すけだち 新宿コマ劇場(2007.8.14 千秋楽)

いや〜、実に千秋楽らしい公演でしたね。 脚本がアレだとか、演技がどうしたとか、全部吹き飛ばすくらいの熱演で、生の舞台の良さが如実に感じられたと思います。 涙を流しながらラストナンバーを歌いあげるあややの姿を見て、こちらもジーンときてしまいました。 幕が降りる直前に思わず両手で顔を覆う姿も、この公演にかけていたであろう熱意が感じられて、もらい泣きするお客さんも多かったのでは。 カーテンコールも、熱くてハッピーでちょっと寂しい千秋楽ならではの雰囲気に包まれて、感動しちゃいました。 やっぱ現場はいいですね。


□カーテンコール
公演の感想は後回しにしてカーテンコールについて。 千秋楽公演の楽しみのひとつでもありますが、なかなか印象的でしたね。 とりあえず、最初の2回は普通に深くお辞儀の後に客席に向かって手をふるという、ノーマルパターンでした。 


3回目に筧さんが「感謝の意を込めまして、すけだちにちなみ、すだちを皆様にお配りしたいと思います!」と声をかけて、主要キャストの人達が舞台からすだちを投げまくり。 その他のキャストの人達は、すだちの入った袋を手に客席を回ってました。 ワタシの席の近所にもイケメンのお兄さんが来たけれど、ホントにただのすだちだし貰っても困るので遠慮しておきましたw
んで、この部分では、あややが「Yeah!めっちゃホリディ」の替え歌を熱唱したんですが、どこにこんだけのヲタが居たんだろと思うくらいの盛り上がりでビックリです。 サビの怒濤の "あやや〜" コールに感極まったのか、最後は泣いちゃって歌えなくなってましたね。 現場でのあややって、目に涙をいっぱいためてる姿は時々目にしますが、顔をクシャクシャにして泣いてるシーンは珍しいかもしれません。 歳を重ねて涙もろくなったせいもあるかも?


とか、感動してたら、4回目は宮川大輔さんのすんげえお下劣な小話が。 あまりのお下劣さに、あややが後ろから思いっきりどついてましたw まあ、本編の小ネタもお上品とは言えないものが散見されるので、すごく場違いというわけではないし、お客さんには大受けでしたね。


結局5回のカーテンコールがありましたが、最後は筧さんの「これ以上やるとコマ劇場の電源が落ちるのでお帰りください」みたいな言葉で締めです。 お客さんも笑ってたけど、締めとしては定番なのかな? 黙ってたら終わらせるタイミングがわからないし、だれるんで、なかなかいいなと思いました。


本編の感想他は後日にでも。