リボンの騎士 ザ・ミュージカル 8/24夜公演
休演日をはさんで、なっちフランツ王子再登場ですね。 今日・明日で4公演ありますが、前回からどれくらい変化しているか楽しみです。
さすがに平日の追加公演なせいか、客の入りは寂しかったかです。 ま、直筆サイン入り生写真の当選確率を左右するくらい少ないってわけでもなかったすがw 今日は1x列のセンターブロックでしたが、座席の段差が少な目ですね。 前列に座高高めな人がいたんで、ステージの両翼が見にくかったです。 中央方向は座席がやや千鳥配列っぽい感じなんでよく見えましたが。 あと、たまたま通路席だったんですが、遅れてくる人がけっこういるんで気になりますね。 着席だと通路席のメリットは少ないかな。
□本日の小島さん
メインは白/SSS配列、サブはゴールド/HSH配列の組み合わせでした。 このゴールドの方ってマッチヘッドだったんですね。 ストラップもギラギラした派手なの使ってましたし、けっこう派手好きなのかもw レッド/シルバーでHSH配列のラメラメなやつ、ちょー派手だし。 冒頭のシーンで、舞台を笑顔で見下ろしてる姿が印象的でした。 350ミリ缶は発見できずw
あと、第1幕だけ後ろのマイク・スタンドのアーム(フルートの人用かな)に「案内嬢(赤地に白文字)」ていうネームプレートみたいなのが貼ってありました。 どういう意味だw
んではネタバレ〜♪
□本編いろいろ
- 大臣初登場シーンの小ネタは山上兄弟の"てじな〜にゃ"みたいなやつ。
- いまさらですが吉澤大臣で一番気になるのは、魔女ヘケートと対面するシーン。 帽子をかぶってる時はそんなでもないですが、あのシーンは帽子を脱いでいて、前髪はらりですげえ美男子です。 ホントに少女漫画そのままみたいな感じなんで、あそこだけ見たら大臣には見えないですね。 美しすぎるって罪だわ。
- 王様の庭にある植え込み、ヒマワリが異質な感じがします。 こんなの誰も気にしてないかw 秘密兵器のオウムの種類がよくわからないのも気がかりです。 こんなの(ry
- 淑女の登場シーン、上手側・下手側スポットライト同時点灯! リピーターが見たら「あ〜やっちゃった」って感じですねw
- やっぱ梨華ちゃん淑女はいい! ものすごくイキイキとした表情で、見ているほうも楽しくなっちゃいます。 その分、他の淑女が割を食う感じ。
- 囚われたフランツ王子を逃がす亜麻色の乙女のシーン、小道具のランタンに火が点ってなかったです。 吹き消す演技はスルーして、スカートつまんで走り去りました。
- 魔女ヘケートと大臣のシーン、最後に回転するセットで消えていきますが、回転がいつもと逆だったような気がします。
- ミキティは歌(魔女2)で若干リズムと合ってるかどうか微妙なところがありましたが、演技の方はメリハリ強めで良かったと思います。 魔女ヘケートとサファイアのシーンとか、クライマックスシーンとか。
- 梨華ちゃんピエールは白目がこわい。
- 男になったサファイアが倒れている王妃の元を離れるとき、ナイフ持ってなかったような気が。
- 愛ちゃんは全体的に良かったですが、「許しあい助けあい」で若干声がかすれてました。 あと6公演なんで、なんとか踏ん張って欲しいところです。
- その愛ちゃん、決闘後のシーンではいつも以上に涙流してたような気がしました。 見てるワタシもキモくシンクロしてましたけどw
- 「葬送」の歌い出しで目にいっぱい涙を浮かべてる梨華ちゃん。
- 最後のシーン、小春ちゃんの演技が抑揚があってなかなか良かったですね。
□牢番ピエール
今回の脚本は色々と難がありますが、一番違和感があるのが、第2幕第1場の「監獄」ですね。 牢番ピエールってどんなやつ?って聞かれたら誰も答えられないんではw 多少思慮分別があるってことくらいしかわかりません。
人物像が曖昧な人間が、王妃といくつかの言葉をやりとりするだけで、自分の家族のことも顧みずあっさり大臣の命令に背くという流れは、いくらなんでも… 時間の制約でしょうがないのかもしれませんが、人物像をはっきりさせるエピソードとか挿入した上で、心の葛藤を時間をかけて描写して欲しかったですね。
なんで大臣の息子がプライオリティ2番目なの?みたいな疑問は、そういうお約束の一言で片付けても大した問題じゃないと思いますが、登場人物のキャラクターが曖昧なのは劇として深みが無くなると思います。 って、こんなこと書いてるとキリがないかw
□新垣里沙
今日も良かったです。 淑女とヌーヴォーの二役をこなしてますが、役に合わせた演じ分けはバッチリじゃないでしょうか。 とにかく、場面場面で表情がコロコロ変わります。 前にも書きましたけど、それ見てるだけで"ミュージカル見てる"っていう気分になりますね。 歌の方も「フララフラ」の歌い出しなんて、梨華ちゃんの強烈なキャラに負けてませんし、「戦いのとき」も安定していてよいです。 なんというか、手抜き一切無しの全力投球って印象で好感度アップですね。
□安倍なつみ
もう演技がめちゃくちゃ良かったです。 フランツ王子役3人の中では一番声を作ってますが、感情表現はもちろん、メリハリも十分だし、一皮むけて本領発揮という感じ。 特に牢獄のシーンは、見ていて一気に引き込まれました。 殺陣のシーンはまだ改善の余地ありですが、ダンスなんかもばっちり決まって、危なげなく見ていられましたね。
歌の方はやや不安定な感じもありましたが、感情の込め方とか、まだ手探り状態なのかもしれません。 いや〜、明日も楽しみだなあw