Hello!Project 2008 Winter 〜かしましエルダークラブ〜 中野サンプラザ(2008.1.5 18:00〜) その2
当日のレポ(id:anomala:20080105#p1)の続きです。
本編
定刻よりやや押して客電が落ち、ライブスタートです。 セットの構造は前回書いたとおりですが、下手側と上手側の端っこの方にひな壇的な部分が作ってあって、歌っていない(or準備中ではない)メンバーが腰掛けていました。 ここにいるメンバーを観察するのもハロコンの楽しみのひとつですね。 つうことで、ネタバレ全開! ちなみに、公演時間は約100分でした。
□セットリスト
M01.女子かしまし物語 エルダークラブバージョン / 全員
- 幕があがったら全員スタンバっています。 衣裳は本公演の目玉?でもあるメイド衣裳ですね。 矢口によれば "チャイナメイド" だそうで。 クラシックな感じの黒/白ベース(カチューシャやエプロンが白)で、メンバーによってデザインが違います。 中にはとてもメイドには見えない人もいましたが具体的な言及は控えさせていただきますw
- 最初の立ち位置はなっちがセンター、その後ろ両サイドに梨華ちゃんと吉澤さんという布陣で、なかなかよろしかったですね〜。 あややは最上段のセンターだったかな。
- 当然ながら歌詞はオリジナルとは違いますが、例によって適当だったなあw
- 歌い出しはあややでしたね。 里田さんのとか、中澤ねえさんが睨みをきかせつつ "ごぞんじハロプロ最年長〜♪" と歌うシーンなんかはウケていました。
- "one more time !" はなっち。
- 自己紹介も兼ねたような歌だし、オープニングにはいいかもしれません。
M02.ザ☆ピ〜ス / 全員
- ワンハーフサイズでした。
- 2曲目で、今回の公演のアウトラインが見えたような気がします。 いきなりこんなの持ってくるなよなあ。
- ごっちんパートを歌うあやや。
- オリジナルどおりの梨華ちゃんの台詞はいいとして、その後が… 梨華ちゃんのメイクがちょっと怖かったですw
- ラストの締めも梨華ちゃんがスクリーンカメラに抜かれていましたね。
ここでメンバー紹介のアニメーション。 顔写真と名前がバシッと出てくる、いつものやつですね。 BGM は「女子かしまし物語」のインストバージョンでした。
MC1
- ここは挨拶みたいなの。 全員で「あけましておめでとうございま〜す」
- オープニング衣裳のテーマについて矢口が解説していました。 要約すると、明治時代の洋館でメイド姿のわたし達がみなさんをおもてなしする、だったかな。
- MC 中にコールするアホがたくさんいてうざすぎ。 こういうところでハロコンだな〜と感じますねw
M03.やったろうぜ! / 音楽ガッタス
M04.鳴り始めた恋のBell / 音楽ガッタス
- M03 はヲタの食いつきが悪かったですね。 新曲だから当たり前かもしれないけど。
- 注目の?真野恵里菜ちゃんの歌はちと厳しいかな〜。 エッグメンは総じて余裕が無い感じでしたが、これはしょうがないか。
- バックトラックは両曲ともかっこいいかも。
- ひな壇の並び
- (下手外側から)三好、保田、中澤、安倍
- (上手内側から)松浦、稲葉、アヤカ、岡田
- 見よう見まねなのか事前に予習していたのか知りませんが、ひな壇でフリマネするメンバー達がいい雰囲気でしたね。
M05.相愛太鼓 / 前田有紀
- ゆきどんのソロでハロコンらしさが満喫できるけれど、さすがに違和感バリバリだよなあ。
- エッグメンがバックダンサーを務めていました。 ※本公演、エッグは音楽ガッタスのメンバーしか出演していません。
- ひな壇の並びは M03、M04 と同じかな。
M06.お願い魅惑のターゲット / メロン記念日
- 衣裳は、ストライプをあしらった、すごく表現の難しいデザインのやつでした。 斉藤さんと大谷さんがパンツだったかなあ?
- さすがにこの曲だとヲタどももノリノリですね。 サビの振りとか浸透している感じ。
- ひな壇の並び
M07.じゃじゃ馬パラダイス / 美勇伝
- 衣裳はお揃いの帽子+ブルーメタリックなセパレート+黒のロングブーツ。
- ダンスはともかく、3人とも歌がヘロヘロでしたねえw 聴いていてなんだかむずがゆい感じになるのはエルダークラブには似つかわしくない気がするものの、超ポジティブに捉えれば新風を吹き込んでいると言えなくはない… ダメかw
- ヲタの食いつきは M03 と同じで、ボーッと見ているやつがけっこういたりしてイマイチだったかも。
MC2
- 下手側のひな壇に、MC の二人となっちと梨華ちゃん。 並びは外側から、まこと、なっち、梨華ちゃん、矢口、だったかな? 下手上段は柴ちゃん、村田さん、こんこんだったような気がします。 上手側は内側から、里田さん、大谷さん、斉藤さん。
- まことがなっちにここまでの印象を聞いたら、なっちは毎年盛り上がるけれど今年も盛り上がってますね〜とかありがちな答え。
- 矢口が梨華ちゃんにワンダフルハーツとの違いを聞いたら、梨華ちゃんはワンダの時は最年長だったけどエルダだとフレッシュな気持ちだと答えていました。
- テーマっぽいのは「お正月にかならずやる事」 二人の答えを要約すると、こんな感じ。
- (なっち)毎年神社に行っておみくじを引くけど、今年は微妙な感じの末吉だった。
- (梨華ちゃん)地元横須賀では除夜の鐘のかわりに船の汽笛が「ボーーーー」と鳴る。 家族でそれを聞くと新年だなという気持ちになる。
M08.HAPPY TO GO! / 松浦亜弥
- セット上段に、ノースリーブなブルーのワンピース姿で登場。 ちなみに、髪型は最近のデフォの黒髪ショートで横分けな感じのやつです。
- 思いっきり出だしの歌詞を間違えていましたね〜。 いきなり "Lucky Lucky Happy to Go ため息なんか要らない〜 Yeah! Yeah!" ってw
- 歌唱そのものは、貫禄があるというか余裕たっぷりですね。 間奏のところで「皆様、今年もよろしくお願いしま〜す」とか言っていました。
- この曲はサビのところに印象的なフリが付いていますが、ほとんどやっていなかったです。 こういうのはあややの気分次第なのかな?
- なぜにこの曲?
- リラックスした雰囲気で歌は安定しているし、パフォーマンスそのものは良かったですね。
- ひな壇の並び(M08も同じです)
- (下手外側から)柴田、村田、紺野、石川
- (上手内側から)里田、大谷、斉藤
M10.ENDLESS LOVE / 稲葉貴子・前田有紀・三好絵梨香・岡田唯
- オリメンの稲葉さん、さすがのパフォーマンスで説得力ありました。
- シャッフルメンバーでの歌唱ですが、稲葉さんゆきどんと美勇伝組の力量差があまりにも歴然としていて、ちょっとかわいそうな感じでしたねえ。 歌に関しては、美勇伝の三人は本公演あんまりコンディションが良いとは言えなかったですし。
- 歌に聴き惚れていたので衣裳については記憶にありませんw
M11.WOW WOW WOW / 保田圭・吉澤ひとみ・アヤカ
- 衣裳は、やすすが赤、吉澤さんが白ベースに銀のワンピース、アヤカがトップが金で黒いショートパンツだったような気がします。 やすすは赤かった以外に覚えてないですw
- エッグがバックダンサーを務めていました。 衣裳は水色のベレー帽に水色のタイの、ワンダフルハーツ組エッグと同じやつでしたね。(かのんのいちごのツブログ 参照)
- 歌も含めたパフォーマンスに関して、いまいち印象に残っていないのは曲のせいかな♪
- 衣裳は白基調でちょっとシックな感じの膝丈なワンピースで、髪型はボブっぽいやつ。
- 歌は、最近のなっちらしく安定していて、聴いていて心地よかったです。
- スクリーン用カメラに対するアピールが凄かったですね〜。 最前列のハンディカメラに向かって歌うシーンとか。 スクリーンのあるホールコンサートで何をやればお客さんが喜ぶのか、わかってらっしゃるという感じでサスガだなと。
M13.だって生きてかなくちゃ / 安倍なつみ
- あややの「渡良瀬橋」もだけど、なぜにこの曲? いっぱいある持ち歌から、これを選曲した理由が知りたいところですが、単純に盛り上がる曲が欲しかったのかな。 なっちもイントロで「盛り上がっていきますよ」と言っていたし。
- 今回のセットリストの中で、客席が一番盛り上がった曲かもしれません。 特に、ひな壇にいた吉澤さんが盛り上がっていましたねw
- 久しぶりに聴いたので(でもないかw)、ちょっと懐かしい印象を受けました。 煽りの「いくよ!」とかいいですね。
- スクリーンの炎の CG とか色々表示されていました。
- ひな壇の並び
- (上手内側から)まこと、松浦、保田、吉澤、矢口
- 下手側にはエッグが座っていたような気がします。
MC3
- 上手側ひな壇に、まこと、松浦、保田、吉澤、矢口と並んで、2008年はどんな年にしたいかというテーマでお話。
- あややは、趣味でもあるゴルフで100を切りたいらしい。
- やすすは、学生時代からずっとやっていたアルトサックスを、さらに上達できるように練習したいらしい。 続けて、ゴルフコンペで220だったので200切りをしたいと言ったら、あややに「誰も出来ると思うんです」とか突っ込まれていましたね。
- 吉澤さんは、北京オリンピックをがんばって応援したい、初のガッタスツアーがあるので大成功させたいと語っていました。 矢口に促されて、ツアーの告知も。
M14.だんな様 / 中澤裕子
- 衣裳は白基調でエレガントな雰囲気のワンピース。 腕の部分とかシースルーになっていたような。
- 曲そのものはねえさんに合っていると思うし歌も上手いんだけれど、吉田拓郎風の字余りな歌詞がちょっと気になるかも。
- ひな壇の並び
- (上手内側から)松浦、吉澤
- 下手側にはエッグが座っていたような気がします。
- 1階30列らへん右ブロックにいた女ヲタ二人連れのコールがうるさいのなんの。 この二人は、中澤ねえさんがステージにいると他のメンバーが話をしている最中だろうがなんだろうがねえさんコール連発で閉口しました。 こういうのは結果的に中澤ねえさんに対するアンチ行為になる、という事にいい加減気がつけよとゆいたいです。
M15.人知れず 胸を奏でる 夜の秋 / 中澤裕子・保田圭・稲葉貴子
- とりあえず歌が上手いんで聴き惚れちゃいますね。 稲葉さんの高音フェイクとかかっこいいし。 これぞエルダークラブ!って感じだけど、選曲自体は微妙かもしれません。
- 中澤ねえさんとやすすが曲中に見つめ合っていたシーンが妙に印象に残りました。
- あまりにも歌が上手すぎて耳に神経が行っていたので、衣裳とか全然覚えていませんw やすすは M11 の、中澤ねえさんは M14 のと同じかな。
- ひな壇は、この曲あたりで無人になっていたような気がします。
M16.SEXY NIGHT 〜忘れられない彼〜 / ROMANS
- ユニットでオリジナルメンバーが揃っているのはハロプロでは貴重ですねw
- 衣裳は、矢口が黄色でヒラヒラした装飾が可愛らしいデザインのミニワンピ、里田さんがオレンジ色で安直に例えると月島きらりバラライカ風でした。 他のメンバーは既出のやつ(だったと思います)。 矢口の髪型が、大量に前髪があって見慣れない分、違和感があったかも。
- 歌の方は、初っぱなの矢口とか、ばっちりでしたね。 全体的には梨華ちゃんガンバレ。
- なぜにこの曲?と一瞬思ったものの、個人的ハロプロオールタイムベストテンでランクインするくらい好きな曲なので許すw
- 衣裳は、村田さんが赤、斉藤さんが紫、大谷さんが金、柴ちゃんが銀ベースで、デザインはバラバラでした。 足元は銀ラメなロングブーツで統一(されていたような気が)。
- 何回聴いてもいい歌だよなあ、これ。 Aメロ出だしの柴ちゃんが若干不安定な感じだったような気がしないでもなかったり。
- さすがにヲタどもの反応もバッチリでしたね。
- こちらは M07 とは違って、客席の反応も良かったですね。
- 衣裳は、梨華ちゃんが赤、三好さんと岡田さんがピンクなセパレートで、同色の髪飾りも付けていたかな。 足元はロングブーツでしたが、金だったか銀だったか忘れました。
- エッグメンがバックダンサー。 衣裳は M11 と同じ水色ベレー帽のやつ。
- 歌の方は M07 よりは良かったと思います。
MC4
- モーニング娘。OG が勢揃い。 髪飾りも含め衣裳は全員赤で統一されていました。 デザインは違いますが。 足元は銀のロングブーツだったかな。
- (中澤ねえさん)卒業してずいぶん経つけれど、こうやって揃ったときに声援を貰えるのがうれしい。
- (こんこん)去年は客席から見ていたのに、こうやってステージに立てて感無量です。
- (なっち)モーニング娘。誕生10年記念隊のツアーでは出来なかったことをこのメンバー7人で表現してみようかなと思います。
M19.モーニング娘。メドレー / 中澤裕子・安倍なつみ・保田圭・矢口真里・石川梨華・吉澤ひとみ・紺野あさ美
M19-1.抱いて HOLD ON ME!
- メドレーとはいえ、一応どの曲もワンコーラス+αくらいの尺(4曲で11分半くらい)があったので、それなりに堪能できた気がします。
- 矢口→なっちの歌い出しが印象的でしたね。
M19-2.ハッピーサマーウェディング
- なんつってもオリジナルどおりの中澤ねえさんの台詞のところが一番盛り上がったかも。 オリジナルどおりといえば、アチャー!は矢口でしたね。
- "やったね!" でカメラに抜かれていたこんこんがキャワワでしたが、このメンツの中に混ざっていると多少違和感が。
M19-3.Happy Night
- モーニング娘。誕生10年記念隊のツアーでもセットリストにありましたが、単純に人数が多いというのもあったけれど、エルダーメンバーゆえの迫力みたいなのは感じました。
- サビで左右に手を振る部分とか、会場の一体感もそれなりに出ていた気がします。
M19-4.恋愛レボリューション21
- ここから全員参加です。 「Happy Night」の最後の方からだったかもしれません。
- 途中から参加したメンバーの衣裳は、ソロメン(稲葉さん、ゆきどん、アヤカ、あやや)は全員ピンク基調のやつだったと思います。 エッグメンは金色基調のだったかな。
- さすがにこれくらいの定番曲になると、客席の反応はバッチリですねえ。
- ごっちんがいればなあ…と最も強く感じたのはここ。
- (●´ー`)<この星は〜♪(なっちー!)
- 从‘ 。‘)<美しい〜♪(あややー!)
- エンディングは揺れてなかったですね。
- ここは締めの挨拶です。 あらためて出演メンバーの紹介とか。 最後はなっちでした。
M20.未知なる未来へ
- ラストナンバーとしてどうよ?と思わないでもないですが、違和感があるほどでもないか。
- この曲を現場で聴いたことがあるのはモーニング娘。誕生10年記念隊のツアーに参加したことがあるヲタだけなので、まことが曲名を言った時、客席の反応が薄かったですねえ。
- オリジナルでは歌い出しはガキさんですが、ここではなっちでした。 ガキさんも喜んでいることでしょうw 2番の歌い出しはあややでしたね。
- 振り付けがオリジナルと全然違います。
- なにげに双眼鏡であややを凝視していたら、歌い出しのタイミングを間違えそうになっていましたw
最後は、全員そろって客席に挨拶で締め。 BGM は「未知なる未来へ」のインストバージョンでした。 立ち位置は、なっちとあややがセンターで、その両側に中澤ねえさんとやすすだった気がします。
とりあえず、こんな感じ。 当日のレポにも書いたとおり、昔のハロコンのようなオーソドックスなセットリストと演出なので、安心して聴いていられるという意味では悪くはないと思います。 が、やはりごっちん不在が痛いですね。 エルダークラブの核になるメンバーのひとりだったので当たり前とはいえ、実際に現場で聴いていると痛感します。
さらには、もしミキティが参加していれば、セットリストもかなり違った形になっていたかもしれません。 GAM がらみの曲が1曲もないのはミキティ不在ゆえでしょう。 参加していない人間のことをあれこれ言ってもしょうがないのは重々承知していますが、どうしても頭をよぎってしまいますね。
パフォーマンス的には、経験の少ないエッグメンバーが参加している音楽ガッタスがやや浮いている気がするけれど、全体的にはさすがエルダークラブと納得させてくれるレベルには仕上がっていると思います。 若さ溢れる躍動感だとかピチピチした空気感だとか、そんなのとは縁遠いですが、歌が好きな人には十分楽しめる内容ではないでしょうか。