安倍なつみ カジュアルディナーショー 札幌ジャスマックプラザホテル(2009.2.11 18:00)

なっちソロとしては約2年9ヶ月ぶりの観覧となった今回のカジュアルディナーショー(以下、CDS と表記)、なっちのパフォーマンス(グダグダな MC も含めw)は大満足でしたが、興行の方向性としてはやや不満に思えるところがあったのも事実です。 初っぱなからアレですが、この点についてチラッと。 


K-MIX space-K(浜松)と STB139(東京)で先行して開催されたプレミアムライブと同じ構成ということで、ライブ本編に限って言えばスペシャル感が薄かったですね。 かつての CDS は会場内にある種の緊張感が漂っていて、それが特別な場であることを否が応でも感じさせてくれたんですが、今回はそういうのは無いです。 まあ、セットリストや演出が割と普通のライブノリで聴く方もリラックスできるような内容になっているので、すごく自然な雰囲気ではあるんですが。 プレミアムライブと同じ内容という時点で、こうなることは想定の範囲内でしょうか。


程よい緊張感というのはスペシャル感を演出するスパイスとして悪くはないですからね。 CDS の場合は、本編の後に握手とポラ撮影という特典が付随するので、そこでスペシャル感を感じられはするものの、出来ることならパッケージ全体でスペシャル感を煽って欲しいなあ… やたら "スペシャル感" を連呼してるけど、CDS というフォーマットに対しての、個人的なコダワリみたいなものですかね。 一部のヲタがホールのノリで大声でコールしたりとか、かつての CDS ではありえなかったですから。 とにかく、あの独特の空気が霧散してしまったのは寂しい限りです。 


ゴタゴタと書いてますけど、要約すれば、こういうライブは CDS でやらなくてもいいでしょ、ということです。 ヲタのコールはともかく、K-MIX sapce-K や STB139 でのライブは素晴らしい出来だったと思うし、ぜひ次回もお願いしたいところだけれど、CDS に関しては、なんか違うんですよね。 他では出せない緊張感こそが CDS の真骨頂だったと言っても過言じゃないかも。 CDS だけピアノ伴奏のみ!なんて企画ならバッチリそうですが、同時期に CDS ではないライブを開催するとなると手間がかかりすぎるので、全部共通になってしまうのは致し方なしでしょうか。
ただ、ジャスマックプラザホテルの場合は会場そのものがやや大きめなので、ワタシが思うところの CDS に向いていないというのもあるかな。 もし、今は亡き広尾のラ・クロシェットで今回と同じライブをやったとしたら、だいぶ雰囲気が変わったかもしれませんね。 もっとも、物理的に不可能そうだけどw