Guitar Battle / Various Artists

内容はタイトルどおりですw　クレジットに草野昌一氏（シンコーミュージック）の名前があるので、企画元はそのあたりなのかも？　参加しているギタリストは、Michael Lee Firkins、Reb Beach、Andy Timmons、Bred Gillis、John Petrucci、George Lynch、Steve Morse、Al Pitrelli （ジャケットの似顔絵の並びどおり、左上から時計回りに）というメンツ。　カバー 5 曲、オリジナル 1 曲の構成で、各曲 4 〜 6 名のギタリストが参加して自慢のテクを披露するという趣向です。

同じ曲の中で連続してパートチェンジをしているので、ギタリストの個性がわかりやすく、かつ際立つという点では面白い企画だと思いますね。　自分が好きなギタリストなら、音が出てきた瞬間にニヤリとさせられること間違いなしだし、それほどでもないギタリスト、もしくは聴いても誰だかわからないケースでも、誰がどの部分を弾いているのかがわかるタイムテーブルが記載されているので安心です。　個人的には Michael と Steve が参加しているナンバー、「Train Kept a Rollin'」、「Something」、「Memphis」、「Birdland」がお気に入り。　つうか、この二人が参加しているからこそ価値があるといっても過言ではない？　Andy、John、Brad、Al が参加している「Purple Rain」あたりもけっこう面白いですね。

根っからの企画盤なので通常のアルバムとは趣向が異なりますが、お気楽に楽しむ分には何の問題もなし。　というか、ギターが好きな人にとっては興味深い内容かもしれません。　贔屓のギタリストが参加しているのなら、是非聴いてみることをオススメします…と言いたいところですが、CD が入手難なのがアレですかね。　当然のごとく廃盤だし。　アマゾン（USA 等）のマーケットプレイスで買うことはできますが、けっこうな値段なのを考えると、そこまでして買うほどのものかどうかは(ry