The Players / The Players

Players
The Players(タワーレコード)


六本木の STB139 で行われていたライブに、なっちとやすすも観に行ったという、ナッシュビルスタジオミュージシャン達によるユニットです。 リンク先(タワレコ)の CD は、Shitaka Records からリリースされている国内盤(1999年リリースのUSA盤+ボーナストラック2曲)ですが、ライブ映像等と徳武弘文さんのライナー入りの CD-ROM がオマケに付いています。 若い女性が興味を持つような音楽ではないんで、なっちとやすすが観に行っていたのは意外な感じですが、なっち春コンのバックバンドでギターを弾いていた徳武さんに誘われたからでしょうねえ。 やるな、Dr.K。


収録されている楽曲はバラエティに富んでいて、コンテンポラリーなカントリー系インストナンバーから、ほのかに漂う泥臭さがなんともいえずに渋い AOR なボーカル物、ブラスセクションとハモンドオルガンでファンキーに決めたナンバー、Lynyrd Skynyrd あたりを彷彿とさせる軽快なロックンロールナンバーと、良い意味で節操がないですね。 ウィンダムヒルかっと突っ込みたくなるようなナンバーもあったりするのが凄いですw しかし、プレイのクオリティはもちろんのこと、楽曲のクオリティもバッチリなんで、とっちらかった印象はないですね。 どの曲もすごく心地よく耳に響きます。 アメリカ南部テイストが嫌いじゃない人にはオススメの1枚かも。


CD-ROM は、日本向けに収録したと思われるメンバーのインタビュー(主として使用機材の解説)とライブ映像の他に、前述のとおり、徳武さんのライナーが収録されているんですが、けっこう付き合いがあるんですね。 バンドのギタリスト、Brent Mason が南こうせつさんのレコーディングに参加していたとは知らなんだ。