Dixie Dregs/Free Fall

Free Fall

Free Fall

記念すべきDixie Dregsのデビュー・アルバムです。(1977年、カプリコーン・レーベル) パーソネルはSteve Morse(G)、Allen Sloan(Vn)、Steve Davidowski(Key)、Andy West(B)、Rod Morgenstein(Dr)。 


デビュー作にして、すでにDregsの基本的なスタイルが確立されているところが単純にすごいです。 30年近く前の作品ですが、楽曲の出来やメンバーのパフォーマンスなど、色あせる気配すらありません。 収録曲はすてべSteveの作曲ですが、音楽性の幅広さが遺憾なく発揮されたラインアップになっている上に、メンバーが卓越した技術でDregs流に料理していて飽きさせません。 多彩なスタイルでかつ完成度がめちゃ高い、というのはDregsの魅力ですからね〜。 Steveが大学時代に見て感銘を受けたという、Mahavishnu Orchestraの影響を強く感じさせる楽曲もあったりして、なかなか興味深いですね。 それにしてもDregsの代表曲ともいえる「Cruise Control」はいつ聴いてもかっちょいいなあ。