モーニング娘。コンサートツアー2009春〜プラチナ9DISCO〜　びわ湖ホール（2009.3.28 14:30/18:00）

高速代1000円に釣られて滋賀県（と福井県）までお出かけです。　天気は曇りがちでやや寒い感じだったけど、ユキヤナギみたいな花も咲いていてまさに春！
びわ湖ホール
それにしても琵琶湖の畔というロケーションは最高かも。　この日はJR大津駅近辺のホテルに泊まったんですが、翌朝は会場の裏手にある湖畔の公園を散歩したりして、いろいろと満喫しました。　埼玉県南部らへんには、あんなに開放的で気持ちの良い場所はないですからねー。

本編

本公演は光井愛佳ちゃんの凱旋公演ということで、恒例のヲタ企画がありました。　有志のみなさんが紫のサイリウムを配っていましたが、昼夜とも配るとは、なかなかリキが入っていましたね。　アンコールのコール中、4階まで紫色に染まった客席がとても綺麗でした。

□会場
1階は G 列まで緩いスロープ、それ以降は段差が付いていますが、高低差は少なめです。　PA 卓エリアはセンターブロック最後方に設けられていました。　2階センター付近は1階の続きみたいな感じで、間には妙に小洒落た柵があります。　音響はやや残響が多めかな。　座席も広いし、綺麗だし、なかなか良いホールだと思います。

□光井愛佳
なにはともあれ凱旋公演なわけで、ソロ MC コーナーは昼夜とも愛佳ちゃんでした。　語っていた内容はこんな感じだけど、地元ネタにもほどがあったので大津市民以外はぽかーんだったかもしれませんw

昼公演
まずは、ものすごく緊張してしまって笑うような曲じゃない「SONGS」で笑ってしまった、すいませんとか。
リビングにテレビが2個ある、という話から。　地デジ対応の大きなテレビと、昔からあるテレビがあるらしい。
お母さんはちっちゃいテレビで好きな番組をイヤフォンを付けて見てるんだけど、テレビに突っ込むのでうるさい、友達と電話していても笑い声とか聞かれて突っ込まれるのが恥ずかしい、やめてください、とお願いしてました。　客席に家族が来ていたのかな？
とにかく緊張しているようで、えらいうわずった感じのしゃべり方でしたね。
夜公演
お母さんに差し入れを頼んだ、というお話。
草津方面へ向かう高架下のところにあるたこ焼き屋さんの、真ん中に穴があいているたこ焼きが美味しいとか、西大津方面のたこ焼き屋さんは、おばちゃんがめっちゃいい人でおばちゃん込みで好きとか、百貨店にあるクロワッサンとか、とにかく超ローカルすぎw
「三井寺あるじゃないですか。あそこを上に登っていくとお餅とか売ってるところあるじゃないですか」と言われても、三井寺はともかく、大津市民でもない限りウンウンとうなずけないですよねえw　ここはサクラが綺麗なので夜に観に行けと言ってました。
琵琶湖しかないと言われることが多いけど、美味しいモノがある、大事な友達がいて、滋賀県ラブ！だそうです。
ちょっとした合間で「ふふん」と笑うのが可愛いですね。

アンコール後に、ダブルアンコールでひとりで登場した時のコメントはこんな感じでした。　昼公演では、後半は涙ながらに語っていましたね。

昼公演
「ありがとうございました。めっちゃ緊張したんですけど、みなさんの声援をもらって緊張がほどけたっていうのもあるし、すっごい余計緊張したっていうのもあるんですけど、すごい楽しくて、あの〜うれし涙なんですけど、ずっと夢やったんで滋賀県でライブすることが（客席拍手）。一日だけじゃないですか、滋賀公演。なんで思う存分楽しもうって気合い入れたのに1回目から緊張に負けちゃったりとかして…がんばりたいと思います（客席拍手）。みなさんから、愛佳ちゃんお帰りーとか凱旋良かったねーとかペンライトが一色になった時とかすっごい嬉しくて、そん時も泣きそうやったんですけど、ここは涙見せんと笑っとこうと思ったら、最後に泣いちゃったんですけど、悔しいんですけど…もう何しゃべっていいんかわかんないんですけど、とりあえずほんまにありがとうございました！（客席拍手）また是非滋賀県で、この地元でライブができるようにがんばりたいと思いますので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました、光井愛佳でした！」
夜公演
「はい、ありがとうございました。すっごい楽しくて、すっごい嬉しくて、コンサートが決まった時はほんま嬉しくてー、もうどうしようかと思ったんですけど、すっごい大成功のコンサートで、もうすごい楽しめたし自分自身、ファンのみなさんは楽しんでもらえましたか？（客席大歓声）ありがとうございます。またこんなコンサートが出来たらいいなーと思うし、またここ地元でね、ライブが出来たらすっごく嬉しいので、ここにこれるように愛佳もがんばりますし、モーニング娘。9人もよろしくお願いします（客席拍手）。すごいえらそうな事言ったんですけど、もう、なんて言えば…すごい嬉しくて…もう涙を見せないと決めたので、はい！笑顔で。みなさん、ありがとうございました！みなさん、最高です！」

スクリーンに抜かれる回数が多かったりするのも、凱旋公演ならではでしょう。　紫のサイリウムはもちろん、ソロTシャツを着ているヲタも多かったし（アンコール MC で亀ちゃんがネタにしてました）、愛佳コールも大きかったし、実に暖かい空間だったように思います。

□いろいろ
凱旋公演だからなのか、一部の曲がショートバージョンになっていたのは気になりました。　大幅に公演時間が延びるわけではないので基本的なフォーマットはいつもどおりでいいような気がするけど、凱旋関係なく短くしたかったのかな？　ということで、印象に残ったことなどネタバレ全開で簡単に。

最新シングル「泣いちゃうかも」がワンハーフに。　去年の秋ツアーでも「リゾナントブルー」がツアーの最初の方でワンハーフになっていた気がしますが、途中でフルバージョンに戻ったので、こちらもどこかで戻るのかも？　ちょっと残念ですね。
あと、「みかん」がワンハーフ、しかも2番からという変則的な形に。　2番からなのはパート割りの関係なのかな。　いずれにしろ、曲を短縮しても1〜2分程度しか変わらないのに、この短い時間が貴重なのでしょうか。　コンサートを観ている方としては、そうは思えませんが…　実際の公演時間からすると、トータルで2時間以内に収めたいという目論見があるのかもしません。
最初の MC で一列になる時、さゆがブーツのヒモを直していました（夜公演）。
愛佳ちゃんソロの「私の魅力に気付かない鈍感な人」はめちゃ盛り上がりましたねー。　歌はもうちょいガンバレって感じだったけどw　ソロ曲があって良かった良かった。　本ツアー、凱旋公演があるメンバーは全員ソロ曲がありますが、鶏が先か卵が先か。
前回の観覧（松戸森のホール21）は席が割と前の方だったんで気が付かなかったけど、ホールの天井や壁、ステージの床を照らすライティングがなかなか綺麗ですね。　例えば、愛ちゃんソロ「夢から醒めて」の、ステンドグラス風（もしくはスライスした鉱石標本風）のやつとか、小春とジュンジュンの「香水」のやつとか。　サイドに客席がなくて壁が白いホールだったら、さらに効果的かも。
愛ちゃん、ガキさん、れいなの「情熱のキスを一つ」は、歌っていないメンバーの振り（というかお芝居か）がとても良いです。　双眼鏡を駆使して誰かひとりをずーっと追いかける、なんて見方も大アリですね。　後方席ならイチオシです、これ。
アンコール1曲目「その場面でビビっちゃいけないじゃん！」を歌い終わった後、袖に帽子を返しに行きますが、小春が帽子を落としてました。　で、モタモタしているとガキさんが早く早くと追い立てるようにして客席から笑いが。　「帽子の重力に負けました」そうでw　なかなか微笑ましいシーンでした（夜公演）。　この帽子、てっぺん付近に大きな花の飾りがついてたけど、松戸公演の時は無かった気がします。
アンコール MC が定型だけではないガキさん、れいな、小春、亀ちゃん、さゆ。
昼公演
（新垣）みっつぃ〜の緊張の仕方が半端じゃない、「どうしよう、どうしよう、んんんー」と言いながら抱きついてくる、と抱きついてくる様を表現しつつ語っていました。
（田中）見せたいモノがある、とネイルのアップ。　自分でやったらしい。　1時間くらいかかった、変えた時はみんなに見せるけん楽しみに、だそうです。
（久住）会場上手サイドの一角を弄る。
（光井）初めての凱旋コンサートで夢がかなってうれしい、ペンライトありがとうございました。
（亀井）みなさんいい感じに汗をかいていて素敵だけどマジで風邪をひくから汗をちゃんと拭け、と言ってました。
（道重）「愛佳の魅力に気付いている敏感な人達ばっかりだなーと思いました」
夜公演
（新垣）朝リハーサル中に客席に行ってみた、2階席の奥の方とそこらへん（と2階下手側サイドを指さしながら。残念ながら空席でした）に行ってみた、田中っちのリハーサルの時で、手を思いっきり振りたかったのに、田中っちは恥ずかしいから見ませんみたいな感じで、もう恥ずかしがり屋だなーと思ったらしい。　あと、客席後方がよく見えるとアピール。
（田中）琵琶湖を見たことがないらしい。会場が琵琶湖のように広くて開放感があって気持ちよかったそうです。
（久住）帽子アドリブした、これからもどんどんかましていくので楽しみに。
（光井）地元のライブですごい楽しかった、また滋賀県に来てライブが出来るようにがんばる。
（亀井）いきなり「今日のみなさんの…はは、間違えました」とかw
「今日はですねー、私の思い込みかなーと思うんですけどー、いつもオレンジTシャツを着てくれているみなさんが、ちょっとちらほら紫のTシャツを着ている方がいらっしゃるなーって思っちゃってー（客席騒然）でもねー、私の思い込みだからー、気のせい…気のせい…気のせいだよねー（と泣き真似）」　これすごいうけてましたねー。
（道重）「気のせいであることを願いつつー」と入って一笑い取りつつも、亀ちゃんの余韻を引きずっていっぱいいっぱいになった模様で、しどろもどろw
「みっつぃーはもちろんのこと、さゆみの魅力にも気付く敏感でいい人たちばっかりだなーと感じました」

とりあえず、こんな感じ。　上にも書いたとおり、凱旋ならではの暖かさ、熱さに満ちた公演で、たいへんよろしかったです。