チャンプル1 〜ハッピーマリッジソングカバー集〜 / ハロー!プロジェクト 後半
- アーティスト: ハロー!プロジェクト
- 出版社/メーカー: UP-FRONT WORKS
- 発売日: 2009/07/15
- メディア: CD
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M08.秋桜(山口百恵)/ 高橋愛
「部屋とYシャツと私(平松愛理)」をカバーしているれいな同様、ソロなので自分の持ち味を発揮しやすいというのはありますね。 この企画は人数が少ない方が得をしているような気がします。
歌は普通に上手いけれど、感情移入過多かな?と思わないでもなかったり。 オリジナルに比べると重めな感じ。 愛ちゃんの場合、歌う機会が多ければいろいろと試行錯誤をして、自身がベストと考える方向へ持っていくスキルがあるところが醍醐味ですからね。 ぜひハロコンのセットリストに入れて欲しいかも。 初日と最終日で、どれくらい変わるか興味があります。
M09.未来予想図II(Dreams Come True)/ ZYX-α(新垣里沙・久住小春・嗣永桃子・徳永千奈美・須藤茉麻・梅田えりか・和田彩花・小川紗季)
キャプテンはどこー?舞美ちゃんはー?ということで、ぜんぜん ZYX じゃないじゃん!という突っ込みがありそう。 悪く言えば、ZYX の名を借りた余り物寄せ集めユニットでしょうか。 "-α" はエクスキューズ用ですかね。
なんといってもオリジナルは吉田美和ですからねえ。 これくらいハードルが高ければ比べようなんて気にはならないので、ある意味楽かもしれません。 で、歌の方は全編ユニゾン(+コーラス)というアプローチだし、誰かの声が突出しているわけでもないし、どこかの女子高の合唱クラブみたいです。 可もなく不可もなく、とても評価しにくい仕上がり。
M10.ONLY YOU(BOOWY)/ 続・美勇伝(道重さゆみ・ジュンジュン・菅谷梨沙子)
りーちゃんロックだぜー!かっけー! さゆ微塵も似合ってない! ジュンジュンは割と普通かな。 この曲を選んだヤツも相当ですが、人選がアレですかね…というか、誰を持ってきてもどうしようもないと思うんですが。 完全に選曲ミス。 そこにダメを押すような Daichi 先生のク○アレンジが加わって、何かの拍子に BOOWY ファンが耳にしたら本気で怒りそうw ヘタをしたら石を投げられそうなので、ギター(布袋モデル)を抱えた熊井ちゃんを配して防御する作戦はいかがでしょうか。
M11.赤いスイートピー(松田聖子)/ タンポポ#(亀井絵里・光井愛佳・熊井友理奈・岡井千聖)
"#" と見せかけて実は "井" でした♪ …くだらなさすぎて涙が出来てます。 プロデューサーともあろうお方が、こういう下げ方しちゃ世も末だなと思いますが、どうでもいいか。
歌の方は楽曲のテイストにも助けられて、意外とハマっているのが興味深いですね。 中でも歌い方と声質から、亀ちゃんがジャストフィットかな。 いっそのこと亀ちゃんソロでも良かったような気がします。 あと、岡井ちゃんがなかなか上手いんで、メリハリが付いて全体のまとまりが良くなているように思います。
この曲は、梨華ちゃんが春のカジュアルディナーショーと STB139 のライブでカバーしていて、かなりハマっていました。 今回もそうなんだけど、歌い手と楽曲の相性はとても大事ですね。
M12.for you…(高橋真梨子)/ リンリン
娘。春コンの「青空がいつまでも続くような未来であれ!」の独唱でヲタどもの度肝を抜いたリンリン、ここでも持てる力を遺憾なく発揮していて聴かせます。 が、ハロプロらしさという視点からは、もっとも遠い位置にあるといっても過言ではないでしょう。 実際、このアルバムの中では浮いている気がするし。
日本語詞なので発音に難がある部分があって、そこはかとなくアジアンテイストを感じさせますね。 カテゴライズするならテレサ・テンとか、あっち方面だと思いますが、こんな娘がメンバーにいる娘。はすごいかも。 使い方次第で面白い展開が出来そうです。
M13.関白宣言(さだまさし)/ Berryz工房・真野恵里菜
う〜ん、なぜこの曲なんでしょうね? 歌い手と楽曲のミスマッチ度合いは聴いていて頭が痛くなるほどだし、パート割りもぶつ切りすぎて語り口調の詞にそぐわない気がします。 歌の方は、熊井ちゃんのインパクトが凄すぎて、思わずずっこけそうになりますねw もしハロコンで披露されたら、熊井ちゃんのパートを笑わずに聴く自信がありません。
M14.世界は二人のために(佐良直美)/ 道重さゆみ・久住小春・光井愛佳・ジュンジュン
M04「てんとう虫のサンバ」と同様に、J-POP というよりはもっと普遍的なジャンルの楽曲だし、クラシックスすぎてハロプロファンの大多数はオリジナルを知らないと思われるので、誰が歌っても問題ナシでしょう。 聴いて面白いかどうかは謎ですが。 実際、聴いても愛佳ちゃんがそつなくこなしているなー程度の感想しかありません。 ワタシは相当おやぢな方だと思いますが、ぜんぜんピンとこないですね。
とりあえず、こんな感じ。 聴く前はやっつけ仕事もたいがいにしろよーと思っていたけど、聴いてみると突っ込みどころ満載で、なかなか楽しめる作品かもしれません。 ハロコンで数曲披露されるらしいので、どの楽曲が選ばれるのか、今から楽しみですね。