来月の
UKZ と Trio でのライブも楽しみな、Alex Machacek 名義の最新アルバムです。
Terry Bozzio が参加していた前作に比べればストレートなアプローチでまとまりがある仕上がりなんだけど、1曲目
「There's a New Sheriff in Town」での
Mathew Garrison のプレイを聴いただけでパスっていう人がいそうな
サウンドですね。 ハード
フュージョン系って、どうしてもプレイ
オリエンテッド路線というか、テクニカルな要素抜きには成立しない分野なので、そっち方面に興味がないときついかもしれません。 もっとも、全編
インタープレイの応酬というわけでもないし、楽曲が過剰に抽象的で
夏わかめというわけでもないので、取っ付きにくい印象は薄いかな。 万人向けとはいえませんが、この手の音楽、特に技巧派ギタリストが好きな人なら、十分楽しめる内容になっていると思います。