石川梨華 スペシャルライブ2010@STB139 〜チュッ！梨華パ〜ティ〜 （2010.7.4 20:00）

梨華ちゃんブログによれば東京は晴れだそうですが、埼玉県南部らへんは、ワタシが出かける時には嫌がらせのような大雨がw　これから都内も、場所によっては雨かな。　今回は開演時間がいつもより 30 分早いけれど、遠征組にはありがたいかも？

写真はお店のエントランスにあるお馴染みの看板と、得意のスペシャルカクテルです。　カクテルは「サマー リカッシュ」というネーミングで、"石川さんからのご要望により、レッドブルとマリブを使ったスペシャルカクテルです！ マリブの夏らしい香りと夏のフルーツの味わいをレッドブルとライムが引き立てます" とのこと。　お味の方はそのまんまという感じでした。

本編

アンコールも含めて全 9 曲（内メドレーが 1 曲）、およそ 90 分のライブでした。　最後の曲で客席フロアを歩く演出以外は、割とオーソドックスな感じのまとめ方だったように思います。　って、いつもどおりかな。　ちなみに客席巡回ですが、今回は一段高いフロアへは上がらなかったですね。　奥の方はスポットライトを当てにくいからかもしれません。

■バンド
定刻より若干押してまずステージに登場したバンドメンバーは、岩崎肇さん（key）、徳武弘文さん（g）、六川正彦さん（b）、高杉登さん（ds）という、1 月のバースディライブと同じメンツでした。　今回はなかなかの良席だったのでバンドメンバーのプレイぶりもよく見えましたが、こういうのもライブの臨場感を高めるスパイスとして侮れませんね。　使用機材は、徳武さんがマッチングヘッドでブルーの Fender Telecaster Dr.K モデル（ストリングベンダー付、ピックアップはSSS配列でフロントがリップスティックタイプ、他がポールピースが露出したトラディショナルなタイプ）＋ツイードのヴィンテージルックなコンボをメインに、やや大振りでシンプルなルックスのアコースティックギター（baden guitars 製だと思います）を数曲で使用。　岩崎さんが、お店のアコースティク・ピアノ＋ KORG TRITON ＋ YAMAHA CP。　あと、六川さんが変わったヘッドストックのモデルを弾いていましたが、詳細は不明です。

■衣裳
梨華ちゃんの衣裳はこのブログのとおりで、フラミンゴ・ジ・アルーシャで開催されたカジュアルディナーショーの時と同じかな。　この写真ではわかりづらいですが、トップが薄い生地で、下に着ているキラキラしたチューブトップ（へそ出し）が透けて見えていて、なかなか色っぽかったです。　ジャンプしたりするとお腹が覗くのも可愛らしかったですね。

■雑感
梨華ちゃんのソロライブは、"らしさ" を十二分に感じさせてくれるという点においてはハズレなし！　この回も、キショピンクな空気全開で堪能できました。　細かいことを言うと曲によっては音程が若干怪しかったりするのがアレなんだけれど、そこらへんは織り込み済みだし、ライブ全体のクオリティに影響するほどでもないので、問題なしです。　プロの歌手ゆえ、テクニカルな意味での上手さより、お客さんをグッと惹きつける個性を発揮できるかどうかの方が重要ですから。

そんな中、あえて気になる点をあげるとすればセットリストでしょうか。　毎回、アイドルポップ・クラシックスとでも表現したくなるような、かなり古めの楽曲を取り上げていますが、今回もまたそういった楽曲をチョイスしています。　お客さんがどちらかというとおやぢ含有率高めなのでその層に合わせた…というにしてもさすがに古すぎるし、単純に梨華ちゃんの趣味なんでしょうか。　正確には、梨華ちゃんのご両親の趣味かな？　梨華ちゃんの歌唱に合っているかどうかなら合っていると思うし、誰でも知っている楽曲が持つエバーグリーンな輝きは説得力がありますが、こういった懐メロが醸し出す独特の緩さは、安心感に繋がるとともにヘタをすると退屈になりかねませんからねえ。
何が言いたいんだか夏わかめだけど、要するにフレッシュな空気が欲しいかなと。　フレッシュといっても、"ポニーテールとシュシュ" を歌え！とかじゃなくてw　懐かしめの楽曲をセレクトするにしてもド定番を外してみるとか、手はいくらでもあるはず。　梨華ちゃんの趣味だからーと言われてしまうとどうしようもないけれど、セットリストのサプライズ要素が薄いところが、一番物足りない点かもしれません。　ま、身勝手なファン（＝毎回ライブへ足を運ぶ人）ならではの、贅沢な注文ですが。

■セットリスト
そのセットリストはこちら。　事前に集めたお客さんのリクエストを読みながら語るコーナーで ℃-ute の "大きな愛でもてなして" が出てきたんですが、「大きな愛でもてなして〜大きな愛でもてなして〜♪」と歌いながら脇をパカパカする姿がとても可愛らしかったです。　そいや、このリクエストコーナーで一番最初に読まれたやつが「どう考えても、よっすぃ〜の字なんだよねー」ということで、吉澤さんが観覧にきていたようです。

M1. チュッ！夏パ〜ティ（三人祭）
MC
M2. 恋ING（モーニング娘。）
M3. ひとりじめ（美勇伝）
MC
M4. 夏歌メドレー
M4-1. 夏の扉（松田聖子）
M4-2. 真夏の夜の夢（松任谷由実）
M4-3. 夏のお嬢さん（榊原郁恵）
M4-4. 青い珊瑚礁（松田聖子）
MC
M5. BABY CRY（タンポポ）
M6. 六本木心中（アン・ルイス）
MC
M7. 夏祭り（White Berry）
M8. シャボン玉（モーニング娘。）
−Encore−
MC
M9. 終わらない夜と夢（美勇伝）

最後は全員で「ハッピー！」をやって締め。　梨華ちゃんが捌けた後も、しばらく店内に "チュッ！夏パ〜ティ" が流れていたのがなかなかシュールでしたw