リアルエチュード「高橋さん家と新垣さん家」 TOHOシネマズ六本木ヒルズ(2010.12.6 16:00/19:00)

怒濤の平日イベント週間に突入! って、この舞台の上演期間中と同じことを書いているような気がするなあ…
六本木ヒルズ
とりあえず六本木ヒルズ界隈はテレビ朝日横のイルミネーションが綺麗でした。 TOHOシネマズは道中の案内が地味めな上に建物自体の看板が目立たないので、イレギュラーな方向からアプローチすると場所が非常にわかりづらいですね。

本編

まずは愛ちゃんガキさんの挨拶からスタートして、ディスカッション部分(ダイジェスト)上映→二人のお話→お芝居部分上映→二人のお話→次のエピソードのディスカッション部分(ダイジェスト)上映→二人の(ryという構成でした。 時間は 2 時間くらいかな。 二人は、ディスカッション部分を上映している時は最前列中央、お芝居部分を上映している時は後方の座席で鑑賞していましたが、16 時(金剛地武志さんゲストの回)と 19 時(松崎しげるさんゲストの回)で座る位置を変えていたのはさすがというかなんというかw どこのスタッフが仕切っていたのかは知りませんが、手慣れているなという印象でした。


■衣裳
衣裳はムビコレの記事を見ればわかります。 一応舞台衣裳なので二人の趣味がどれくらい反映されているのかは不明ながら、愛ちゃんの格好はなんとなくあややっぽい感じですね。 タイツの赤が液晶シャッターメガネの色とマッチしているのは、狙っているのか、偶然なのか、はてさて? 愛ちゃんはこのメガネが気に入ったそうで、トーク中もかけっぱなしにしていることが多かったです。 記事中にある、やっつけ感バリバリの「感劇3D」と書かれたパネルは、丹羽多聞アンドリウ氏自らが二人に手渡していました。 最初、逆さまに持たせて客席から突っ込まれていましたがw 


■映像部分について
アンドリウ氏によれば、演劇を収録した 3D 作品としては日本初の上映らしいんだけど、日本初の実績を作りたかっただけだろーと突っ込みたくなるくらい酷かったですねえw 内容はともかく映像自体は。 もっとも、固定カメラ2台だけでアングルの自由度がすごく低いのに、収録よりは現場のお客さんに対する配慮を優先した結果ともいえるわけで、しょうがないかもしれません。 当日現場にいた人なら、今回の出来自体は予想の範囲内でしょうか。
ただし、音声の方は現場の 128 倍くらいは明瞭だったのと、映像がイマイチといっても内容がわからなくなるほど酷いというわけではないし、お芝居には十分入り込めたように思います。 カメラは D ブロック視点なので、当日違うブロックから観劇していた人には、新たな視点で観れたのも新鮮だったのでは? ワタシは、松崎しげるさん「遺言」での愛ちゃんの演技は後ろ姿でしか観ていないので、今回表情がわかって良かったです…と言いたいところなんだけど、上に書いたとおり、アングルの自由度が低くて横顔のショットだけだったのが残念! おそらく映像化自体、アンドリウ氏の思いつきみたいなものだと邪推しているので、観られただけでもラッキーということにしておきますか。 なにせ現場で 3D カメラを導入してはみたものの使いどころがないとか、身も蓋もないことを言っていましたからねw とりあえずカメラもあるし撮ってみるべーくらいのノリでしょう。


ご自慢の 3D に関しては、セッティングがまずかったのか、ことさら 3D!という感じではなかったです。 現場で3Dカメラの説明をしている時に「このラインより手前(カメラ寄り)が飛び出して、奥がひっこんで見える」というようなことを言っていたんですが、そのラインが円形ステージのかなり端だったので、中央でお芝居していると立体感に乏しくなるのは必然なのかもしれません。 オマケに動きも少ないし。 それでも、出演者の誰かがステージ端に立っている数少ないシーンでは、それなりに「おー」という感じでした。 スクリーンの映像そのものは、解像感がなくて発色も悪いし、お世辞にも綺麗とは言い難いクオリティでしたね。 収録に使ったカメラが悪いのか、はたまた XpanD 方式の限界なのかは謎です。 
あと、スクリーンがかなり大きいので、前の方かつ端で見ているとパースが気になりました。 もっと後で見ればいいんだけど、愛ちゃんガキさんトークがあるのなら前に前にはヲタの基本姿勢でしょうw


トーク部分について
映像部分の感想についてはすでに現場で観ているのでスルーしてっと(現場の感想自体をスルーしているのもスルーw)。 トーク部分で一番印象的だったのは、リンリンのエピソードがらみのトークでの愛ちゃんかな。 ちなみにこのエピソードは、娘。メンバーになって間もない頃、甘え上手なジュンジュンとは違って殻に閉じこもりがちだったリンリンに対して愛ちゃんが色々と話しかけてどうしたこうしたといった内容です。
ディスカッション部分の上映が終わったあとに、舞台に上がるなり「やばい…泣きそう」と言いながらすでに鼻声の愛ちゃんに「愛ちゃん。まだ早い。あなたはいつも」と突っ込むガキさん。 元々涙もろいところに、三人の卒業直前というタイミングでリンリンのエピソードともなれば、泣くなというのは酷でしょう。 さらには愛ちゃん「昨日もの凄い号泣したからパンパンだったの目が」とも。 "昨日" とは、山野ホールで開催されていた CD 発売記念イベントのことですが、上に書いたように愛ちゃんが液晶シャッターメガネをかけっぱなしにしていたのは、はれた目を見られたくないという心理からかもしれませんね。 (メガネを)気に入ったと言ってはいたけど、客観的に見るとけっこうマヌケな姿だったしw 
二人のやりとり自体はヲタにはお馴染みの、いつもどおりの空気でした。 もし娘。にあまり詳しくない人が見たら、愛ちゃんがリーダーだとは思わないだろうなあw 


あと、自分たちの席へ移動する途中、お客さんが食べていたポップコーンを見て「いいなーポップコーン」と羨ましがるガキさんがかわいかったです。 ブログを見ると無事ゲットしたみたいで何よりですが、ポップコーンポップコーンと何度も言っていたのでスタッフが気を利かせたのでしょうw しかし、どんだけ好きなんだよって感じ。