体力に自信がある人なら、もうこれで決まりですね。 だた、延々24時間列車に乗りっぱなしに近いので、体力以前に乗り鉄が好きすぎてバカみたいな人にしか向いてないかも…


青春18きっぷ+フェリー
実は、費用だけなら、青春18きっぷで青森まで行って夜行のフェリーに乗るという手があります。 フェリー乗り場は青森側、函館側とも最寄り駅から歩いていける距離だし、完全に横になれるという点では、急行はまなすの自由席よりは楽かもしれません。 所要時間は約4時間で、運賃は運行会社にもよりますが \1,500 〜 \2,000(2等)くらいです。 難点は、早朝に函館港に着いた後、起きて最寄り駅まで歩くのがかったるいところかな? 


□結論
一番最初に書いたとおり、ひたすら目的地を目指すのなら、おもしろくなくても飛行機に乗れ!ですw ここに挙げた例だと、いずれも2日間を要するので、体力的におやぢ向けとは言えません。 こんなんで無理して後日疲れが出たりするのはアホらしいですからね。
大の大人として、あえて挑戦するなら、ひたすらじゃなくてあちこち寄り道しながらチンタラ向かうという作戦がいいかも? お休みを取る算段がいるし、宿泊費とか飲食費を考慮するとせこくという主旨には反しますが、運賃だけはせこいという一点せこい主義で問題ナシです。