モーニング娘。コンサートツアー2008秋 〜リゾナント LIVE〜 新潟県民会館(2008.11.24 15:30/19:00)

またまたヲタもだちのお誘いにホイホイ釣られて、クルマで新潟までお出かけです。 今のところ新潟市内、雨は降っていませんが、埼玉県南部らへんよりは寒いですねえ。 今日の公演はどんな感じになるのかな?
塩沢石打SA
写真は行きに寄った関越道の塩沢石打SAからの眺めです。 曇天ながら思ったよりは寒くなかったですね。 ちなみに帰りは湯沢IC〜昭和ICにかけてけっこうな勢いで雪が降っていて、いかにも冬の関越道という感じでした。


□昼公演
小春の地元凱旋ということで終了後に一人で出てきてイェイイェイやっていましたが、その時間調整のためなのか、妙にあっさりした流れでしたね。 こういう時は MC コーナーにしわ寄せがくるので、期待のおもしろ MC もイマイチ盛り上がりに欠けたような気がします。 それなりには面白かったものの、濃い公演(米子公演)を観た後では、物足りなさを感じてしまうのはしょうがない。
時間に関しては夜公演の方がよりシビアなので、昼公演と似たような流れになりそうな予感〜。


□夜公演
予想どおり昼公演と似たような流れで、あっさりめな感じでしたね。 で、終了後に小春が一人で出てきたのも昼同様ながら、ネタがイェイ!三本締めに進化していましたw 普段何も考えていないように見える分、多少なりとも気が利いた事をやると「おっ」と思ってしまいます。 なかなかよろしかったのではないでしょうか。
小春といえば、とある曲の途中でマイクが不調になったようで、スタッフが出てきて交換していましたね。 歌とダンスはそのまま続行していたので、刻々と変化するフォーメーションの中に入っていくスタッフは大変そうでした。


□雑感
コンサートの流れそのものは上に書いたとおりですが、肝心の歌の方はイマイチだったかなあ… 愛ちゃんやガキさん、れいなあたりはバッチリだったんですが、さゆとか光井ちゃんとか、気になる箇所がちらほらありました。 と、ここからネタバレ(具体的な曲名をあげています)で、さゆと光井ちゃんと愛ちゃんについての感想を。


道重さゆみ
6期メンバーが持ち回りで1番をソロで歌う「レモン色とミルクティ」は、昼は亀ちゃん、夜はれいなの番だったので、本公演はさゆの歌うパートそのものが少なかったんですが、その少ないパートでアレなもんだから余計目立ちます。 例えば、「その場面でビビっちゃいけないじゃん!」のAメロ頭のところとか、ここにいるぜぇ!の "お腹いっぱい学ぼう" のところとか。 ツアーも本公演を含めて残り6公演という時期なので習熟度の問題ではないはずだし、単純に気が抜けていたのか、あるいは体調がいまひとつで集中力に欠けていたとか?
はっきり言って歌がウリのメンバーではありませんが、だからといって存在感が無いわけではないので、もう少し丁寧に歌って欲しいですね(なんだか偉そうですいません)。 いくらさゆだって、持っているポテンシャルをフルに発揮してようやくOKレベルというわけではなくて、普通の出来で十分だと思うんですよ。 ブレがある事自体がスキル不足を露呈しているともいえるけど、普通の出来を維持する事は無理難題じゃないはず… ひとつのグループとして活動している以上、ステージに上がればメインもサブもないので、さゆなりにビシッと決めてくれ〜とゆいたいです


光井愛佳
光井ちゃんは未発表曲の「私の魅力に気づかない鈍感な人」をソロで歌うので毎公演見せ場があるわけですが、昼公演の歌唱はイマイチでしたね。 Aメロの出だしがかなりシャープぎみで、聴いていて「あれ?」という感じでした。 この部分はバックトラックが少し歌いにくそうなアレンジだし、もしかしてモニターが聴き取りづらかったとか? さゆ同様に、歌のスキルの方はまだまだなので多くは期待していないけれど、ソロなだけに外すと目立ちます。 MC ではいい味を出しているので、歌の方もガンバレ〜。
で、この曲の途中で、フリで手を挙げたときに帽子を引っかけて落とすというハプニングがありました。 慌てず騒がず、間奏のところで拾って上手袖に放り投げる様はかっこよかったですね。 貫禄というほどではないにしろ、ステージ慣れしているなという感じ。 一番経験の少ないメンバーながら、伊達に場数を踏んでいるわけではないといったところでしょうか。


高橋愛
本ツアーでは5期メンバーのソロコーナーとして、愛ちゃんが「無色透明なままで」ガキさんINDIGO BLUE LOVE」を歌いますが、新潟公演は昼がガキさん、夜が愛ちゃんでした。 さすがに愛ちゃんだとスキル的な不満はないので、安心して聴いていられますね〜。 ワタシが観覧した公演のうち、愛ちゃんの歌は3公演で聴くことが出来たけど、個人的にはこの公演の歌唱が一番良かったような気がします。 歌っている時の表情(目線をやや下から正面にゆっくりと上げるところがあるんですが、ここがたまらないですね)も含め、歌詞の内容に沿った表現の仕方など、文句なし。 符割りの細かい楽曲だと多少雑になるところがありますが、こういったスロー系はジャストフィットでハマりまくりです。 今回のセットリストの中では、小春の「タンタンターン」とともにやや毛色の違うパフォーマンスともいえるけど、これもまた娘。ならでは。 振り幅の大きさというのは、グループにとって大切にすべき要素のひとつだと思います。