保田圭・安倍なつみ カジュアルディナーショー 札幌公演(2007.6.24) 夜の部 その2
会場のジャスマックプラザホテル「ザナドゥ」は、ちゃんとステージがあるイベントスペースのようなところにテーブルを並べるので、レイアウトが自由です。 今回はテーブルが(たぶん)35 あったので、お客さんは全部で140人かな? ラ・クロシェットと比較するとかなり多いせいか、ポラ撮影と握手はスタッフの人達がせかせかしてましたね。 まあ、しょうがないか。
ワタシの席はテーブル3列目やや下手寄りでしたけど、さすがに狭い会場なので特に問題はなかったです(通路脇だったし)。 あと、この会場は2階席の関係で大きめな柱があってかなりジャマなんですが、その救済用かそれなりのでかさのディスプレイが何台か設置してあって、ステージ中央をやや上から撮った絵を流してましたね。 ふたりが客席に降りてきて歩くとき、この柱の裏側のスペース(ステージが見えないのでテーブルがない)でしばらく歌ってたのは後ろのお客さんには良いサービスだと思いました。 ということで、例によってネタバレ全開でえす。 MC部分は、後日別エントリーで。
本編
ショーの開演は 19時10分くらいで75分弱のセットでした。 まず、オープニングの SE にのせて、ミュージシャンの方々が登場。 配置は下手側から、徳武さん、ASAMIさん、岩崎さんの並びです。 さらに、今回のシリーズはやすすがアルトサックスを演奏するので、そのサックスがスタンドにセッティングしてありました。
さすがに舞台セットはなかったですが、備え付けの照明類を使うので、ラ・クロシェットのような手作りっぽい感じはやや希薄だったかもしれません。 以下、セットリストは狼経由です。
M01.モーニングコーヒー (保田サックス演奏)
- 徳武Jr.のシンプルなアルペジオのイントロから岩崎さんのエレピが入ってきて、みたいなアレンジでした。 徳武Jr.のアルペジオ、緊張してたのか若干アレだったなあ…
- 下手側からやすすが登場してストラップにサックスをセット。 ちょっと崩した感じのメロディラインだったので、一瞬曲が判らなかったりして。
- シンプルながら、ちゃんとビブラートかけてたりして、サックスらしい雰囲気出てました。
M02.僕らが生きるMY ASIA(保田・安倍)
- こちらもシンプルなアレンジ。 徳武Jr.はアルペジオがあんまり得意じゃないと見た。
- なっち登場! 立ち位置は、なっち下手側、やすす上手側でした。
- 歌い出しはやすす。 この曲はサビがユニゾンですけど、やすすの声の方がでかかった気がします。
- フリ付で歌ってました。
MC1 ※別エントリーで
M03.サマーナイトタウン(保田・安倍)
- ASAMIさんのコンガで微妙にラテン風味。 徳武Jr.はカッティングにワウかけてました。
- なっちの上パートハモが決まってましたね〜。 さすがに両名とも上手いし、昔からやってるだけはあって慣れたもんって感じです。
M04.好きで×5(保田・安倍)
- ASAMIさんが、パッドにバスタムみたいな音とシンバルの音をアサインして演奏してました。 低音がかなり強め。
- イントロと間奏で、やすすがサックスを演奏。
- 歌い出しはなっち。
- レアな選曲で、たいへんよろしかったですね。
MC2 ※別エントリーで
M05.ワガママ(保田)
- やすすソロということで、なっちはステージ下手端のストゥールに腰掛けてました。
- アレンジはすごくシンプルでしたが、ASAMIさんがコンガを叩きながらコーラスで参加。 マイクはヘッドセットタイプでした。
- 打楽器を演奏しながら歌う姿は萌えますねw Karen Carpenter とか森高千里とか(ドラムだけど)。
MC3 ※別エントリーで
M06.お願いネイル(保田・安倍)
- アレンジはシンプル。 つうか、この公演は特に凝ったアレンジの楽曲は無かったですね。 徳武Jr.がワウ踏みながらソロとってました。 コーラスは岩崎さんだったかなあ?
- この曲はやすすがコーラスだった気が。 あと、エンディングでサックス演奏も。
M07.せんこう花火(保田・安倍)
- イントロの印象的なフレーズは岩崎さんのピアノ。 徳武Jr.がソロかましてました。
- 1番をなっちが、2番をやすすが歌ってました。 サビの、なっち上パートのコーラスがなかなか決まってましたね。
- やすす上手いんだけど、やっぱなっちの曲ですね。 やすすは語尾をスパッと切る歌い方をするので、この曲では若干違和感がありました。
MC4 ※別エントリーで
M08.男友達(安倍)
- なっちソロということで、やすすはストゥールに腰掛けて手拍子。
- 徳武Jr.のコードカッティングがメインになってるアレンジ。 ASAMIさんはカホン叩いてたかな? ASAMIさんと岩崎さんがコーラス、だと思ったけど男声の方は徳武Jr.だったかなあ?(いい加減w)
- フリ付きで歌うなっち、久しぶりに見たけど相変わらずキャワワでした。
MC5 ※別エントリーで
M09.忘れらんない(保田・安倍)
- 徳武Jr.のワウなカッティングと岩崎さんのエレピで、ムード出てましたね。 ASAMIさんはパッドで演奏してましが、ノリがけっこうタイトで好きかも。
- 入りのコーラスパートがかっちょよかったです。 交互に歌うので、ふたりの持ち味の違いがわかりやすかったかも。
M10.愛車ローンで(保田・安倍)
- この曲で客席歩いてました。 なっちが下手側、やすすが上手側の階段からフロアに下りて、そのまま柱のあたりを通過するコース。 柱の裏側に一時滞在してから、横に移動して、帰路は上手・下手が入れ替わります。
MC6 ※別エントリーで
M11.ダディドゥデドダディ(保田・安倍)
- 歌いだしはなっち。 ふたりとも、ほんとに楽しそうに歌ってましたね〜。
- "コンビニ寄って立ち読みすりゃ雨が降ってきた♪"のところで、雨が降るさまを表現するやすす。 なっち「ほんとに降ってきた!」
- なっちの煽りで客席にも歌わせてました。 まさか、CDS で歌うハメになるとはw
最後は、バンドの演奏にのせてふたりが感謝の言葉をのべる→客席に礼(上手側・下手側・中央で)→下手側にはける→バンドメンバーがはける、という流れ。
とにかく、ふたりとも歌で聴かせるスキルがある上に、MC も含めて相性がバッチリ、さらにめちゃくちゃ楽しそうなステージングで、掛け値なしに満足度の高い公演でしたね。 セットリストがオール娘。ナンバーだったのも良かったです。
バンドの演奏自体は、岩崎さんの地味ながら堅実なサポートぶりと、ASAMIさんのタイトなパーカッションはなかなかよろしかったです。 徳武Jr.の演奏は、CDS に出演している他のギタリストと比較するとイマイチだったかなあ? なにげに職人タイプのギタリストが多いんで、普通に弾けるレベルだと物足りなく感じてしまうというのはありますね。 とりあえず、こんな感じ。