街のむいむいシリ〜ズ No.3 カラスアゲハ

カラスアゲハ
関東平野のそこそこの街中を飛んでいる、パッと見て黒いアゲハチョウはクロアゲハ・オナガアゲハ・ジャコウアゲハモンキアゲハ・カラスアゲハのどれかですが、この中で太陽光線を反射するようなメタリックな輝きがあるのはカラスアゲハだけなので、すぐわかると思います。 ふつうは春と夏の年2化で、春に出てくる方(春型)がやや小型ながら綺麗です。


写真は近所のお寺の境内に咲いていたアジサイにとまっているカラスアゲハ(夏型)ですが、こういう風に翅を広げてとまってる時はテンション低い状態です。 この日は小雨模様だったので、とりあえず休憩中といったところでしょうか。 天気の良い日には翅をふるわせて吸蜜する姿が見られると思います。 写真が小さすぎて判りづらいですが、前翅に毛が生えているので♂の個体ですね。 幼虫の食草はキハダやカラスザンショウなどのミカン科の木です。