モーニング娘。コンサートツアー2008秋 〜リゾナント LIVE〜 ハーモニーホール座間(2008.9.27 14:30)

元々行く予定ではなかったのに(なっちの現場がかぶってるし某所の相場も高かったし)、なぜだか手元にチケットが。 つうことで、初回だけ観に座間までお出かけでございます。 春コンから持ち歌がカバーの 2 曲(「ペッパー警部」と「ロマンス」)しか増えていない上に発売予定のアルバムもカバーソング集ということで、いろんな意味でセットリストがどうなるのか、期待半分、不安半分といったところ? いずれにしろ楽しみではありますが。
ハーモニーホール座間


真野恵里菜
本公演はオープニングアクトまのえりちゃんが登場して「マノピアノ」を披露していました。 ソロの生まのえりちゃんを初めて見ましたが、各種メディアで見ている時よりも洗練された印象がありますね。 佇まいに華があるし、なかなかよろしいんではないでしょうか。 CD は買わなかったけどw 音楽ガッタス在籍時は初々しさだけで勝負していた感がありましたが、さすがに場数を踏んできているだけはあるのかも。 ちなみに衣裳は清楚なデザインの白いロングドレス(いつもこれなのかな?)。 YAMAHA CP を弾く姿も様になっていたように思います。 特に間奏とアウトロの部分、真剣な表情が格好良かったですね。 ハロプロの将来を託された人材のひとりだし、影ながら応援していこうかなと思いました。

本編

まずはステージセットですが、最近の娘。コンの例に漏れず、かなりシンプルな作りですね。 基本的な構成は、左右にアスペクト比 4:3 のスクリーン、舞台上に中央が奥まった平台(要するに "へ" 字型)があるだけです。 平台には幅広な 4 段の階段が付いていました。 全体的な装飾はクールな感じかな。 見ていてインダストリアルなんて単語が思いつきましたが、合っているかどうかは微妙ですw ライティングも同じくシンプルな演出でしたが、特に問題なしでしょう。


高橋愛
本編の感想に行く前に、めちゃくちゃ気になった愛ちゃんの涙について。 泣いているのに気がついたのは、アンコールでとあるナンバーを歌っている姿がスクリーンに映された時です。 特に愛ちゃんをロックオンとかしていなかったので、いつから泣いていたのかは不明ですけど。 歌い終わって MC で自分の番が回ってきた時もまだ声が震え気味だったし、手で涙をぬぐう仕草をしていました。
涙した理由はなんでしょうね? 単純にライブが上手くいって嬉しかったとか、歌に入り込みすぎて感情の昂ぶりを押さえきれなくなったとか様々な理由が考えられるし、そもそも一介の野良ヲタにわかるはずもないとはいえ、やはりステージ上での涙は気になります。 来春卒業(発表)か?なんて妄想も出てきますが、こればっかりはいくら考えてもしょうがないですね。


□雑感
一言でいえば、スキルに定評のあるメンバー(愛ちゃん、ガキさん、れいな)を軸にしつつも、今まで埋もれがちだったメンバーにもスポットライトを当てる構成で、グループとしての懐の広さを感じさせる内容だったように思います。 まあ、今年の春コンも似たような構成ではありましたが。 コンサートとなると歌やダンスのスキルを誤魔化しようがないので、どうしても "使える" メンバーを重用するのは致し方なしとはいえ、他のメンバーが埋没してしまわないところが娘。の美点のひとつ。 今回もそんなメンバー達にいろいろと見所が用意してあって、良いアクセントになっていたのではないでしょうか。


そんな中、実際のステージを観るまで、つんく♂のおっさんが自分のブログで書いていた内容が気になっていましたが、この点に関しては想像以上にプラスに作用していたと思います。 前回のツアーから持ち歌が2曲しか増えていなくて、どちらもカバー曲であることを補完するための策だと想像しますが。 で、用意された楽曲のパフォーマンスですが、いきなりここからネタバレ! …といいつつも、セットリストから外されるわけがないのでネタバレでもない最新シングル「ペッパー警部」のパフォーマンスと比較しても遜色がないどころか、個人的には上回っていたように思います。 これらの楽曲、CD 音源で聴けばまた違った印象を持つのは確実ながら、少なくとも会場で観た限りでは初回とは思えないこなれ具合も含めいい感じでした。 ま、新鮮さに誤魔化されているきらいがなきにしもあらずですけどw あと、ここらに関してはふつふつと妄想というか疑念も沸いてきますが、コンサートの感想に直接関係がないのでパスします。


ネタバレ全開の感想は後日にでも… ついでなんで以下セットリスト。


□セットリスト
例によって一人で行くスレより。


M01.その場面でビビっちゃいけないじゃん!
M02.みかん
MC1 自己紹介
M03.ペッパー警部
VTR オープニングムービー
M04.TOP!
M05.YAH!愛したい
MC2
M06.インスピレーション!
M07.Ambitious! 野心的でいいじゃん
M08.パープルウインド / 高橋・新垣・久住・光井・ジュンジュン・リンリン
M09.レモン色とミルクティ / 亀井・道重・田中
MC3 6期会議 / 亀井・道重・田中
M10.タンタンターン!(MilkyWay) / 久住小春
M11.私の魅力に気づかない鈍感な人 / 光井愛佳 ※未発表曲?
M12.グルグルJUMP / 久住・ジュンジュン・リンリン ※未発表曲?
M13.INDIGO BLUE LOVE / 新垣里沙 ※昼公演
M13.無色透明なままで / 高橋愛 ※夜公演
M14.Take off is now! / 高橋・新垣・田中 ※未発表曲?
MC4 久住。光井。ジュンジュン・リンリン
M15.どうにもとまらない(山本リンダ
M16.恋のダイヤル6700フィンガー5
MC5 高橋・新垣
M17.そうだ!We're ALIVE
M18.女に 幸あれ
M19.浪漫 〜MY DEAR BOY〜
M20.ここにいるぜぇ!
MC6
M21.リゾナント ブルー


〜Encore〜


M22.雨の降らない星では愛せないだろう
MC7
M23.青空がいつまでも続くような未来であれ!