愛しき悪友へ/モーニング娘。誕生10年記念隊

愛しき悪友へ (初回生産限定盤)

愛しき悪友へ (初回生産限定盤)

タイトルナンバーについては何度かふれている気がしますが、丁寧に作られているのはいいんだけど、やっぱりシングルとしては地味かもしれませんね。 CD の購入層は、主としてハロプロファンになると思いますが、こういう曲調はウケが悪いんで、数字は出ないでしょうねえ。 当たり前ながら、数字だけが楽曲の評価というわけではないので、売上なんてどうでもよくないけどどうでもいいですw

 
バックトラックが、ハロ☆プロオンステージのバンドの皆さん(鈴木俊介さん、五十嵐宏治さん、スティング宮本さん、高尾俊行さん)で録音されているのはポイント高いです。 スペース多めのアレンジで、各楽器が自己主張せずにアンサンブルとしてシンプルにまとまっているし、歌モノのバックとして嫌味がなくてよいです。 個人的には、もう少し音を厚めにして奥行きを持たせた方が好みですけど、狙ってこういう音にしてるはずなので、特に気になるというわけでもないですね。


c/w の「未知なる未来へ」は軽快なロックチューンに仕上がっていて、こちらの方が取っつきやすい感じです。 ボーカルそのものやバックトラックの音が軽めなのは狙ってるんでしょう。 出だしのガキさんパートを聴いていると、ちょっと前の娘。にピッタリな感じがしないでもなかったり。 ライブでは、さらにイイ感じになりそうな予感がするので、楽しみですね。


□追記
初回限定版に付属する DVD ですが、Close-up Version のタイトル通りです。 この PV って、前作の「僕らが生きる MY ASIA」の PV と同様に、テンポアップして再生した曲に合わせてリップシンクして収録した後、オリジナルテンポにスローダウンという作り方をしているのかな。 ガキさんの瞳が印象的ですね。