Mechanical Resonance / Tesla

Mechanical Resonance

Mechanical Resonance

お掃除で発掘された CD シリーズ。 アメリカのハードロックバンド、Tesla の記念すべきデビューアルバム(1986年リリース)で、パーソネルは、Jeff Keith (Vo)、Frank Hannon (G,Key)、Tommy Skeoch (G)、Brian Wheat (B)、Troy Luccketta (Dr) というメンツ。


楽曲がめちゃくちゃキャッチーだとか、演奏テクニックが凄いとか、そういった売りはありませんが、絶妙の泥臭さと懐古趣味ぎみなところがいいですね。 若干 Eric Martin 入ってる Jeff Keith のエモーショナルなボーカルがバンドサウンドのキモでしょう。 ダミ声系ボーカリストって嫌いじゃないので、なかなか好感触です。 全体的なサウンドは、デビューアルバムにしてすでに枯れているというか、新鮮さは希薄ですね。 「Gettin' Better」とか、もろに AC/DC 風だし、他にも先達の影響が色濃く感じられるナンバーが多めな気がします。 ユニークなのは、スローバラードの「We're No Good Together」で、この手のバンドにしては、かなり泥臭い仕上がりなのが面白いかもしれません。