安倍なつみ コンサートツアー2008秋 〜Angelic〜　愛知厚生年金会館（2008.10.11 15：00/18：30）　その2

Hello Live

当日のエントリー（id:anomala:20081011#p1）の続きです。　バンマスの和田さんのブログによれば、リハ前に徳武さんのアンプが壊れちゃったそうで。　本番で使っていた Fender のコンボは急遽レンタルされたやつだったのかな？　徳武さんって超ベテランな上にプレイ自体がすごく個性的なので、多少機材が変わっても何の影響も感じさせないところががさすがですね。　なっち目当ての現場ではあるけど（当たり前かw）、ファン歴だけだったら徳武さんの方がずっと長いので、なっちを無視してステージ上手側を凝視している事も度々だったりします。
愛知厚生年金会館

本編（続き）

今回のステージセットですが、バンドメンバーを取り囲むような高台が目立ちますね。　中央に階段があって、上段に登れるようになっています。　高台上段には、羽根をモチーフにしたみたいな衝立も（天使の羽根？）。　あと、ステージバックに大きなスクリーン（白い布？）が張ってあって、ここに様々な映像を投影したりライトを当てたりしているんですが、なかなか効果的な演出だと思います。　PA の音響バランスも良好だったし、ここらへんはいい仕事をしているな〜って感じ。


□セットリスト
いつもどおり某所より。　曲ごとの感想を途中までしか書いていないですが、横浜公演の分も合わせて後日ということでひとつ。　ちなみに、公演時間はアンコールを含めて約115分でした。


M01．あなた色

  • 最初にバックミュージシャンのみが登場して、まずはサンバっぽいインストナンバーを演奏、一瞬の間を置いてそのままイントロに突入！
  • なっちはセット上段に登場。　衣裳はグッズにあるライブ生写真4枚セットの左側2枚のやつです。　髪にエクステと羽根で出来た大きめな飾り付き。　アウトロではマイクをドリンク台？に置いて踊りまくっていました。
  • CD バージョンより生演奏の方が生きるタイプの楽曲だな〜と、現場で聴く度に思いますね。　特に今回はドラム＋パーカッションという構成なので、こういったラテン風味の楽曲には嵌ります。　初回公演は調子が出ていないのか、ややノリが重たい感じの演奏でしたけど。
  • 間奏は各人の短いソロを回してから、徳武さんのギターソロという形。　アウトロの後藤さんのサックスソロが熱かったです。

M02．夕焼け空

  • イントロの間に、ドリンク台のそばで上に重ねている真紅のドレスを脱いで白のロングドレス姿に（グッズ写真の右側2枚のやつ）。　単に上着を脱ぐようなもんですが、なんだか後ろ姿が妙に色っぽくてよろしいのではないでしょうか。
  • ライブでは初披露の曲ですね〜。　キターって感じ。
  • アレンジはオリジナル尊重路線かな。　Asami ちゃんがコーラスで参加。
  • なっちの歌は、歌い慣れていないせいか音程がやや不安定なところもありましたが、なかなか力強い感じでしたね。

M03．やんなっちゃう

  • オリジナルのオケは打ち込み系で無機質なテイストですが、こっちは生々しさ全開でリズムがめちゃくちゃ気持ちいい〜。　濱田さんと六川さんのコンビネーションはさすがです。　
  • そんな生々しい演奏にのせて歌うので、なっちの歌声も色っぽさ倍増ですね。
  • この曲には、手を高速に動かすちょっと変わった感じの振りがついていますが、今回も健在でした。
  • 妙に短かったのでワンハーフかな。

MC1

  • ここは軽く挨拶みたいなの。
  • 初日で「ドッキドキのウッハウハでたいへん」とか言っていました。

M04．恋の花

  • オリジナルよりかなりテンポを落として、よりソフィスケートされた雰囲気のアレンジ。　後藤さんがフルートでソロをとるイントロとか間奏とか、ラウンジミュージック的な耳あたりの良さがありますね。
  • オケがぜんぜん違うということは、当然ながらなっちの歌い方もそれに合わせていて、すごく新鮮です。　安直に言えば、柔らかさ優しさが前面に出ていて癒される感じ。
  • ワンハーフ。

M05．…ひとりぼっち…

  • バックのアルペジオは打ち込みかな？　音色そのものとフレージングはギターっぽいけれど、フレーズの細かいところ（サビに入る直前とか）はキーボードっぽいですね。
  • 中央の階段に腰掛けて歌います。　ブルー系の照明でムード満点。
  • 久しぶりに聴きましたが、独特の緊張感がたまりませんね〜。　
  • Asami ちゃんのコーラスが効果的でした。

MC2

  • ここはフリートークのコーナーのようです。　テーマは "秋といえば" かな？
  • （昼公演）秋刀魚がいかに美味しいかを熱く語っていました。
  • （夜公演）妹と一緒に買い物にいっていろいろ見たけれど全部一緒に見えてきて、結局買ったのはブーツと耳当て（ウサギさんみたいなの）だそうです。　タンスの中を整理していていらない服をあげた、という発言にクレクレ騒ぐヲタどもがしょうがねえなって感じw

M06．青空（千）

  • 初披露の曲またキター。　優しさ一杯でいいわ〜。
  • 間奏では徳武さんがストラトでソロを弾いていたけれど、フレージングに苦労している風に見受けられました。　ここはエレクトリックギターじゃなくて他の楽器の方が良かったかもしれませんね。

M07．学生時代

  • イントロの「元気？」の台詞に勝手に返事をするヲタどもの図がなんだか懐かしいですね。
  • アレンジは若干音が薄めな印象かな。　サビの声を張る部分とか、そこはかとなく力強さが滲み出ていて良かったですね。

MC3

  • ここもフリートークのコーナーで、M07 にからんで学生時代のお話のようです。
  • （昼公演）中学の制服はブレザーだったけどセーラー服に憧れていたらしい。　スカートの腰の部分を巻いて短くしたりしていたらしい。　ルーズソックスの下の部分を伸ばそうとして、寝る前に辞書を入れたりしたそうです。
  • 先輩のスコート姿に憧れてテニス部に入ったけど、よく目をつけられていたらしい。　「（いかにもガラの悪そうな仕草付で）ちょっと」と、よく呼び出されてた。　学校では茶と黒と紺の髪留めのゴムだけ許可されていたけど、たまたま水色のゴムをしていったら「ちょっと」と呼び出されたというエピソードも。
  • （夜公演）ルーズリーフにメモを書いて飛ばして、たまに隣のアワくんに当てたりしていたらしい。　
  • 「放課後残ったりして好きな子の椅子とか座らなかった？」と客席に問いかけていました。　中学校の時一個上の学年に好きな人がいて〜勝手に教室に入って座ったりしたわ〜としみじみ語っていました。

M08．私の恋人なのに（安倍なつみ＆矢島舞美(℃-ute)）

  • 徳武さんがアコースティックギターを手に前に出てきて、ストゥールに腰掛けて弾きます。　伴奏は、ギターと和田さんの控えめな鍵盤ハーモニカ音色のシンセのみ。　プチアコースティックコーナーみたいな位置付けかな。
  • なっちは徳武さんのすぐそばに立って歌うんですが、ときどき二人でアイコンタクトをとったりするのがいい感じですね〜。　すごく素朴な感じの演奏と歌が、楽曲の持ち味にマッチしているかも。
  • 昼公演で少し歌詞を飛ばしていたのは惜しかった。

MC4

  • M08 は「乙女心になりまして」だそうです。　「なっち今27になって〜」にヲタどもがえーえー言っていたら「なにっ？」とにらみ返すなっちが可愛すぎて困りました。

M09．日曜日 What's Going On

  • リズムが強調された、割とシンプルなアレンジ。　こういうアレンジだと、濱田さんと六川さんのコンビネーションの良さが一層際立ちますね。　和田さんと Asami ちゃんがコーラスで参加。
  • 間奏でバンドメンバー紹介がありました。　紹介された人が一節かまして次の人の紹介へ、というパターン。　徳武さんが繰り出す得意のフレージングがかっちょいいぜ！
  • 続いて、お客さんに振り講座。　客席の下手側を "What's" 隊、上手側を "最高隊" に二分して、歌に合わせて振りをやるというもの。　"What's" 隊の方はなっちが考えたという "W" 字形がモチーフになった振りでかなり微妙w　"最高" 隊の方は手を単純に振り上げるだけなので、本番をやる前から最高隊の方が元気一杯なのはしょうがない。
  • なっちが実に楽しそう。

M10．空 LIFE GOES ON

  • 文句なしに良いです、この曲は。
  • ピアノのみのシンプルな導入部はいい感じですが、ドラム、ベース、ギターが入ってきた時のアレンジがかなり空間多めな感じで、楽曲のスケール感に対して負けているような印象を受けました。　途中からシンセストリングスを同期させてはいるものの、バランス的に音が小さすて広がりを感じさせるほどではなかったですね。
  • 夜公演で歌詞を飛ばしていましたが（歌詞そのものも間違えていたけど）、気になったのはその直前のパートです。　低音部分で声が掠れた上に音程も怪しくなっていました。　思ったように声が出なくて焦ったのかもしれませんね。　一時的なもののようでしたが、ちょっと心配かなあ。
  • 歌い終わった後、衣裳チェンジのためにセット上段下手側に捌けますが、捌ける直前に一瞬立ち止まって振り返るような仕草をするのが印象的でした（追記 これ勘違いでしたw）。

衣裳チェンジの間は、バンドによる「息を重ねましょう」のインストゥルメンタルバージョンの演奏です。　なかなか幻想的なアレンジで聴かせますが、3分半くらいあるのでやや長く感じられますね。　
ということで、続きは横浜公演が終わってからでも…　


M11．だって 生きてかなくちゃ
MC
M12．スクリーン ※表記不明 12/3 発売の新曲
M13．メドレー
　恋のテレフォン GOAL 〜 黄色いお空でBOOM BOOM BOOM 〜 OLの事情 〜
　甘すぎた果実 〜 恋のテレフォン GOAL
M14．ザ・ストレス
M15．大人へのエレベーター
MC
M16．小説の中の二人


〜 Encore 〜


M17．月色の光
MC
M18．愛しき人