モーニング娘。コンサートツアー2008春 〜シングル大全集!!〜 松戸森のホール21 昼公演(2008.3.22 15:30〜) その2
当日のレポ(id:anomala:20080322#p1)の続きです。 写真はホール横にある芝生エリアからのアングルですが、芝生と春の日射しの相性はバツグンですね。 終演後は寒かったですがw
シングルを全部歌うと宣言しただけはあって、ほとんどショートサイズだったり何曲かまとめてメドレーだったりするのはしょうがないですね。 それでも、ハロプロ基準では割と長い2時間強の公演時間でした。 つうことで、ネタバレ全開♪
□セットリスト
楽曲名だけのナンバーは全員でのパフォーマンスです。 文中、メンバーの並びが表記されている部分は下手側からの並びで書いています。
- 短いオープニングの SE に続いていきなり新曲から。 ステージ奥中央の出入り口から、二人ずつ出てきていたような気がします。 先に公開されている PV では愛ちゃんとれいな+小春が目立っていた印象ですが、コンサートで観るとそうでもないですね。 歌のパートは PV どおりですけど(当たり前かw)。
- 衣裳はバラの飾りが付いた白/黒のパンツルックで、格好いい系かな? メンバーによってデザインが違います。 足元はお揃いのロングブーツで、同じく白/黒の細かな柄でした。
- M02 を歌い終わって一旦はけた後に、よくあるアニメーションでメンバー紹介のやつ。 BGM は M02 のインストバージョンでした。 "Produced by つんく♂" がど頭に出ていた気がします。 どうでもいいけど。 アニメーションも立方体がモチーフになっていた…はず。
MC1
- 衣裳チェンジしたメンバーが再登場です。 デザインは渋い緑系の地色に、これまた渋い色使いのバラの柄があしらわれた、やたらヒラヒラ・ゴージャスな感じのミニワンピース。
- いつもどおり、ここは簡単な自己紹介みたいなの。 立ち位置は下手側から、ガキさん、ジュンジュン、光井ちゃん、さゆ、れいな、小春、亀ちゃん、リンリン、愛ちゃん。 しかし、自己紹介の前振り部分って大昔から進歩してないよなあ。 その場の思いつきでしゃべれば面白いのに。
M03.笑顔YESヌード
- なんつっても楽曲そのものが(・∀・)イイ!!
- 光井ちゃんの "どうしてそんなにやさしいの♪" のパート、けっこうマトモに歌えていたような気がします。
M04.色っぽい じれったい
- 暗転後、ステージ中央の小春にピンスポットが当たって台詞をしゃべり出すという演出が、ベタながらかっこよかったですね。 台詞後半は亀ちゃんが担当。
- 小春のソロパートで一瞬発声が遅れていたのは PA 操作のミスかな?
M05.大阪 恋の歌
- 台詞は光井ちゃん。
- 愛ちゃんの歌唱、若干力入りすぎな気が。
MC2
- 衣裳チェンジして再登場ですが、M05 終わりから登場するまでの暗転時間がけっこう長かったかも。
- ここは愛ちゃんが司会役で、娘。ナンバーの中から1曲を選んで、その曲にまつわるエトセトラを語るというもの。 愛ちゃんだけ立っていて、残りのメンバーは平台に腰掛けていました。 並びは下手側から、ジュンジュン、光井ちゃん、小春、れいな、(愛ちゃん)、ガキさん、亀ちゃん、さゆ、リンリン。
- 本公演では「LOVEマシーン」が選ばれて、語ったのは光井ちゃんとさゆでした。 関西弁を交えつつ、お姉ちゃんとのエピソードを早口で語りまくる光井ちゃんが可愛かったですね。 さゆは、2005年の紅白歌合戦で OG メンバーと一緒に歌った事について語っていたんですが、"毛穴から放つ威圧力" とか訳のわからん日本語が面白かったです。 あと "保田さんの最後の目力とかは、ちょっとやりすぎかなというところもあるので臨機応変に吸収していきたいと思います" とか。 台本 GJ!なのかどうかは不明です。
- ちなみに、夜公演は「笑顔YESヌード」だった模様。
M06.悲しみトワイライト
M07.Ambitious! 野心的でいいじゃん
- 衣裳は、金色に赤いアクセントが印象的なセパレートタイプのやつでしたが、表現の難しい色の生地が使われています。 足元のブーツは変わらず。
- ステージ前方で横一列に並ぶところとか、あ〜娘。だな〜って感じです。
- M07 の間奏のギターソロは音だけだと凄くダサいけど、ライブだと視覚情報に惑わされるのか印象が変わりますねw
M08.浪漫 〜MY DEAR BOY〜
- ミキティがいなくなったんだな〜と今さらながら感じさせてくれる楽曲のひとつです。 なんつっても、彼女の微妙にフラットする歌声は個性的かつインパクトがあって記憶に残りますからね〜。 上手いとか下手とか関係無しに、代わりに誰が歌っても物足りなさを感じてしまうかも。
M09.Do it! Now / 高橋愛
- 暗転後、ステージ中央にひとりで登場。 入りのサビパートの後、足を大きく回す振りがあって、隣のヲタが思わず「お〜」と唸ってました。 ワタシはたまたま双眼鏡で凝視していたのでラッキー?
- 歌はさすがのパフォーマンスでしたが、ところどころ不安定な部分も。 初回だけに緊張していたのかもしれませんね。 それにしても、Aメロの愛ちゃんコールはマヌケだと思います。
- ラップパートから、残りのメンバーが衣裳チェンジして登場です。 グッズのソロTシャツと同じ色分けの、ちょっと可愛らしい感じのミニなデザイン。 ブーツもトップと色を揃えていました。
M10.Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜
- 冒頭の台詞はガキさんでした。
- 白地に金色の柄のガウン+黒いハットという格好の愛ちゃんが下手側の立方体から遅れて登場。
- 男役として完全に作った声で歌う愛ちゃん。 リボンの騎士を彷彿とさせる雰囲気でしたね。
M11.ふるさと / 道重さゆみ
- イントロが流れて曲が判明した時点では暗転していて、ステージにひとりでいるのが誰だかわかりませんでした。 歌い出しと共にさゆの姿が浮かび上がって、ヲタども思わず「お〜」。 ちなみに、下手側の立方体に腰掛けて歌います。
- 歌の直進安定性の悪さは相変わらずですね〜。 まあ、持ち味ではありますが。 汗びっしょりでせつなそうな表情で歌う姿はなかなか味わい深かったです。
- ここからのソロコーナーは、楽曲のアレンジがピアノをメインにしたシンプルな感じのやつで、歌声を堪能するという意味では GJ だったと思います。
M12.涙が止まらない放課後 / 亀井絵里
- この曲は亀ちゃんに合っていますね。 たいへんよろしかったと思います。
M13.Memory 青春の光 / 田中れいな
- 下手側の立方体から登場です。
- 歌は普通に上手かったけれど、もう少しせつなさを感じさせるような歌い方にすれば、より良くなるのではと思いました。 そこらへんが卒メンの歌唱と比べると物足りなく感じる部分かな。
- この曲、基本的にソロ向けではないかも。 ハモリパート担当が欲しいところです。
- すごく楽しそうに歌うガキさんが印象的でした。 マジで楽しいんだろうなあ…
- サビからバックに、愛ちゃん、亀ちゃん、さゆ、れいなが付きます。 他のメンバーもいたかもしれませんが、覚えていませんw 歌い終わりとともに全員一旦はけ。
M15.AS FOR ONE DAY
- 台詞はさゆ。 締めのパートは亀ちゃん。
- 衣裳は、金だか銀だか微妙なキラキラした質感のやつで、デザインはメンバーごとにミニのワンピースだったりセパレートだったりとバラバラでした。
- スクリーンには雨の波紋を描いたような CG が表示されていました。
- Aメロの "L・O・V・E LOVELY〜○○" のヲタコール、はりきってやっているやつが多いですが、曲にまったく合っていなくてセンスのカケラもないのを疑問に思わないのかなあ? 悪しき伝統は断じて絶つべきだと思うんですが。 隣のヲタが全力でやっていて、激萎え〜。 メンバーのパフォーマンスを楽しむ以前の問題かも。
M16.サマーナイトタウン
- 別に下手というわけではないけれど、歌声に色気が足りないような気がしないでもなかったり。
- 途中で、光井ちゃん・リンリン(下手側前方)、ジュンジュン・小春(上手側前方)、残りのメンバーが中央というフォーメーションがありました。 今回のコンサートは、5期・6期グループと、7期・8期グループで二分したような演出が多々見られますが、ここらへんもそうですね。
MC3 亀井・道重・田中
- ステージ前方中央で6期のトーク。 立ち位置は、下手側からさゆ、亀ちゃん、れいな。
- 一応、"亀井絵里の今日はなんの日?" というコーナーらしいですが、グタグタさ加減が笑えますね。 そもそも亀ちゃんが仕切という時点で(ry
- 非ヲタのワタシでも十分楽しめたので、6期ヲタなら爆笑できるかもしれません。
- 最後は下手袖に移動して M17 の曲紹介で締め。
M17.モーニング娘。のひょっこりひょうたん島 / 久住・光井・ジュンジュン・リンリン
- 衣裳は、赤/白のボーダーのシャツに赤いチェックのスカート+頭に水色の帽子やスカーフで、全体的に海賊風です。
- 小春の突き抜け具合がすごいですね。
M18.モーニングコーヒー / 高橋・新垣・亀井・道重・田中
- 衣裳は、白いブラウスに紺色のタイ+赤いチェックのスカート+白いブーツでお揃いです。
- Bメロのなっちパートは、なんとさゆが担当でちとビックリです。 かな〜り危うかったですが、そこはかとなく可愛かったので OK ? サビとか、ちゃんとハモっていましたね。
M19.メドレー (1) 抱いてHOLD ON ME! (2) 直感2 〜逃した魚は大きいぞ!〜 (3) SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜 (4) 女子かしまし物語 (5) Go Girl 〜恋のヴィクトリー〜
- 「抱いて〜」の "ねえ、笑って" はさゆ。
- 「直感2〜」と「SEXY BOY〜」の繋ぎ部分はごちゃ混ぜです。 「SEXY BOY〜」はメドレーに混ぜずに単独でやった方が良かった気がしますね。
- 「女子かしまし物語」は、スクリーンにメンバーの顔がコマになったスロットが表示されて、停まった位置のメンバーが歌うという趣向になっています。 本公演はジュンジュンでしたが、夜公演は光井ちゃんだった模様。
MC4 新垣・亀井・ジュンジュン・リンリン
- 立ち位置は、下手側から亀ちゃん、ジュンジュン、リンリン、ガキさん。
- ジュンジュンとリンリンが中国語でしゃべった内容を亀ちゃんとガキさんが日本語に訳すという、台本バリバリコーナーです。
- しゃべっていないメンバーはストップモーション。 途中、ガキさんが中国語を話す部分がフックになっていますが、なにせ台本バリバリなんで1回見れば十分な気がw
- 一応落ちがあります。 んが、めっちゃ寒いです!
M20.THE マンパワー!!!
- MC4 との繋ぎ部分でスクリーンに炎の CG とか。 BGM が格好良かったかも。
- 衣裳は、パールでパステルな、すごく春らしい感じのやつ。 腰のリボンと肩につけたヒラヒラした装飾がソロTシャツとお揃いの色になっています。
M21.シャボン玉
- ど頭の "愛する人は(れいなだけー!)" はいつ聴いても凄いですねえ。 もはや、れいな以外は考えられないかも。 台詞は亀ちゃんでした。
- 下手袖でスポットライトを浴びながら曲紹介。 M22 はモーニング娘。史上、最も長いメドレーだそうです。
- 「(疲れて)ちょっと座りたいと思った人は座って盛り上がってくれても大丈夫」とか。
M22.メドレー (1) I WISH (2) ハッピーサマーウェディング (3) 恋のダンスサイト (4) そうだ!We're ALIVE (5) ザ☆ピ〜ス! (6) 恋愛レボリューション21
- 衣裳に腰からヒラヒラした布きれ追加。 色はソロTシャツと同じです。 どこかで黄色と水色の切り返しデザインなミニワンピースになっていた気がしますが、どこだったか全く覚えていません(いい加減)。
- 「恋の〜」と「そうだ!」の繋ぎ部分が、ロックしていて格好良かったですね。
- 「ザ☆ピ〜ス!」のイントロで早着替え。 一列になって歩きながら中央の立方体出入り口をくぐると、あっという間に金色(黄色?)のショートパンツなセパレートに赤いタイという衣裳で現れるという趣向です。 要するに上に重ね着していた衣裳を脱ぐだけですが、出入り口に消える前からほとんど脱ぎかけているメンバーもいましたねw
- いわゆる黄金期のナンバーをメドレーで一気に聴かせますが、なんちゅうか、楽曲そのものが持つパワーを如実に感じました。 ライブなので歌い手のパフォーマンスも大事なのは言うまでもないですが、やはり始めにに楽曲ありきかな。
- 歌い終わった後、暗転したステージの中央にみんな集まって、こちらに背を向けて何かやっていました。 給水かな?
M23.ここにいるぜぇ!
M24.みかん
- 個人的に、この曲はあまり好きではないですが、やはり自分達の持ち歌を歌う姿はしっくり来ますね。
M25.歩いてる
- オリジナルで印象に残るミキティのソロパートをさゆが歌っていました。 スキルの差はともかく、歌手としてのタイプが全然違うので違和感がありますね。 聴き馴れればそうでもないのかなあ…と思ったけれど、やっぱりいつまで経っても違和感が拭えないような気もします。
- 歌い終わった後、全員平台の縁に座る。 下手側から、ジュンジュン、亀ちゃん、れいな、光井ちゃん、さゆ、愛ちゃん、リンリン、ガキさん、小春、だったはず。
〜 Encore 〜
MC6
- 衣裳は、胸にローマ字の名前入りの半袖Tシャツ(左袖に赤い "M" の字)+デニムのボトム(ショートパンツだったりミニスカートだったり)+茶色のブーツ。 Tシャツは、亀ちゃん、さゆ、れいな、小春が水色で、他はピンクでした。
- 並びは、下手側から、ガキさん、ジュンジュン、光井ちゃん、さゆ、れいな、小春、亀ちゃん、リンリン、愛ちゃん(最初と同じ)。
- 小春が挨拶を噛んでいましたね。 噂によれば夜公演も同じところを噛んでいたらしい。
M26.愛あらばIT'S ALL RIGHT
- Bメロのなっちパートはいつもどおり?亀ちゃんでしたね。
- ガキさん<松戸の皆さん、ご一緒に!
M27.LOVEマシーン
- なにせセットリストがばれているので、イントロが流れる前に最後はこれかよ〜みたいな空気が漂っていましたw 始まってしまうと、半分ヤケクソなのか皆さんノリノリですけどね。
- 最後は、客席に手を振って挨拶→ステージ中央に並んで手をつないでバンザイ2回で締め。
とりあえず、こんな感じ。 当日のレポにも書きましたが、全シングルを詰め込んだセットリストとしては、なかなか良く出来ていると思います。 M22 のところとか上手いですね。 反面、(真の意味での)持ち歌が新曲以外中途半端な扱いになってしまったのが残念な気もしますが、ま、デビュー10年を記念したお祭りみたいなもんだと思えばアリでしょう。
現娘。ファンはもちろん、かつて娘。に興味があった人も足を運んでみてはいかがでしょうか。 今の娘。達のパフォーマンスに満足できるかどうかはわかりませんが、ステージを観ればなんらかの感慨が湧くと思います。