Allan Holdsworth / Alan Pasqua Band at STB139

Allan Holdsworth

本日は六本木の STB139 での、同ライブ初日でございます。 前回の Jan Akkerman の時は仕事が押してロクでもなかったので、今回は万全の俺様スケジュール体勢で望みたいところです。


ズバッと帰宅♪ STB139 でヲタトーク(もちろんハロプロネタw)に花を咲かせつつ、Allan はじめバンドメンバーの素晴らしい演奏にひたれるという、素敵な夜でした。 今回の来日メンバーは Allan Holdsworth(G)、Alan Pasqua(Key)、Jimmy Haslip (B)、Chad Wackerman (Dr)という面子でしたが、初日とは思えないハイクオリティな演奏で大変よろしかったです。
それにしても、衰えを知らぬ Allan 先生の弾きまくる姿に惚れちゃいそうでしたね。 今回の使用ギターは Bill Delap のじゃなくて、YAHAMA製(写真のやつ。 この写真では小さいので判りませんが丁度右手の辺りにYAMAHAのロゴが入ってます)のヘッドレスなカスタムモデルで、全体的なシルエットは SteinbergerGM シリーズみたいな感じ。 センターブロックが鮮やかなグリーン+両サイドがブラックというカラーリングも相まって遠目にはオモチャみたいだし、お世辞にも格好いいとは言えないですが、Allan が弾くと決まりますね〜。 ちなみに、ボディがメイプル+アルダーでトランストレム付だそうです。 アンプは Hughes & Kettner のコンボとキャビネット。 機材が変わってもサウンドは Allan らしさ全開なのは、名のあるミュージシャンならではといったところでしょうか。 今日はご機嫌もよろしかったようで、微笑みながらバンドメンバーとコンタクトをとるシーンなんぞもありました。 


ステージ上は、下手側からAllan、Chad、Jimmy、Alan の並びで、ワタシらの席からだと、Alan さんが柱に被って見にくかったです。 サウンドの方は、ボトムがやや量少な目で固い感じでしたが、分離が良くて特に問題なしだったし、楽曲にはマッチしてたかもしれません。
セットリストの方はまったく気にしてなかったんですが、割と取っつきやすい感じの楽曲が多めでしたね。 Tony Williams Lifetime の「Fred」とか演奏してましたけど、抽象的で延々ウネウネみたいな楽曲ばっかだったらどうしようと思ってましたw Alan さんが活躍するパートがけっこう多くて、バラエティに富んだ構成になっていたのと、リズム隊の二人がなかなかの GJ で、メリハリがあって良かったですね。 まあ、全体的に抽象的といえば抽象的だし、とてもポップとは言えませんけど。 この手のバンドの時には演奏技術そのものが注目されがちですが、純粋に音楽としても楽しめる内容だったと思います。


気が向いたらつづけ…