Kill Me Kiss Me / HANGRY & ANGRY

HANGRY & ANGRY
ハードエッジなディストーションギターが前面に出ていてラウドな雰囲気は漂っていますが、なにせハンちゃんアンちゃんがいつもとそんなに変わらない歌い方だし、ぜんぜんゴシックじゃないような。 タイトルナンバーの「Kill Me Kiss Me」はそうでもないけど、2曲目の「Angelia」とか、いつもどおり過ぎて歌が入ってきた瞬間にニヤッとしてしまいますねw 音楽のカテゴライズに深い意味はないとは思うものの、キーワードとしてのゴシックは違和感があります。 ま、ゴシックといえば Siouxsie & the Banshees あたりを連想するおやぢの感想ですけどw


ハンちゃんアンちゃんヲタでこの手のサウンドが嫌いじゃない向きには、歌声を堪能できるという意味ではいいかもしれませんね。 音楽ガッタスを引き合いに出すまでもなく、二人しかいないのでパートうんぬん関係ないし。 エフェクトをかけているパートもあるけど、普通のパートはボーカルが前に出ている感じのミックスで聴きやすいです。
5曲のみのミニアルバムとはいえ、トータルなイメージはまとまっているし、パッケージとしては悪くはないかも。 缶の中に入っているスポンジが妙なニオイなのは何故だろう?