モーニング娘。誕生10年記念隊 コンサートツアー2007夏 中野サンプラザ(2007.8.11/12) その2
個人的に、昼夜2公演ある日に夜公演をスルーして帰るってあんまりやったことがなかったけど、帰宅後に時間的余裕があって楽でいいですね。 ま、夜だと公演が終わった後に、ほぼ例外なくヲタもだちと飲んでしまうのが根本的にアレな気もするけどw コンプする勢いのツアーじゃないときは、この手でいくかな〜。
中野 2Days が無事終了しましたが、特にセットリストの変更(日替わり曲とか)はなかったようですね。 つうことで、各曲の感想を適当に。 と思ったけど、その前に飯田さんについて。 出来ちゃった婚で無理の出来ない飯田さん対策をどうするのかも地味に興味がありました。 若干ネタバレっぽくなっちゃいますけど、激しそうな曲はお休みするという作戦で来ましたね。 なんの説明もなく飯田さんがはけて、いきなり4人で歌い出したりするので、おまえら察しろということなんでしょう。 今回のセットリストが当初のラインアップから変更されてるのかどうかは不明ながら、一番無難そうな線で落ち着いたと思います。 飯田さんに合わせて大人しめな曲ばかりで固めるとか、さすがに制作サイドもナシだと思ったでしょうし、大人しい曲ばかりだったとしてもステージに出ずっぱりは負担になりそうだし。 もちろん、この件に関しては釈然としない気持ちもありますが、落とし所としては正解だったと思います。
以下、派手にネタバレしてます。
□本編 ※セットリストは狼経由です。
M01 モーニングコーヒー / 全員
- オープニングのアニメに続いて、全員でセット上段に登場です。 ちなみにアニメはメンバーの顔写真(イラスト)がバシッと順番に出てくる、ありがちなやつでした。
- 衣裳は全員ブルーを基調としたワンピース。 なっちのが肩出し+ミニっぽいデザインで、キャワワでした。
- 何が残念かって、ショートだったことです。 せっかく飯田さんが参加してるのに2コーラス目がないとは。 本家がお台場に負けてどうするって感じw
M02 Night Of Tokyo City / 全員
- 懐メロキターって感じ。
- ソロパートがころころ変わるんだけど、このメンバー構成でもそんなに違和感がなくて良かったですね。 ユニゾンパートも同様です。 まあ、オリジナルに思い入れがある人なら別の感想があるでしょうけど。
MC1 全員
- ここはいつもの挨拶みたいなやつ。 なっちが仕切役でした。
- 挨拶は、なっち→ガキさん→小春ちゃん→ごっちん→飯田さんの順番です。 ちなみに並びは、下手側から飯田さん、ごっちん、なっち、小春ちゃん、ガキさん。
- 飯田さんの「今私の中には赤ちゃんがいて思うように動けないんですが〜」みたいな挨拶は微妙だなあ。 もうちょっと軽い言い方の方がいいと思いました。
M03 僕らが生きるMY ASIA / 安倍・後藤・新垣・久住
- 気がつくと飯田さんが消えて4人に。
- フリとかはオリジナル通りなのかな? なにせ、正確に覚えてるわけじゃないので、なんとなくそう思っただけですけど。
- 小春ちゃんパートは相変わらずなんだけど、お台場の「あなた」を聴いた後なら何でも許せてしまう気がしますw
M04 真夏の光線 / 安倍・後藤・新垣・久住
- とりあえず、ガキさんがすごく嬉しそうでなにより。
M05 パパに似ている彼 / 安倍・後藤・新垣
- 小春ちゃんがセット下手寄りの扉からはけます。 全然関係ないけど、3人が残ったを英語で書くと「And Then There Were Three(Genesis,1978)」
- 出だしのごっちん→なっちパートの流れがいい! 特に、なっちがすごく可愛らしい感じの声で歌ってるのが印象に残りました。 ソロコンでは、こういう風に歌う曲はないですからね〜。
- なちごまといえば、階段のところで、ふたりでイチャイチャするシーンもいいですね。
- この曲は一昨年の娘。コンでも披露されてますが、ハマり具合から言えば、こちらの方が上かな。
MC2 安倍・後藤
- ここは思い出話みたいなの。 間が絶妙ですw
- ごっちんが、やたらなっちの北海道弁を弄ってますね。 なっちヲタ的には MC で北海道弁全開はデフォなんで気にならないけど、他ヲタの人は気になるのかな?
- M06 を紹介して、なっちが下手側、ごっちんが上手側に捌けます。
M06 ふたりはNS / 月島きらり starring 久住小春
- エレベータで上段中央に登場です。 衣裳は、白いワンピースに腰の所におっきなリボンがついたきらり用のやつ。
- 口パクじゃなくて、ちゃんと歌ってるように聞こえますね。
- ここだけコンサート全体の雰囲気からは浮いてますが、絶対これ狙ってやってると思います。
M07 ラストキッス / 新垣・飯田
- セット上段下手側からガキさん、上手側から飯田さんが衣裳チェンジして登場。 ガキさんの方はチューブトップっぽいデザインのキラキラした感じのやつで、飯田さんはデザインはシンプルなんだけど生地(というか装飾?)がえらいゴージャスな感じのロングなドレス。
- 当たり前ながら、飯田さんの声はハマリますね。 ガキさんもがんばってるんだけど、ハモがないのがなあ。 オケで矢口がハモってるけどw
M08 Too Far Away〜女のこころ〜 / 安倍
- エレベータで上段中央に登場です。 衣裳は、紫っぽい花びらだか葉っぱがモチーフになった柄の膝上くらいの丈のワンピースで、花の飾りがちりばめてありました。
- スクリーンに波紋みたいなのや星空みたいな感じの抽象的な映像が表示されてました。
- リリース当初から比べると、歌い方にある種の力強さみたいなのが感じられるようになってきたと思います。 歌声そのものは、なっちらしいやわらかな響きで、いい感じ。
MC3 安倍
- テーマは「ありがとう」という言葉について。
- 初日昼は、会社のお掃除のおばさんに "ご苦労さまです、ありがとうございます" と声をかけたら、"いいえ、恐れ入ります" と返ってきて何とも言えない気持ちになった、というお話。
- 初日夜は、ひとりでランチに行って「カボチャのカレーみたいなの」が美味しかったので、姿が見えなかったけれども厨房の方に声をかけたら、ものすごい勢いで "ありがとうございましたっ!" と声が返ってきてびっくりしたというお話。 2日目昼も細部は違うけど、同じネタでしたね。
- 最後は「感謝の気持ちをこめて、ありがとう」で締め。
M09 愛しき悪友へ / 全員
- なっちがひとりで曲紹介→中央階段が開いて残りのメンバー登場という流れ。 衣裳は、ごっちんが黒+金みたいな色のセパレートでちょいセクシー。 ごまもも強調です。 小春ちゃんは黄色いミニな衣裳で可愛らしい感じ。 ガキさんと飯田さんは M07 のと同じだったかな。
- ライブで聴いても地味だよなあ、この曲。 サビとかユニゾンなのも地味さに拍車をかけてる気がするので、コーラスとかやれば良かったかもしれませんね。
M10 ハッピーサマーウェディング / 全員(セリフ安倍)
- ワンハーフ。 M01 に続いて、本家がお台場に負けてどうする。
- セリフはなっちでしたね。 リーダーっぽい立場の人が担当することが多いので、このユニットでは妥当な感じかな。 お台場みたく飯田さんでも良かった気はしますが。
M11 愛車ローンで / 全員
- やすすとなっちの CDS でも歌われてましたが、ホールでなっちが歌ってるのを観るのは2005秋コンのカントリー娘。との共演バージョン以来かな。 当たり前ながら、こちらの方がはるかに "本物度" が高くて良かったです。 オリジナルメンバー3人は伊達じゃないですね。
MC4 新垣・久住
- 奔放な小春ちゃんに、一応先輩の立場で仕切ろうとするガキさんの構図がすごい面白いです。
- 学びの広場(2日目昼は世界)っていうのがキーワードらしい。 先輩メンバーから何かを学ぼうってことですね。
- 初日は昼夜ともなっちネタ、2日目昼はごっちんネタでした。
M12 Never Forget / 新垣
- 保田バージョン(Rock Ver.)です。 深読みすればいろんな意味に取れる選曲ですね〜。 歌い方は、やすすとはだいぶ違いますが、そつなくこなしてました。 ただ、若干キーが合ってないような気が。
- ステージ上での佇まいが、そこはかとなく初々しい感じ。 ソロでの経験がほとんどないので、当たり前か。
- スクリーンに雲が流れる青空の映像を早送りしたみたいなのを映してました。
M13 シークレット / 後藤
- さすがに上手いです。 残念だったのは、バックトラックの低音が強すぎてバランスが悪かったことかな?
- スクリーンに遠くの銀河を撮影したみたいな絵が出ていて、流れ星も流れます。
MC5 後藤
M14 泣かずにいられない私です / 飯田
- 白状すれば、このセットリストで唯一曲名がわからなかったです。 ソロシングルの c/w だったとは。 個人的にソロになってからの飯田さんってそんなに興味がなかったのでしょうがないとはいえ、そのシングルを持ってたりするのがアレだw
- なっちソロとごっちんソロもそうですが、娘。にちなんだ楽曲でも良かった気はしますね。
- 歌そのものは上手いんで問題なし。 ちなみにセット上段ではなくて、中央の出入り口から歩いての登場でした。
- 天井から丸いライトと銀色のボールが沢山降りてくる演出になってます。
MC6 飯田
- しみじみとメンバーの思い出について語っています。 初日昼が小春ちゃん、夜がガキさん、2日目昼がごっちんについてでした(ちなみに、2日目夜はなっちネタだった模様)。
- 客席のヲタが「ジョンソン〜」と声をかけると、反応はするものの、どうしていいのかわからないって感じ? やっぱ昔とは違いますね。
M15 乙女の心理学 / 安倍・後藤
- この曲をなちごまで歌うとは。 とりあえず、ダンスの味わいの差が面白いですね。 ごっちんはキレが良くて、なっちはそこはかとなく優しい感じ。
- 衣裳はハロプロ得意のインド風です。 全体的なイメージは、なっちは鮮やかな青、ごっちんが金色かな。
- 音響のせいかもしれませんが、口パクっぽく聞こえますね。
M16 未知なる未来へ / 安倍・後藤・新垣・久住
- ガキさんと小春ちゃんの衣裳もインド風。 色はガキさんの方が赤/金、小春ちゃんはピンク/金で、この二人はデザインも似ていました。
- CD音源よりは勢いがあって良いです。 が、最近流行のハロプロ・ロック風味は、ちと個性が足りないかもしれませんね。 ボーカルの個性なんかはバッチリなんだけれども、楽曲そのもののテイストがマンネリな感じで惜しいかも。
M17 未来の扉 / 安倍・後藤・新垣・久住
- 久しぶりに聴いたけど、やっぱ妙な曲ですね。
- "大きくふたつ!" と、手を上げるなっちが、いい感じ。
M18 抱いてHOLD ON ME! / 安倍・後藤・新垣・久住
- 超定番ですね。 なちごまでソロパートを回してるのもあるけど、ほとんどこの二人の歌声しか印象にないなあ。
- "ねえ笑って" はできることなら飯田さんにやってもらいたかったけど、しょうがない。
- 途中のラップっぽい部分は、スクリーンに詞が表示されてました。
M19 Happy Night / 安倍・後藤・新垣・久住
- 懐メロキターって感じ。 アップテンポのファンキーなナンバーですが、こういった曲調は実に娘。らしくていいです。 途中の合いの手みたいなのが少しマヌケなところもw
- 高速に左右に手を振るフリって、客席が一体化して独特のムードになりますね。 こういうの、嫌いじゃないかも。
- 間奏でダンスを回すところも見どころでしょうか。
M20 LOVEマシーン / 安倍・後藤・新垣・久住
- この曲、何回聴いたかわからないくらい聴いてますが、なちごまがいるだけで"本物"っぽくなるのは後浦なつみコンと同じ。
- 中澤ねえさん担当の "みだら" をなっちが歌ってたけど、あらためて、あ〜そういう歳になったのね〜としみじみ。
- M15 からノリのよい曲を MC を挟まずに6曲並べてるので、普通に盛り上がりますね。
〜Encore〜
MC7 全員
M21 恋のダンスサイト / 安倍・後藤・新垣・久住
- 最後をしめるごっちんがいいわ〜。
M22 恋の始発列車 / 安倍・後藤・新垣・久住、途中から飯田参加
- 一昨年の娘。コンでも披露されてる曲のひとつですね。 頭のソロパートを、なっち→ごっちん→小春ちゃん→ガキさんと回しますが、小春ちゃんの歌がちょっとなあw もう少しどうにかならんのか〜と思いました。
- サビパートをヲタどもに歌わせる演出になっていて、スクリーンに歌詞が表示されます。 で、初日は、メンバーが歌わせるパートの時にマイクを客席に向けてたんですが、そのパートの時に歌詞が消えてる(メンバーが歌う部分だけ歌詞が表示されてる)のは手違いでしょうね。 でもヲタどもがちゃんと歌えてたのがさすがだ。 2日目に早くも手が入っていて、同じパートを2回繰り返すオケ(練習みたいなもん?)に変更した上に歌詞もすべて表示されてました。
- 間奏で、なっちが「今日はみなさんどうもありがとうございました。また私たちに会いに来てくださいね」という部分、そこはかとなくよいです。
最後は、メンバーが手をつないでバンザイするやつをやって下手側にはけます。 小春ちゃんがはける寸前に客席に向かって投げキッスをする姿がキャワワだわ。
とりあえず、こんな感じ? メンバーソロの選曲が微妙な気がするのと、使っているオケにオリジナルメンバーの声が入ってたりするのはアレですが、全体的にはいい雰囲気だったと思います。 当日のレポにも書きましたけど、懐古趣味のヲタだけではなくて、現娘。ヲタを含め、ハロプロヲタの人には是非見てもらいたい、そんな内容のコンサートです。