リボンの騎士ザ・ミュージカル　8/26夜公演　その2

まだ今日の2公演残っていますが、ワタシのリボンの騎士現場は昨日で終了です。　さすがに今月はなっちディナーショー3公演と予定外のリボンの騎士追加で、ぶっちゃけ銭使いすぎましたw　こんだけハマってると千秋楽が来たこと自体寂しく感じられますが、こればかりはしょうがないので、後はDVDの発売を楽しみに待つ日々になりそうですね。

□小島さん追記
OKPさんがより細かくチェックされてますね。やはりJeff Beckモデルのようです。

んでは、ここからネタバレ〜♪　今回はメンバー別で。

□三好絵梨香
初めて三好さんの牢番ピエールを観ましたが、内に秘めた熱さが感じられて、ピエール役3人の中では一番役に合ってると思いました。　失礼ながら、牢番って表向きは派手な職業ではないので、これを梨華ちゃんが演じていると、熱さが表面に出過ぎている上に微妙に派手な雰囲気があるので、なんかしっくりこないんですよね。
ののたんピエールは、松葉杖を使って不本意な演技だったとはいえ、そこそこいけてましたが、怪我をおして出てるので観てて痛々しいのと、いかんせん見た目があまりにも可愛らしいので、こちらもピンときませんでした。（三好さんが可愛くないという意味ではないです、念のためw）

あと、ベーシック・パターンだと牢番がふたりだけになりますが、ピエールがナイフを抜いた後の立ち回りとか、3人パターンに比べると、動きが自然な感じで良かったですね。

□藤本美貴
本公演も本調子ではなかったような気がします。　一番最初の出番である「魔女」の"永遠の時を〜（略）"の歌い方がいつもと違っていて違和感があったし、その後も25日夜公演ほどではないですが、声が裏返りそうになっていました。　やはり1日2公演が連続するときついんだと思いますね。　最初の頃に比べると、最後の「葬送」とか、感情表現がかなりいい感じになってきているし、コンディションさえバッチリなら言うこと無しですが、こんだけハードな公演は初めてだろうし、パーフェクトを求める方が酷な気がします。

□高橋愛
第1幕第2場はじまってすぐあたりでセリフを噛んでましたが、珍しいですね。　「リボンの騎士」の歌唱も、ちょっと苦しそうな感じでしたし、やはりミキティ同様、1日2公演が続いて疲れがたまっているのかもしれません。
誤解を恐れずに言ってしまうと、この公演は愛ちゃんがいたからこそ可能になったと思っています。　それくらい、役に嵌っているし、魅力的な演技（歌も含め）を披露していますが、余裕を持って演じられるほどハードルが低くないんで、多少のブレは致し方ないかもしれません。　万全のコンディションではなくても、ちゃんと泣かせてくれる愛ちゃんはえらい。

□石川梨華
昨日も書きましたが、一番アレ？と思ったのは梨華ちゃんですね。　歌はやや不安定でしたが、破綻するほどでもなく、そつなくこなしていたと思います。　で、一番違和感があったのが、サファイアとの決闘シーンです。　観てて愛ちゃんと全然息が合ってない感じで、キメのポーズなんかも遅れがちだし、下手側から上手側にお互いの剣を上下でぶつけ合いながら移動する部分は、ちょっともっさりした動きでした。　25日夜公演のなっちと愛ちゃんの同シーンはスピーディーでキレの良い演技だったので、余計にそう感じたのかもしれませんが。

他のメンバーより沢山役を貰って負担になっているはずですが、それさえもポジティブに捉えるくらいの人なんで、この公演に対する入れ込み具合は一番かもしれません。　舞台上で一番熱さを感じさせるのも梨華ちゃんですが、やはり公演が連続していると疲れはあるはず。　あと、2公演、持ち前の熱いパワーで乗り切って欲しいですね。

□リボンの騎士楽団
本公演でのミスはちょっとやばかったかも。　クライマックスの、瀕死のサファイアがフランツ王子に語りかけるシーン。　バックに静かなピアノの音が流れてますが、いきなり鍵盤の上になにか落としたかのような音が。　かなり音量大きかったのと、シーンがシーンなだけに非常に耳障りでしたね。
生演奏なんで、演奏中の多少のミスなら別に気にしませんが、こういう不注意なのは原因がなんであれよろしくないと思います。

□小川麻琴
今回の演出は先に役者ありきで、役者の魅力を最大限に生かすような形になってますが、まこっちゃんのナイロンも本人のキャラにぴったりハマってますね。　一応悪役側ですが、人の良さが感じられる、ちょっとコミカルなキャラ設定になっていて、ホントにぴったりです。
うちわの歌は音域の関係かイマイチですが、演技の方はブレも少なくて毎回安心して観ていられました。　ブレがない分、ネタにはなりにくかったりしますがw　シリアスなシーンもそつなくこなしているし、細かい演技もいけてますが、完全にソロの歌がなかったことだけが残念ですね。

まこっちゃんで気になるのは「腐ったリンゴが〜」のシーン。　唐突すぎるにも程があるけど、別にまこっちゃんのせいじゃないかw

□その他

美しすぎる吉澤さんは演技も歌もばっちりでした。　ここのところの安定感からすると、今日もばっちりでしょう。　しっかし、演技中の表情と、カーテンコールで挨拶している時の表情のギャップはすごいですね。
おかまサファイアは引き続き「まあ〜ステキ。行きましょうよ〜。ウフフフ」でしたが、よりパワーアップしてますねw　スカウトれいなの腕を思いっきり掴んでれいなが痛がる演技もパワーアップしてるような気が。
れいなの相棒、スカウトさゆですが、歌がちょっとさゆってたかも。
最後の「葬送」らへんは、やたら涙浮かべてる出演者が多いような気がします。　もちろん観客の方も。
フィナーレのミキティは「わたしがついてる。」で吉澤さんと手と手を取ってる時以外は微妙な笑顔で怖いです。（あややゲストの回だけ例外）

まだなんかあったけど忘れちゃったなあ…　とりあえず、こんな感じ。