安倍なつみ カジュアルディナーショー 札幌ジャスマックプラザホテル(2009.2.11 18:00) その2
大阪公演と前後してますけど、こちら(id:anomala:20090213#p1)の続きです。 この日の札幌は気温が高めで北海道らしくない感じでしたが、夜になって細かな雪が降り出してきました。 旅行者の勝手な言い分ながら、雪が降っている大都会って独特のムードがあって大好きです。 つうか、札幌に住んでいた頃も雪の夜は大好きでしたけど。
写真右(下)は会場からの帰り道に撮ったすすきのの風景です。 雪まつり最終日ということで、けっこうな人出ですが、氷像そのものは特にどうということはないかな(失礼w)。 去年見て笑ってしまったホンモノの魚やカニを氷に閉じこめただけの作品は、今年も健在でなによりでした。
□ディナー
残念ながらメニューがなかったので、具体的な料理名はわかりませんw メインの料理とデザートは下の写真のとおり。 不明瞭な味のトマトソースがかかった魚と五穀米のリゾットみたいなのはイマイチだったかも… 例によってデザートが一番美味しかったという。
本編
会場のジャスマックプラザホテル「ザナドゥ」は3回入ったことがありますが、今回は音響がイマイチでしたねえ。 なっちと和田さんしか見えないくらい端の席だったので、そのせいもあるとは思いますが、抜けが悪い上に低音が被り気味で残響過多というロクでもなさでした。 バンドの編成が変わったのも影響していそうだけど、もうちょっとどうにかして欲しかったところ。 それにしても、なっちが見えているとはいえ、ステージの大部分が隠れてしまう席だと臨場感がスポイルされるのもイマイチですね。 テーブルレイアウトの関係でしょうがないけど、要するに "ハズレ" を引いたということかな。
大まかな印象は前回書いたとおりではありますが、ライブそのものはなかなか良かったです。 地元北海道ということで、なっちのテンションが高めだったのもプラスに作用して、熱い札幌の夜となりました。 2公演とも観覧したヲタもだちによれば本公演の方が昼公演よりテンションが高めだったようですが、帰りのことを心配しなくてもよいスケジュールだったからかも?
□ミュージシャン
STB139 公演の時とミュージシャンの使用機材が若干変わっていました。 和田さんは YAMAHA Motif ES8 + KORG Triton Studio、徳武さんのアンプが ROLAND JC-120、六川さんのアンプが Trace Elliot のヘッドとキャビネットだったような気がします。 今回のプレミアムライブは、会場によってアコースティク・ピアノがあったりなかったりしますが、やはりピアノがあった方がしっくりきていいですね。
□セットリスト
個々の楽曲についての感想は STB139 公演(id:anomala:20090208#p1、id:anomala:20090214#p2)とそんなに変わらないので飛ばしつつ、MC について簡単にまとめてみました。
M01.スクリーン
- 徳武さんのアンプは大阪公演と同じですが、本公演の方が綺麗な歪み方をしていましたね。 エフェクター類まではチェックしていないけど、おそらく同じでしょう。
M02.スイートホリック
MC1
- まずは挨拶から。 札幌公演では恒例の、なっち「ただいまー」→客席「おかえりー」というやり取りがいいですね。 「うれし!」とか「地元でライブ出来るって、やばいですね」とか言っていました。
- 前日の夕方札幌に前乗りして、美味しいのもを食べたというお話。 八角とか、穴子を生でとか、飯寿司とか「いろんなものをチョコチョコチョコって食べまして。あとは梅酒もチョチョっと」だそうです。
- バンドメンバー紹介。 六川さんを紹介する時に「せ〜の!」と振って、客席「マー坊!」の大合唱。 あと、徳武さんを紹介した時には「昨日はイカ食べましたか?」と聞いていました。 あくまでもイカ好きキャラで通すらしいw
M03.愛ひとひら
M04.恋の花
M05.東京みちくさ
M06.ちょっとずつね。
MC2
- ここはハロコンの話題です。 お話の主旨はどの公演でも一貫していたように思います。
- 「みなさんのおかげで最高の卒業式が出来ました」
- 「タンポポとか、プッチモニとか、カントリー娘。とか」他のユニットの曲を聴いて当時の事を思い出す、みんなもそうなのかなと思って隣を見たら中澤ねえさんが泣いていた、今思い出しても泣けてくるとしみじみと語るなっち。
- 歩んでこれたのもファンのみなさんのおかげだと、あらためて「ありがとうございます」で客席から拍手が。
- 「これまでもそうだし、この先も変わらず、歌を愛して、みんなを愛して、歩んでいきたいなという気持ちはやっぱり、ぶれずに自分の中にドン!とあるので、これからもみなさんよろしくお願いします」
- 話終わって「手にすごい汗です」
M07.息を重ねましょう
M08.さよならさえ言えぬまま
MC3
- M08 について、せつない歌詞なので、歌っていて詞の世界に入ってしまうと自分までせつない気分になる、とか。
- ここはフリートークです。 まずは雪まつりにまつわるお話から。
- 大通り公園をクルマで通ったときにチラッと見たらしい。 すごく見たかったそうで「あ〜〜〜みたいな」と言いながら、のけぞる様(見たいのに通りすぎていく〜名残惜しい〜みたいな後ろ髪ひかれる感じ。わかりにくいけどw)が実に可愛らしかったです。
- 雪まつりは5歳くらいの時に連れてきてもらったそうです。 雪像が半分溶けかかっていて「5歳ながらに『あれ?お母さん、おかしくない?』みたいな」とか。 続けて「雪まつりといえばそういう残念な姿しか見たことない。(客席笑い)いや、ほんとにさ」
- 北海道の人だからといって毎年見ているわけではないと力説していました。
- ウィンタースポーツの話題。 スキーは苦手だそうで、スキー板をハの字にしても直滑降になって毎回木の枝とかにバンッと突っ込んだりするのでやめました、と身振り手振りを交えながら語っていました。
- 「スケートが大好きで。たぶん、いまだに大丈夫だと思う」とか。
- 何百円か払えば一日中滑れるスケートリンクが室蘭にあって(今もあるかどうかはわからないらしい)「そこでずーっと滑ってて〜。お腹すいたらマルちゃんの醤油ラーメンとか食べて〜。して、また滑って〜」で、お母さんがあんたたちいい加減にしなさいと迎えにくるまで滑っていたらしい。 あと一周!と張り切って滑ると転んでお尻を打ったりとか〜と実に楽しそうに北海道弁全開でしゃべりまくっていましたねえ。
- 誰の足跡もついてない新雪を見ると「よしっきた!と思って〜、ダーッと走っていって〜、バタッと倒れて、人の字になるじゃないですか。あれをつけるのが大好きだった」
- これをやっていたのが中学生の頃で、まわりにやる人がいなかったので、わたしちょっとおかしいのかな〜と思ったらしい。
- 札幌ではそういうところを見てないけど見てたらやってた、道産子だから雪を見るとテンションがあがるのだとか。
- こんなに沢山の雪を見るのは初めてという人もいるんじゃないですかと客席に問いかけるも反応が薄くて「でもね〜雪はいいですよね〜みなさんね〜」とだんだん妙なテンションになってきて、そこかしこから忍び笑いとかw なんとか押さえて M09 へ繋がったのは良かった良かった。
M09.25〜ヴァンサンク〜(27 Version.)
M10.甘すぎた果実
M11.愛しき人
MC4
- ここは「三文オペラ」に出演するという話題です。
- 歌が難しくて「こんな歌、歌えるのかな?(客席からだいじょうぶ!の声)だいじょうぶとかじゃないですよ。ぽかーんみたいな」だそうです。
- 告知とはいうものの、シアターコクーンを思い出せないなっちw 詳しくはホームページを見ろと言っていました。
- 「最後の曲になりました」→客席「え〜〜〜〜」(ry
M12.微風
−Encore−
- 出てくるなり「すっごい汗なんですよ。たいへん」とか。
- 「やっぱり、歌はいいな〜、音楽はいいな〜って。こうやってライブをしてて改めてそう感じます」
- 「やっぱりわたしはライブをやっていきたい、歌を歌っていきたいと思うから」、またライブがあれば来て欲しいと言っていました。
M13.夕暮れ作戦会議
とりあえず、こんな感じ。 CDS としてはどうよ?という感じではあったものの、なっちとバンドメンバー、そして客席を含めて熱いライブでしたね〜。 最後、アンコールの MC で、歌に対する思いを熱く語る姿が印象的でした。