SENNHEISER HD598

オープンエアタイプの定番 HD595 の後継モデルだそうですが、なんといっても独特のカラーリングが目をひきます。　ところどころ革っぽい質感のベージュをベースにウッディなブラウンのパーツがアクセントになっていて、まるでラグジュアリーカーの内装みたい。　というか、ユニット部のメッシュをグルリと囲むメッキ調パーツとか見ていると、モチーフはクルマとしか思えないですね。　いずれにしろヘッドフォンのカラーリングとしてはかなり異質だし、どういう狙いでこうなったのかが知りたいところ。　大量の製品が並ぶ大手量販店の展示スペースでひときわ目立っていたのは確かなので、単純に目立ちたいだけなのかもしれませんがw

■サウンドと装着感
ゼンハイザーのオープンエアタイプならではの軽快でヌケのよいサウンドで高音域も刺激的ではなく、とても聴きやすいです。　乱暴に聴き比べた限りでは HD595 と大差ない印象だし、実売価格が安い HD595 でもいいかなーという気はしましたが、妙なカラーリングとケーブル脱着可というのが気に入ってこちらを購入しました。　決して試聴の結果ではありませんw　ユニットが変更されているので、じっくり比べれば無視できないくらいの差はあるでしょうね。
装着感に関しては、これ以上快適なモデルを探すのに苦労するくらいハイレベル。　頭頂部に当たる部分がない audio-technica ATH-A900 を常用していたので最初はヘッドバンドが気になったものの、すぐ慣れました。　側圧が低めなのでズレやすそうと思いきや、そうでもないところがサスガですね。　サウンドの傾向も含めて、長時間のリスニングにも重宝しそうです。

ゼンハイザー オープン型ヘッドホン HD598【国内正規品】