すけだち 新宿コマ劇場（2007.8.5 初日） その2

昨日（id:anomala:20070805#p2）の続きです。　さてと、文句書くぞ〜！　でも脚本がどうのこうのはとりあえず放置してっとw　まずは役者さんの演技ですけど、主役の筧利夫さんとあやや、宮川大輔さんが文句無しの熱演だったのに比べて、脇を固める若手がイマイチというか、かな〜りひどくて萎えました。　ギャル曽根ちゃんは特殊な位置づけなのであんまり問題なしですけど、イケメンの皆さん（面倒なのでひとくくりw）や、時東ぁみさんあたりは観ててもうちょいどうにかならんのかな〜と歯がゆくなるくらいアレでしたね。　
んが、それでも主要キャストのひとり、Aさんに比べれば、まだマシかな。　Aさんがこの舞台に出演することになった経緯は知りませんが、あの演技に OK を出しているのが信じられません。　もしかして、ワザと下手な演技をしているのかな？　そうだったとしたら、そこにどんな意味があるのか、ワタシには理解不能ですね。

とにかく、経験不足なのか準備不足なのか知りませんが、高いチケット代を取る舞台に出るからには、それ相応のものを見せて欲しいです。　脚本や演出が多少アレでも、役者さん達のパワーで観ている人を惹きつけることは可能だと思うし（白蛇伝はまさにこのパターン）、演劇ってそういうもんだと思うんだけどなあ…

□松浦亜弥
あややは、やや一本調子というか勢いだけみたいな所もありましたけど、基本的に問題なし☆カナ。　気になるようなミスも無かったと思うし、（音響の悪さを考慮すれば）台詞も聞き取りやすかったし、珍しく？ちゃんと演技してるな〜って感じでした。　安直に比較するのはアレですけど、リボンの騎士のフランツ王子役よりは役者然としていて良かったですね。　初日としては、十分な出来だったかも。　

今回の舞台は、純粋なミュージカルではないですが、あややの歌が聴けるというのがポイント高いです。　筧さんとのデュエットやみんなで歌う曲も含めて4曲（内2曲は同一メロディで歌詞が違うバージョン）だけでしたけど、未発表曲が聴けるのは貴重ですね。　ぶっちゃけ、本筋よりもこっちの方が印象に残りましたw　伊達に歌手をやっているわけではないって感じで、大きな舞台で朗々と歌う姿がハマってましたね〜。　ヲタ的には、これだけ目的に行ってもいいかな？ってところでしょうか。
歌われている楽曲は、第1幕で3曲、第2幕で1曲で、このうち第1幕ラストの曲とオーラスの曲が、歌詞が違うものの、メインテーマっぽい扱いですね。　メロディラインがつんく♂（というかシャ乱Q）テイスト全開で、ちょっとベタな感じなんだけれども、劇中歌としてはハマっていると思いました。