Buono! 結成1周年記念FCスペシャルライブ 〜Rock'n Buono!〜 横浜BLITZ(2008.8.22 15:30/19:00)

ハロプロで "Rock" と付けば生演奏ということで、途中からとはいえ、ちゃんとしたバンドをバックに熱いステージを繰り広げていましたね〜。 ベリキュー関係の通常規模のライブでバンドを使うのは初めてだと思いますが、元々楽曲がロックなテイストだし、小回りが効く三人組でみんなそれなりに歌えるということで今回の構成が可能になったのではないでしょうか。 珍しく事務所のやる気を感じさせたという意味でも、貴重なライブだったように思います。


そんな中、残念だったのは鈴木愛理ちゃんのコンディションがかなり悪そうだったところかなあ… ℃-ute のツアーが始まっている上に CD 発売イベントまで重なっていて、超ハードスケジュールになっているせいでしょうか。 いくら若いといっても限界があるので、あまり無理をするのはよろしくないと思いますが、ここらへんの事情については、一介の野良ヲタとしては外から見守るしかないですからねえ。 それだけに余計心配になってしまうけれど、早く万全のコンディションに戻るように祈るのみです。

本編

この公演は FC限定ですが、1階スタンディングのキャパ一杯までは入っていなかったですね(当選数を調整した?)。 前ブロックの中央あたりはそれなりに圧縮もあったようですが、他は割とゆったりとした感じ。 昼公演は 2階指定席、夜公演は 1階前ブロック下手寄りで観ていたけど、1階でもハロプロ系ライブのスタンディングで一番嫌なヲタ汁に悩まされずに済みました。 700番くらいで入場しても前ブロックにけっこう空きがあったので、後方に退避していたヲタ多数だったのかもしれません。


□ガールズバンド
オープニングの SE に続いてステージを覆っていた幕が落ちた瞬間、超ビックリ! なんと三人が楽器を構えているではありませんか。 事前の情報でバンド付きという噂もあったし、わざわざ幕でステージを隠していて、かつアンプのパイロットランプが透けて見えていたので楽器が置いてあるなとは思いましたが、まさか三人が弾くなんて全然予想していませんでした。
鈴木愛理(g)、夏焼雅(b)、嗣永桃子(ds)という 3ピースバンド。 使用機材は、愛理ちゃんがオリンピックホワイトみたいな色のボディにメイプルネックな ESP のストラトキャスタータイプ(ピックアップレイアウトは SSH)+Mesa Boogie Rectifier(たぶん Dual か Triple のどちらか)のヘッドとキャビネット。 雅ちゃんが Sadowsky みたいなヘッドストックの割とコンテンポラリーなデザインのベース(詳細は不詳)に Sadowsky のヘッド+SWR のキャビネット 2 段重ね。 桃子ちゃんが胴がラメ入りっぽい色の Ludwig のシンプルなセット。


客席がどよめく中、桃子ちゃんのカウントで 1曲目がスタート! 曲は「泣き虫少年」です。 で、歌い出した瞬間、たぶんヲタ全員ずっこけたんじゃないかなw 当て振りじゃなくてマジに弾いているので、そりゃもうひどい出来ですw どうなることかと見守っていたら、ちょこっと歌って終わり。 ヲタどもが「え〜〜〜」とざわついているのを華麗にスルー、楽器をスタッフに返してカラオケで仕切り直しとなりました。
余興にしては仕込みが大袈裟だな〜とステージの三人を無視してドラム回りを双眼鏡で見ると、きっちりマイキングしてあったので、こりゃ後でちゃんとしたミュージシャンが出てくるなと確信、この時点で神イベントに認定です。


ついでなんで、途中から登場した今回のバックバンドについて。 最後の方にメンバー紹介もありましたが、ニックネームでの紹介だったので正式な名前についてはよくわからなかったですね。 全員女性で見た目は(ry 使用機材は、ギターが PRS で、Custom シリーズみたいなシェイプで地味めなルックスのやつと、もう1本同じく PRS のいかにもなトップのやつ(パードインレイ)を用意していましたが、使っていたのは地味な方だけかな。 チェリー色のバインディング付ボディでポジションマークはドットでした。 アンプは愛理ちゃんが使っていたやつをそのまま。 ベースは Sadowsky の JB タイプ(たぶん)でボディカラーは CAR かなあ? アンプは雅ちゃんが使っていたやつをそのまま。 あと、キーボードが追加になっていて、Roland RD-700 と Clavia Nord Electro2 の 2台を弾いていました。 ラックまわりはまったく見えなかったので不明です。


このバンドの演奏は、まあこんなもん?って感じですかねえ。 1曲を除いてほぼオリジナルそのままのアレンジだったし、同期データを多めに使っていたのもあって、ことさら生演奏!というほどでもなかったり。 ギターの人があんまり上手くなかったのは生っぽかったけどw 歌い手が慣れていないので冒険するわけにもいかないでしょうし、これはこれでそれなりに満足できる演奏だったように思います。


□追記
バンドメンバー紹介は「じゃなきゃもったいないっ!」の間奏部分で、紹介された人がソロをちょこっと演奏するよくあるパターンのやつでした。 この時、バンド名も言っていたんですが、マスターズ?カスターズ?みたいな名前だったと思います。 キーボードの人は eji さんというのですね。 ガチンコでいこう!のトラックでキーボードを弾いている人で、同曲の PV にも出演しているらしい。 
ということで、PV の方も観てみましたが、ベースの人がほぼ同じ見た目のベースを弾いているので、ライブの方もこの人でしょう。 もしかして、ギターとドラムも PV 出演の二人なのかな? このあたり既出にもほどがある情報なのかもしれませんが、なにせババヲタなので、Buono! 周辺の情報には疎いんです…


明日以降につづけ…