℃-ute「暑中お見舞い申し上げます」のビデオクリップ

出遅れ気味のネタではありますが、Dohhh UP! で公開されているクリップを観てみました。 とりあえずダンスシーンの歌衣裳が可愛らしいのはマルです。 ロケシーンは収録日のお天気がイマイチだったようで、太陽が眩しいとはいかなかったのは残念ですね。 フレアエフェクトで無理矢理それっぽい雰囲気を出そうとしていますが、どう見ても寒々しい浜辺のスイカ割りw 見どころは岡井ちゃんのガニ股ジャンプかな。 全体的にはオーソドックスな作りながら、嫌味なくまとめてあって意味不明な演出もないし、なかなかよろしいのではないでしょうか。


肝心の楽曲の方は、ほぼオリジナル踏襲のアレンジなんですね。 おやぢ(おばはん)には馴染みのある楽曲なだけにヘタに弄るより無難なのは確かなんだけど、ディテールの差がパチモン臭さを醸し出す危険性も。 個人的にはそんなに気にならないものの、安っぽいと感じる人もいるかもしれません。
歌はあいかわらずのツートップぶりが見事というか何というか。 ユニゾンパートが多めなので、あからさまに舞美ちゃん・愛理ちゃん+バックダンサーズというほどではないけど、せめて2番くらいは早貴ちゃんとか岡井ちゃんあたりに任せてもよかったのでは? そんな中、声の若さがプラスに作用して、独特の明るさが出ているのはいいですね。 もし娘。が歌ったとしたら、だいぶ違うテイストになったと思います。


℃-ute の持ち歌の中では、どちらかというと明るくて軽快な楽曲(たとえば「桜チラリ」とか)が好きなんで、路線としては支持したいところなんだけど、そもそもカバー自体どうよ?というのはありますねえ… ネガティヴに捉えれば "手抜き" だし。 もっとも、今回は「暑中見舞い2009」のイメージソングということで、先にタイアップありきだったのかもしれません。