Living On The Edge / Sandalinas

Living on the Edge

Living on the Edge

唐突にメタルネタでも。 バルセロナ生まれのギタリスト、Jordi Sandalinas を中心としたメロディック・メタルバンドのデビュー作品です(2005年リリース)。 バルセロナ出身とはいえ、このアルバムはスウェーデンで録音されているし、プロデュースは北欧メタルバンド King Diamond のギタリスト、Andy LaRocque が担当しているし、スペインなんだかスウェーデンなんだかよく判りませんw
肝心のサウンドの方は、余りにもソツがなさすぎて没個性かも? 楽曲のメロディラインやリフなんかはストレートで嫌味が無いので聴き易い感じですが、逆に印象に残りにくいですね。 ギタリストが中心のバンドの割には、ギタープレイのテクニカルな面(ソロの構成も含めて)も物足りないし。 乱暴に言えば、BGM 用メタルにはピッタリかもしれません。 2nd アルバムもリリースされているようですが、この時代にこういう音で勝負するのは無謀な気がします。 一般層は言うに及ばず、メタルマニアにも受けるとは思えないなあ…